世帯年収1000万円で都内にマンションを購入したい!都心と郊外、どちらが賢い選択?
世帯年収1000万円以上の夫婦をパワーカップルなどと呼んだりするが、実はそれほどのパワーはない!? 東京で買う場合に、都心と郊外のどちらのマンションを買うべきかを解説してもらう。
東京のマンション価格が高騰するなかで、賢く買うにはどうしたらいいか? まずは、都心のマンションと郊外のマンションのどっちがいいのかを考えてみたいと思います。
いきなり厳しい現実を突きつけてしまいますが、私の答えは「そもそも世帯年収1000万円なら郊外しか選択肢がない」となります。
私の考える“都心”とは千代田区、港区、中央区の都心3区および、渋谷区、文京区、新宿区、品川区、目黒区あたりの準都心区です。この都心3区で家族が住める広さ(床面積60〜70㎡以上)のマンションを買うとなると最低でも予算は2億円になります。
周辺の準都心区でも予算的に1億2000万円はほしいところです。これでは、実家が“極太”などの特殊要因がない限り、どんなにあがいても世帯年収1000万円では都心に住む夢は叶いません。
マンションアナリスト。「のらえもんブログ」やSNSでマンション購入に役立つ情報を13年以上にわたり発信。著書に『絶対に満足するマンション購入術』(廣済堂出版)など。「スムログ」発起人。住み替え支援サービス「すみかえもん」もプロデュース
パワーカップルでも厳しい!? 都心vs郊外どっちが賢い選択?
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※写真はイメージです