フォントキャッシュについて

TrueTypeフォントってのは輪郭情報を持っていて、画面に表示するためにはフォ ントサイズや画面解像度にあわせてビットマップを生成しなくちゃいけないわけ ですが、同じ文字を何度も表示するのにいちいち計算するよりも、計算結果を キャッシュに貯めておいて使いまわす方が速いと思ったわけですね。それがttfcache なんです。 ところが、日本語システムで使ってみると英語システムと比べて遥かに膨大な文字 数を貯めこむことになり、検索や再構成で莫大なアクセスが発生してシステムのパ フォーマンスや安定性をを下げる要因として働くわけで、結果として不安定なシス テムが書き出すファイルが(読むだけで書かないファイルと比較して)壊れやすいの は当然ですね。 だから私、ttfcacheがあまり大きくならないうちに書き込み禁止属性を設定してみ ました。システムがおかしくなっても変な情報を書き込まないので壊れません。 MS推奨の場当たり的対策よりはるかにマシです。