chart.js4.2でカラー設定をする方法 ＞前のコードで描画すると棒グラフが上半分くらいに圧縮されたようにしか描画されなかった そやあ、そうでしょう！？ オプションに maintainAspectRatio が書かれていなくても デフォルト値は maintainAspectRatio: true それが適用されたのですから アスペクト比は ２：１ で描画されています。 （つまり、高さが短く表示される） キャンバスのサイズが、 　width: 400px; 　height: 350px; このスタイルで、２：１の比率にしようとした時 縦を基準にしようとしたら ７００：３５０ でないといけないけれど 横サイズがそんなにないために適用できない。 横を基準にしようとすれば、高さが３５０あるから ４００：２００は可能なので、こちらが適用された。 ここで重要なことは、 キャンバスのサイズに単位「ｐｘ」を使っていても ピクセルではなくて、数値の比率で判断される、ということ。 ＞「スタイルによって明示的に定義されている場合は無視されます」ありますが1/2のままです。 スタイル設定してあっても、maintainAspectRatio が記述されていなければ、 maintainAspectRatio: true が適用されたことと同じです。それがデフォルトなんだから。 ＞そこでmaintainAspectRatio: falseを加えて初めてスタイル設定が有効になります。 falseは「固定アスペクト比を解除しなさい」ということ。 つまり「２：１ルールに従わなくてもいいよ」と指示したことになります。 その結果、スタイル設定が反映されて縦サイズが活かされて長く表示されたのです。 【適正なサイズの設定方法にするには】 ・固定アスペクト比を保持したければ 次を書くか、書かないこと。 　maintainAspectRatio: true ・自分の思い通りの縦横サイズにしたければ スタイル記述と下記は必須 　maintainAspectRatio: false chart.jsにおいては、図形描画に際して、 ・キャンバス要素の親要素のサイズが重要で、それによって表示領域が決まる ・キャンバスにサイズを書かなくても問題ない ということを付け加えておきます。