リコー の複合機で質問です。

プリンタの修理屋です。 カラーレーザーの出力でつるっとした感じがするのは、定着器（加熱してトナーを溶かし固定する部分）でトナーが定着ローラーに貼り付いて、画質が劣化するのを防ぐために、定着ローラーにオイルを塗布しているからです。 ただ、もう１０年近く前になりますがキヤノンがオイル塗布が不要なトナー（俗にワックストナーといわれています）を開発してから、各社もその流れに追従してきているのも事実です。 オイルを塗布していた時代の一番の問題は、鉛筆やボールペンで書き込むことができなかったり、両面印刷ができないなどの問題がありました。 ワックストナーを採用することによって、大きく販売数が増えました。 さて、オイルを使用する場合は定期的に補給する必要があり、消耗品などで設定されているケースが多いはず。 この機種のカタログをダウンロードしてみましたが、オイルの設定は無いようですね。ただ、他の消耗品を見ても基本的に保守契約で交換する想定なのか設定が少ないですね。 両面印刷のオプションも無いようですし、微妙なところですね。 ただ、２００４年ころの製品ですからオイルレスじゃないかとは思います。