鍾乳洞での一眼レフカメラ撮影について

理想は三脚使用が望ましいてすが、他の観光者もおられ、そうも行かないでしょう、開放値の明るい広角レンズを使用すれば、余程大きく写真を伸ばさなければ、ブレも目立たず観賞に耐ええるでしょう。 フィルムならＩＳＯ４００以上で、デジタルなら８００あるいは１６００と感度を上げてください。 カメラホールディングも重要です、シャッターの開いている間は呼吸を 止めブレを防いで下さい。

「鍾乳洞」というのは、写真撮影現場としては「劣悪」な環境です。 鍾乳石は白く、ストロボオートでも「真っ白」に写ります。 ライトアップはされていますが、当たっている所とそうでない部分の「コントラスト比」が大きく、バルブ撮影を行っても、きれいに撮るのは至難の技です。 私の想像ですが、絵葉書などのような写真はマルチストロボ（バルブにして、ストロボを何度も焚く）や、多灯ライティングを使っているのだと思います。 つまり「実際と全く違う条件」で撮っているので、我々一般人が同じように取るのは「無理」なんじゃないか？と思いました。

三脚を使って夜景と同じ要領で撮影すれば大丈夫ですよ。 ポジフィルムを使った撮影ですが、この方法で龍河洞でも龍泉洞でも撮影した事があります。秋芳洞は観光客が多く、三脚を構えてじっくり撮れる雰囲気ではなかったので、行った事はありますが、撮りませんでした。 記念撮影ならストロボを使うのでしょうから、顔はちゃん撮れていると思いますよ。バックの景色は多分真っ黒でしょうけど、照明が明るいところなら多少は薄暗く見えているかもしれません。 夜景の名所などでよくコンデジで撮っている人がいますが、意図したように撮れている人はほとんどいないでしょう。 手ブレ軽減機能付きのデジカメでISO1600ぐらいで慎重に構えて撮れば、手持ちでも何とか見れる写真が撮れるとは思いますけど。