舞台挨拶では冒頭に突然、銀さんの着ぐるみが登場。劇場内をうろうろしながらお客さんと交流していると、「ちょっとちょっと、万事屋の旦那!何うろうろしているんですか!?」と太田があわてて姿を見せる。その後、銀さんが「真選組の舞台挨拶に集まった暇人どもの顔を見に来た」と毒舌を太田に耳打ちする姿に会場は大きな笑いに包まれた。ひとしきり暴れて満足した銀さんが退場すると、太田が改めて来場者に挨拶。続けて「真選組メンバーの皆さま、どうぞー!」と呼び込むと大きな拍手の音の中、中井、真殿、千葉、鈴村が次々と登壇した。2016年に東京・両国国技館で開催された「銀魂晴(ハレ)祭り」以来のイベント登壇となった真殿は「今日はたっぷりと、言葉で殺してやるよ」と決めゼリフで会場を盛り上げた。
「銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇」に関するトークでは、2008年に「真選組動乱篇」のエピソードがTVシリーズとして放送され、さらに2012年に今回と同じ特別編集版が、新宿バルト9で1日限定で上映されたことなど、作品にまつわる歴史が語られる。キャスト陣は「最初にアフレコしてから15年以上も経ったのか…!」「地デジカがいたころだよね!」と感慨深げにリアクションしていた。また真殿は「真選組動乱篇」の収録で初めて「銀魂」に関わった当時を振り返り、現場で「銀魂ってシリアスでいい作品だねー!」と話したところ、「普段は下ネタばっかりですよ」と言われたという思い出を語っていた。
イベントでは「銀魂オンシアター2D 真選組動乱篇」だけでなく、10月に放送予定のアニメ「3年Z組銀八先生」も話題にあがる。初公開となる約30秒の真選組メンバー登場シーンの本編映像が披露される一幕もあり、映像を観たキャスト陣は「もっといいシーンあっただろ!」「真殿さん出てないの?」と茶々を入れつつ、初公開の真選組の姿に盛り上がった。
最後はキャストが一言ずつ挨拶で締める。中井は「『銀魂』に熱意を持ち続けてくれている皆さんのおかげで、『銀魂』は続いております。どうもありがとうございます!」、真殿は「皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか?ありがとう!」と感謝を伝える。千葉は「本当にありがとうございました。僕が裸にならなくても、真殿さんがなるかもしれません!」と冗談を入れ、鈴村は「映画の沖田のシーン、神がかってましたね。皆さんあっての『銀魂』です!今日奥さんに『銀魂ってまだやってるの!?』と驚かれました!これからも応援よろしくお願いいたします!」と妻の坂本真綾とのエピソードを挟んだ。太田が「本日は誠にありがとうございました!これから続いていく『銀魂』もをよろしくお願いいたします!」と観客に呼びかけイベントは幕を閉じた。
「銀魂オンシアター2D」第4弾となる「真選組動乱篇」は2月7日から3週間限定で劇場上映中。2月21日には「かぶき町四天王篇」の上映が同じく3週間限定でスタートする。それぞれ週替わりの入場者プレゼントも用意。「かぶき町四天王篇」では1週目に「スナックお登勢ステッカー入りマッチ箱(全2種)」、2週目に「原画風イラストカード(全2種)」、3週目に「キービジュアルカード(全1種)」が配布される。
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「銀魂」真選組キャストが「地デジカがいたころだよね!」と最初の収録懐かしむ - コミックナタリー
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