めんつゆ うに丼 絹かけ丼
こんにちは。まずはめんつゆの説明からします。
厚削り節をいちど沸かしてアクをざっくり取ります。
ビンに詰めます。
限界まで熱くするためAnovaくんが本気を出します。数時間やります。
煮詰めないので香ばしく澄んだダシが取れます。これが正しいのかは知りません。
ダシにかえしを1/3量加え、加熱したり冷ましたり加熱したり冷ましたりしてめんつゆが完成します。
羅臼の塩水うにが届きました。エゾバフンウニです。人に渡す分も含めて600gあります。
飯を炊きます。やや固めに、料理酒をごく少量加え、昆布を1片
めんつゆを薄めたものを餡にします。
湯葉も自作したかったんですが適切な豆乳が近場になかったので購入
というわけで本番です。
このようになっています。皆さんは、このようになっていますか?
猫が鳴いています。鳴きすぎ
うに丼が完成しました。
空気に触れると即劣化が始まり、ちんたら食ってると味が変わるのでとっとと食います。
あーうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまいうまい
で、続きがあります。酢飯ではない飯をこちらに用意します。
先ほど作った餡をぶっかけます。
生湯葉がもっときっちり膜になってるかと思ったら曖昧で、とにかく広げます。
うにをぶちこみ生湯葉でとじるのですが、量が量なので不可能です。
これをさらに餡でかぶせ、わさびを添えて完成。これはオリジナルがあって、絹かけ丼というのですが、やってた店が消滅してしまいもう食えません。なければ作る気持ちが大事です。早速いただきましょう。
食べた途端予想以上にうますぎて頭がおかしくなり「なんだこれは」「どういうことだ」「おれはもうだめだ」など口走ります。
そして、黙ってしまいます。人体には謎の感謝が発生し鳥肌が止まらなくなります。
やがて時間がとまり、自分をやや後方から俯瞰するもうひとりの自分がいることがわかり、全クリしてしまいました。
本当に旨いものを食うと笑う事例がありましたが、泣きに傾くものもあるということが判明しました。
また来年これを食うために生きてゆかないといけないな、と思いました。
- おわり -