WMA と　WAV

壱 / Windows Media PlayerでCDを取り込む時 特に指定しなければ、WMA形式で保存しています。従って、1枚750MBのCDも30MB程度に圧縮されて保存するでしょう。圧縮しなければ、音楽CD30枚も保存したら20GBのハードディスクは一杯です。 弐 / WAV形式で焼いた音楽CDは・・ ラジカセでも再生できる音楽CD形式でCDを作る場合は、無圧縮のwav形式でパソコンに保存してから、音楽CD形式に変換して焼くのが通常です。だからといってWAVファイルが音楽CDに入っているわけではありません。 肆 / WAV形式とWMA形式の音、どちらが音質が良いか どちらも帯域の選択ができるので、その選択によって音質は決まります。それぞれの最高品質を比較すると、WAVの方が良いかもしれません。WMAは圧縮することを目的としたものなので、1秒あたりのデータを少なくしようとしますが、WAVは16ビットステレオ・48000Hｚなどを選べば、187KB/秒のデータになります。

WMPについての取り込みは試したことがないので壱については分かりませんが… ごく一般的なＣＤプレイヤーで再生できるのはCD-DA形式のみです。 ライティングソフト等で音楽ＣＤとして書き込めば、元がWAV形式だろうが、WMA形式だろうが CD-DA形式に変換してくれます(ソフト依存)ので、通常は深く考える必要はありません。 また、WMA形式は圧縮が行われているのに対し、WAV形式は行われていないので、サンプリング 周波数やビット数が同じならばWAV形式の方が音質が高いです。 ただこれも何を基準にするのかが問題で、同じ容量として考えるとWMA形式はより高いサンプ リング周波数やビット数を採用できるので、こちらの方が音質が高くなります。 ただ一般には前者の基準で考えることが多く、WAV形式の方がWMA形式より高音質と考えて 頂いて結構かと思いますヨ。