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名前を調べる上で知っておくと役立つ基礎知識を掲載しています。
人のもっている個性や実力、性格の違い以外にも、「名前」の良し悪しで生涯が大きく変わることもあるとされます。
ご参考にしていただき、当サイトの活用の一助になれば幸いです。

 

 

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基礎知識
語句解説
名前 人名を構成するもの。家族を表す名字(姓)ではなく、個人を識別する名を指すことが多い。
名字・苗字 「名字」は、同じ氏を名乗るものが各地に増え、「氏」を区別するために領地の地名をとるなどして名乗るようになったもの。なお、現代では氏・姓・名字(苗字)の区別はなくなった。
良い名前、悪い名前 名前は一生のうち、何千、何万回と書き、呼ばれるものである。運命に大きな影響を及ぼすとする考え方もあるように、「良い名前は幸運を招き、悪い名前は不幸を招く」と姓名術ではいわれる。
字画の基礎知識
天格 姓の画数の合計数。これだけでは吉凶を表さないので、吉数でも凶数でもかまわない。人格数、地格数とバランスがとれているかどうかによって吉凶を判断することができる。
人格 姓の最後の文字の画数と、名の最初の文字の画数との合計数。その人の性格と人生を表す。また、天格数とバランスがとれているかどうかによって、成功運を判断することができる。人格数が吉数であれば、日々の努力が報われ高い評価と地位を得ることができ、目上の人、同僚など問わずみんなに慕われ満ち足りた人生を送ることができる。また、経済的にも恵まれた一生を送るとされる。人格数が凶数だと、どんなに一生懸命努力しても成功することは難しく不満の多い人生になりやすい。チャンスがあっても、思いがけない不運に見舞われて逃してしまうなど、不遇な一生を送ることになる。人格数は、社会的な成功に大きな影響を及ぼし、特に男性は人格数の吉凶によって人生が左右されるため、注意が必要である。女性も人格数に吉数をもてば成功への切符を手に入れることができるが、人格数が強すぎると、社会的には成功しても、家庭的にはあまり恵まれず、別居、離婚、死別などの恐れもある。
地格 名前の画数の合計数。子どものころの運命を表す。また、人格数とバランスがとれているかどうかで、境遇が安定的であるか判断する。地格数が吉数の人は、家庭に恵まれ安定した環境の中で、幸せな子ども時代を過ごすが、凶数の人は、両親の愛情に恵まれなかったり、経済的に不安定だったりと、満たされない子ども時代を過ごすとされる。
外格 姓名の全画数から、人格数を除いたもの。ただし、一字姓、一字名の場合は、双方の画数の合計数。配偶者や対人関係の吉凶、運勢の流れなどを判断する。外格が吉数の人は、交際上手で誰とでもスムーズな人間関係を結ぶことができ、多くの友人に囲まれ幸せな人生を送ることができる。何か問題が起きてもうまく対処でき、家庭も円満である。凶数の人は、愚痴が多く不平不満が絶えない。せっかく友人や配偶者に恵まれても、結局はみんなに見放され、さびしい人生を送ることになる。
総格 姓名すべての画数の合計数。一生の運勢を表す。ただし、総運数が吉数であっても、天格、人格、地格の三格のバランスが悪いと吉数の暗示は現れないので注意。総格が吉数の人は、何事も順風満帆、安定した幸せな一生を送るが、三格のバランスが悪い場合は、様々なトラブルに悩まされがち。逆に、総格が凶数でも、三格のバランスが良い場合は、中年まではなんとか順調な人生を歩むことができる。しかし、晩年には凶数の影響が出てさびしい老後に。
姓名数のバランス 人格、地格、外格、総格の画数が吉数であり、さらに天格、人格、地格の三格のバランスがとれていることが、幸せを招く名前の条件とされる。
三格のバランス 三格とは天格、人格、地格のことをいい、どんなに運数が良くても、この三格のバランスに欠けると、幸せな人生を送ることができないとされるため、名前をつけるときには、画数はもちろん、三格のバランスも考慮することが大切とされる。
一字姓・一字名 名字や名前が一文字の場合、仮数として一画を数える場合もありますが、赤ちゃん名づけでは、仮数を加味せず字画診断を行っております。
良い名前の条件
画数がよく、三運の調和が良いこと 画数には天格、人格、地格、外格、総格があり、これらの画数と三運の調和が良いことが条件とされる。
読みやすいこと 名付けには法律で定められた漢字のみ使用できる。読み方について制約はないが、奇抜すぎると名刺交換などの際に困ることもある。
書きやすいこと 名前は一生のうち、何万回と書く。画数が多い、めったに使用されない漢字などは困ることも多くなる。
見た目に美しいこと 名だけではなく、名字に続けて書いてみることで、姓名のバランスをみることができる。名字も名も画数が多すぎる、又は、画数が少なすぎる、などもバランスを欠くので注意。
聞きやすいこと 呼ばれることも多くなるため、響きが良いことも大切。音には、かたいものとやわらかいものがあるので、意味とともに考慮すべきである。
呼びやすいこと 聞きやすいことと同時に呼びやすいことも大切。名字とのバランスを考えて呼んでみると良い。
個性的であること 名前には、流行があります。人気の名前は多くなり、ありふれた名前になってしまう場合もあります。個性が強すぎても将来的に困る場合もあるため、バランスを考えて考慮すべきである。
その他
避けたい名前 語呂合わせのような名前、不吉な文字、不潔な印象を与える文字は避けたほうが良いといわれる。歴上の有名人物や男女の区別がつきにくい名前、名字か名前がはっきりしない名前なども、よく考えて名付けるべきだといわれる。

 

 

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呉音と漢音の違い
呉音とは 日本漢字音のひとつであり、古くは中国の南方系の音の伝来したもの。「行」をギャウとする類であり、仏教用語などとして後世まで用いられた。平安時代には、後に伝わった漢音を正音としたのに対して和音(わおん)とも呼ばれた。
漢音とは 日本漢字音のひとつであり、唐代、長安(今の西安)地方で用いられた標準的な発音を写したもの。遣唐使・留学生・音博士などによって奈良時代・平安初期に輸入され、「行」をカウ、「日」をジツとする類であり、官府・学者は漢音を、仏教では呉音を用いることが多かったといわれる。
ひらがな、カタカナの基礎知識
由来 「ひらがな」は平安時代、画数の多い「万葉がな」に代わりつくられた。「カタカナ」も「ひらがな」同様、文字を簡略化させる目的によりつくられたものである。全て漢字がベースになっているが「ひらがな」は1文字をくずし作成し「カタカナ」は1文字のうちの一部をくずしたもの、が主流となっている。
※「名字」の基礎知識を更に詳しく知りたい方はこちらを参照ください。