ワード２００２　ページ設定

自称「MS-WORDのプロ」です。(^0_0^) NO.5への追加情報でやっと意味がわかりました。 それを早く書いてもらえれば良かったのに・・・ 長い説明になります。（本当は説明すれば丸１日はかかります） > しかし、段落と書式設定でこんがらがっています。 昔のワープロや他のワープロとMS-WORDの決定的な違いをご存知ですか？ MS-WORDは考え方がタイプライターなんです。 文字は必ず左から右にに書いていき、上から下に並べてきます。 ですから、何も文字のない途中にいきなり書いたりできる機能は本来無かったのです。 また、文字の色、大きさ、位置などは行単位で設定します。 しかし、ユーザの要求は複雑化多様化してきて、それでは満足できないので色々な機能がバージョンを追って追加されました。 しかし、基本的な考え方はタイプライターのままです。 文字には色々な飾り付けをしたいですね？ 文字の大きさ、色、形、書体、位置・・・ 段落というのは文字の位置と考えてください。そして、段落以外の上記の色々な飾り付けを「書式」といいます。 ですから、「段落」や「フォント」は「書式の一部」です。 > 標準で設定したのに文章を打っているうちに、 > なんかほかのスタイルに変わっているみたいなんです。 MS-WORDには自動変換機能があります。 例えば、日付だけを１行に書くと、自動的に右端に行きます。 「拝啓」と書けば左端、「敬具」とか「以上」と書けば右端に自動的に行ってしまいます。 そのことですか？ 画面のフォントを設定する窓の左側に、通常［標準］と書かれていますが、 「拝啓」と書いた行は「挨拶文」、「敬具」と書いた行は「結語」と変更されているのがお分かりですか？ この小さな窓が実はMS-WORDの最大の特徴なんです。 しかし、この機能を使っていない人がほとんどで、それはMS-WORDを使いこなしているとは言えません。 この窓に書かれているのは「スタイル」と言います。 そして、このスタイルで行単位に文字の装飾が定義できるのです。 > 言われるとおり書式設定の段落を触ったのでおかしくなったのかもしれません。 > いらないと思う設定を削除しても次に開くとそのまま残っていたりするように思います。 > 又、フオント９で打っているのに、２行目から１０になったりします。 > 何だか分からなくなっていることは確かです。 > どうしたら、初めの設定に戻りますか？ これらはすべて「スタイル定義」を使っていないからだと思います。 何かを変更したら、その行は「スタイル」を変更しなくてはいけません。 つまり、文字の色、大きさ、段落、太字、下線、など何かを変えたらその行はスタイル名を変えてください。 そうしないと、同じスタイル名で異なる設定が存在することになり矛盾が発生します。 例えば、スタイルを「標準」のままで９ポイントにしても、本当は「標準」というスタイルには「１０ポイント」が設定されていれば、次の行では正しい設定である「１０ポイント」に修正されます。 ポイント数を変えたら、その行はすでに「標準」ではあり得ないわけです。 スタイル名は自分で分かりやすく命名してください。 私は、「本文9P」とか「タイトル16P」なんて名や、「箇条書き(1)(2)」などとつけています。 つまり、milky1115さんが「何だか分からなくなっている」のではなく、MS-WORDが「何だか分からなくなっている」んだと思います。 「'標準'は１０ポイントなのか９ポイントなのかどっちや？はっきりせい」とMS-WORDが怒っているのです（⌒ ⌒） また、一旦定義したスタイル名に新しい設定を反映させるには、「書式」→「スタイル」で定義しなおします。 このスタイル定義だけで半日の講義が出来ます。 スタイル定義、テンプレート、ウォーターマーク、表が使いこなせれば「MS-WORD免許皆伝」の称号を差し上げましょう。