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ProteoxMX 多くの配線容量に対応し、多数の実験に対応可能なモジュール式の無冷媒希釈冷凍機
超電導量子ビット
スピン量子ビット
量子輸送測定
Key Specifications
Features
- カスタマイズ可能な 2 次インサートに最大128*のSMAコネクタを搭載。豊富なLOS（Line-of-Sight）ポートを備え多数の同軸配線が必要なアプリケーションに対応。
- 配線オプションについてはお問い合わせください。
- 直径360 mmのミキシングチャンバ―プレートにより、大容量の試料室空間へ様々な実験セットアップを取り付け可能。
- カスタマイズ可能な自立型 2 次インサート。
- 複数の 2 次インサートを用いても、DC配線、同軸配線、低温エレクトロニクス、試料は完全に対応。
- 特許取得済みのガスギャップ・ヒートスイッチ技術により、システム内プレート間の熱伝導を自在にコントロール。
- 新開発のガスハンドリングシステムにより、ミクスチャーガスを長期間保持する信頼性が向上。
Platform Solutions
ソフトウエア
- ローカルでの装置制御に加え、OSに依存しないウェブベースのソフトウェアを利用して装置へリモートアクセスが可能。
- ワンボタン操作のための自動化ルーチン。
- 完全なマニュアル制御と、プログラム可能インターフェースを利用したカスタムルーチン制御に対応。
- ライブプロッティングによる強力なデータ参照・グラフ化パッケージ付属。
システム
- ガスハンドリングシステムを全面的に再開発し、長期的なミクスチャーの保持のために最小限の配管接続箇所とO-ring接続数を実現。
- 高剛性フレームを採用し振動を最大限に低減することにより、アクティブダンピングが不要。
- 相互に互換性のあるモジュール式でアップグレード可能なプラットフォーム。
カスタマイズ可能な 2 次インサート
複数のユーザーや複数の実験を行う場合、又はシステムを長期間運用することを考えた場合に最適なオプションです。サイドローディングの 2 次インサートは、Proteoxシステム間で相互に交換することも、装置から取り外して作業台で実験セットアップを組み付けることも可能です。光学実験では、システムの外で光学的アライメントを行うことができるため、セットアップ時間を短縮可能です。
カスタム化された 2 次インサートを使用することで、同軸配線、サーキュレーターやアンプなどの低温エレクトロニクスを製造時に工場で組み込んでテスト後に納品することにより、システム到着後すぐに実験が始められます。
- 2 次インサートに必要な部品を直接組付け。
- 工場で敷設できる低温エレクトロニクス用ブラケットを多数用意。
- アンプやアイソレータを同軸配線に組み付けて、試料空間を最大限活用。
- 最大 128 本の SMA コネクタに対応の 2 次インサート。
Options / Accessories
標準的なアクセスポートを超えて、2 次インサートは、DC配線、同軸配線、受動部品を含む一連の実験セットアップに対応。
- フレキシブルなモジュール形式により、多様なアプリケーション要求に適応
- 117 mm × 25 2mm の大型長方形 LOS アクセスポート。カスタマイズ可能な 1 枚のプレートとして、または ISO100 ポート 2 個と各種標準オプションで構成可能。
- 2 次インサートは、特許取得済みのボトムローディングシステムをオプションでご注文いただけます。これにより、迅速なサンプル交換が可能になり、マグネットとの組み合わせも可能になります。
標準的オプション
ISO100-2
標準構成は ISO100 ポート ×2、複数の ISO100 オプションにより実験に適した配線が可能。
- ISO100 ポートあたり最大 37 本の UT85 コアックス
- 実験用ハードウェアの取り付け用に、格子状の M3 ネジ穴加工済ブランクプレートオプション。
BLL-60
- 60 mm サンプルパックに対応し、コールドフィンガーアセンブリによる迅速なサンプル交換が可能になる 2 次インサート。
BLL-72
- 72 mm サンプルパックに対応し、コールドフィンガーアセンブリによる迅速なサンプル交換が可能になる 2 次インサート。
2 次インサートの代替となるブランクプレートオプション
- 2 次インサートが不要の場合、格子状の M3 ネジ穴加工済ブランクプレートをオプションで用意。
カスタマイズ 2 次インサートオプション
- 実験ニーズに合わせて 2 次インサートをカスタマイズ。
様々なDC配線
- 銅、コンスタンタンまたはNbTi導体を使用した24ウェイツイストペアDCルーム(シールド可)。
- 500MHzまで対応可能なフレキシブル同軸配線 (S1) 。
- シングルモード/マルチモード光学ファイバー。
- 高周波ノイズを効率的に取り除くサーモ-コアックス。
- ピエゾデバイス駆動用の低インピーダンスルーム。
- 18GHzまたは40GHzの帯域幅で動作するSMAまたはSKコネクタ付きのUT34およびUT85同軸線。
- ステンレス、CuNi、NbTiなどの同軸導体のラインナップ。
- すべての実験プレートにオプションのバルクヘッドコネクタと0dBアッテネータを使用して効率的な導体の放熱を実現可能。
アッテネータ
アッテネーターは放熱用の0dB及び3dB、6dB、10dB、20dBアッテネーターからライン毎、プレート毎に選択可能。
100mK以下のプレートに多段ローパスフィルターを設置可能。
- 170Hzから 110 kHzまで4種類のカットオフ周波数が選択可能。
- フィルタ基板の遮蔽と放熱のため金メッキを施した銅製のシャーシにRFガスケットを装着。
特許取得済みのボトムローダとアクティブ・ガスギャップ・ヒートスイッチ技術により、サンプルパック挿入後の冷却時間を6時間以内に短縮することができ、特にマグネットシステムや量子ビットスクリーニングに適しています。ProteoxMXでは、サンプルローダは 2 次インサートに統合され、実験用の配線を行うためのハーメチックフィードスルーや配線の放熱用の機構も含まれています。
- システム全体を室温に温める必要がなく、短時間かつ容易にサンプル交換が可能。
- サンプルパックの装填作業は15分以内で、装置は自動的にベース温度まで冷却されます。
- 1つのサンプルパックで最大28本の高周波配線と96本DC接続が可能。
- 複数のサンプルパックで異なる実験セットアップを組み付けることができるため、マルチユーザーにも対応可能。
- 特許取得済みの装填機構により、安全で簡単な操作。
- ESD protection (パックがシステムに接続される前に、サンプルを設置又はやバイアスをかけて、「make-before-break」を実施。
- 最大 150 μW@100 mK の冷却パワー。
- 12 mK 以下のベース温度。
- 標準で1Tから14Tまでの最大磁場強度マグネットから選択可能でPersistentスイッチ標準装備。
- フィラメント数が多く、小型化、高掃引速度、低フラックスジャンプを実現。
- 直径77mmから152mmの大口径ボアマグネットも選択可能。
- 最大掃引速度2A/分。
- クエンチ保護機能付き。
- 垂直磁場は9Tまで、水平磁場は3Tまでの3軸ベクトルマグネット。
- 90mmの大口径ボア。
カスタムマグネット
- 高磁場均一度、パーシステントモード時の磁場安定性、磁場分解能等のカスタムオプション。
- スプリットペアマグネットやアクティブシールドマグネットなど、先進的なマグネットデザインも対応します。
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