NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 第６話のあらすじは以下の通りです。
第6話「初恋の別れ道」
井伊谷に戻った亀之丞は、元服の儀を行い、井伊肥後守直親と名を改めます。この変化は、家老となった政次にとって複雑な感情を抱かせる出来事でした。亀之丞の帰還は喜ばしいものの、それによって奥山朝利の娘との縁組は破談となり、政次の子が井伊家当主となる可能性も消えてしまったからです。
儀式が終わり、直親は次郎法師との結婚について直盛に問いかけますが、政次が答え、今川の太守様に直親の帰参を許可してもらうことが先決だと述べます。かつて「鶴、亀」と呼び合い親しかった二人ですが、今は名前も立場も異なります。
直親は次郎法師の還俗について話を進めますが、今川家が尾張攻めの最中であり、直親の帰参や次郎法師の還俗を願い出ることは困難な状況でした。次郎法師は、直親と一緒になるために死んだことにして、名を変えて別人として生きる計画を提案されますが、次郎法師はこの計画を断ります。井伊家のためには、とわは死ぬわけにはいかないと考えたからです。
最終的に、直親は奥山朝利の娘・しのを妻に迎えることになり、政次にも身を固めるよう促します。直親と次郎法師は、未練を断ち切り、別々の道を歩むことを誓います。
このエピソードは、愛と義務の間で揺れ動く登場人物たちの複雑な感情が描かれており、視聴者に深い印象を残しました。
