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オジギビト集会所本部長室R

路上観察サイト「オジギビト集会所」本部長のブログ。本ブログではアフィリエイト広告が掲載されています。

【Mac】オールドMacを久々に起動させてみる

 現在所有する、Intel製CPUになる前のオールドMacのうち2台を、久々に動かしてみた。結果から言うと「ちゃんと動いた」ので一安心であった。
 これはPowerBook 2400c。1998年4月発売の機種である。

PowerBook 2400c(動いて一安心)

システム7.6だった

 初めてこのマシンを見たのは、何かの集まりで東京の某大学の学生が持ってきていたのを見せてもらった時であった。思った以上のコンパクトさに驚いたものである。(しかし重量はなかなか……とも思ったが)
 その後しばらく経って、思いがけず自分の所に一台、転がり込んできた。外付フロッピーディスクドライブはなく、電源アダプタのみが付属していたが、これに関してはまあ「動く」だけでも良しとしておかねばならない。ちなみに当然、バッテリーはほぼ使い物にならないので、AC電源で動かすしかない。
 ちなみに経年変化で、画面上の2つのゴム(?)が、飴のように溶けてしまっていた。

劣化は免れず(赤矢印は溶解物が付着した所)

 キーボード側にも、溶けたものがへばりついている。下手に拭き取ろうとすると逆に汚くなりそうなので、なるべく触らずにおいているが、いずれ何とかしたいものである。ちなみに底面のゴム足も、やはり劣化が進んでべたついていたが、それらはわりと早い時期に応急手当をした(……と言っても上からビニールテープを貼っただけだが)。
 もう一台は、G4 Cube。これは2000年7月発売の機種である。つい最近まで4年以上も、室内用地デジアンテナを置く台代わりにするという、「役目は与えたが本来の使い方ではないのでちょっと気の毒」な使い方(?)をしていた。

ちゃんと動いたG4 Cube

 最初、全く電源が入らないので、この機種特有の電源スイッチの敏感さ(あるいは鈍感さ)に関する問題かと思ったのだが、何のことはない、電源ユニットに挿してあったはずのコードが外れていただけだった。

G4 Cubeの巨大な(!)外付け電源ユニット

 Intel CPUになる以前のPowerPC時代の機種である。これも2400cと同様、どこからともなく(!)流れてきたものを、確保した。モニタとスピーカー、キーボードも実はあったのだが、それらは残念ながらいろいろあって失われてしまった。まあ、本体があるだけでも幸いと思いたい。
 ちなみにCubeのサイズを見誤りそうであるが、繋がっているモニタは10インチの小型モニタである。キーボードは普通サイズのAppleの有線キーボード(テンキーなし)。

Mac OS X 10.3で動いている

 ネットへの無線接続は、どうやらうちの環境ではG4 Cube側が「古すぎ」でダメのようである(=規格の問題)。かと言って有線で繋いて、今後何か具体的に使ってやるというわけでもないので、しばらく動作を見た後にシャットダウン。接続機器を外して所定の場所に安置した。G4 Cubeの場合は「一見PCに見えないが実はPC」という事で、ただ置くだけの「置物」としても役目を果たせる(?)ので、たま〜に通電などしてやりつつ、「ちょっと注意して見たら奇妙な箱型の置物が……」的に安置しておくつもりである。
 もう一つ、やや「大物」のオールドMacがあるのだが、それはいずれ何か実用的に使ってやりたいものだ……と思っている。しかし置き場所が不足気味なので、なかなか箱から出せずにいる。まあいずれそのうち、これについても通電して動作確認を試みたい。