デジタルビデオカメラ　動画の画質重視　選ぶポイントは？

デジタルビデオには画素数は関係ありません。 DV方式（720×480の画面サイズ）の場合、35万画素あれば十分と言われています。 一般的には69万画素を確保するようにしているのがほとんどです。 ハイビジョンの場合はもう少し要るという説もありますが、いずれにしても ビデオ映像は走査線の数が決まっていますので画素数は画質に関係ありません。 ビデオカメラの画質を決定するのは受光センサーのサイズとデジタルの光データを 色に変えるフィルターの性能によります。 受光センサーが大きければ大きいほどきれいに撮れる条件が上がります。 少し前まではCMOSセンサーのほうが安いので大きいサイズがとれるという ことでCMOSセンサーのほうがきれいという意見もありました。最近は CCDでも大型化しているので一概にCCDのほうが、CMOSのほうがというのは いえなくなりました。一つのポイントとしては小さい3CCDより１枚でも 大きいCCD/CMOSのほうがきれいだということです。またフィルターでは カタログで「原色フィルター」と書かれているもののほうがきれいにとれるはずです。 HD（ハイビジョン）とDV（従来型）を比べればHDのほうがきれいに撮れる はずですが、ハイビジョンは再生環境のほうも必要になりますので、 その辺りも検討されたほうがいいでしょう。 また一応カメラですからレンズ（F値）もポイントになります。 やはり明るいレンズのほうがきれいに撮れます。 ただ最終的にはサンプル映像を見て選ぶのが一番大事です。 とてもきれいに撮れるのに赤い色だけが極端に強調される（フィルタリングの 傾向）というカメラもあったりします。それは作る人と使う人の好みの差なので 機械の優劣ではありませんから。