なぜ富士山なの ? ・・・・・

ここは、バカ丁寧に親切に教え過ぎだね。 てか、自分の知識なんかを自慢したい回答者も多いが・・・ 素人に富士山は冬でも大丈夫よ、って言ってあげたら もっと優秀な登山家がいっぱい増えるのに、残念だ～

素人で何度か登頂していますけど、かなり観光地化していますからね。 基本的には、迷うこともないし。 我が家の子供も（幼稚園、小学生）山頂まで行っています。 夏のみ限定し装備はそれなりにしていけば、誰でも登れる山ですよ。 マスコミやネットの情報で、登山の様子はかなり氾濫していますからね。 私も含めあこがれで登るんでしょうけどね。 山をなめるなと怒られそうですが、基本をはずさなければ、誰でも登れます。

以前テレビの番組で「なぜ人は富士山に登るのかランキング」やってましたね。 ご参考までに以下のサイトをみてください。

登山に興味も何も持っていない友人が急に「俺富士山に登ってくるわ」と言い出しました。 登山に目覚めたのかと思い、聞きましたら「いや、ただ登って見たいだけ。山なら何でも良かったけどせっかくだから一番高い山に登ろうと思って」 何も言いませんでしたが不愉快でした。 高い山である事と難易度の高い山は違うと言う事や、登山の魅力だとか自然に対する気持ちだとかそんなもの何も考えてない奴が日本の最高峰に登ろうとしている。しかもこの上なくナメた姿勢で。 実際、彼は「お金が勿体無い」と言う理由でスニーカーで登ったそうです。 お門違いなんでしょうけどなんだかがっかりします。 それでも後日、「せっかく富士山登ったんだから他の山も行ってみない？」と聞いてみたら「一番高い富士山を制覇したからもう山はいいや」だそうです。 彼の中では「登山」と言う行為をＲＰＧのレベル上げのような気持ちで見ていたようです。 その行為が自分に何をもたらすだとか世界観の広がりだとかそんなものはなにも無くて、「富士山に登った。だから登山はもうわかった」という証明が欲しかっただけのようです。 ちなみに私は以前、彼を釣りの世界に引っ張り込んでみたのですが、彼の中ではネイティブな鱒がいる自然の湖より管理釣り場のほうが釣れるからイイ。と言う価値観なのだそうです。 釣れる魚が自然に育まれたものであるとか、そういうことはどうでもいいのだそうです。 こういう人間が自然を壊していくのかもしれないとつくづく思いましたね。 あ、すいません。全然答えになっていませんね（笑）。

　テレビ、雑誌で誰でも、初心者でも登れるかのように紹介され、実際、条件さえ良ければ素人でも登れる山であるからです。 　先日起きた、奥穂高岳のヘリ事故の映像では、切り立った険しいジャンダルムの映像が流れましたが、あれを見て「登りに行こう」という素人はまずいないでしょう。しかし、富士山ではそう思ってしまう。日本人のほとんどはそういう認識だからです。それは逆に言えば「穂高岳や剱岳は素人では無理」という正しい認識を持っているとも言えます。 　稀に本当に何もわかっていない素人が富士山でも遭難しますが、登山者数の割には大きな事故はそれほど起きていません。結構わかっている人が多いと思いますよ。

富士山信仰と言うのがあります。 江戸時代に富士山信仰があって、富士山にお参りに行くということで手形が発行されたりしたのだと思います。後に弾圧され、江戸にいても富士山に登れる神社が出来たりもしました。東京都中央区の鉄砲州神社の富士山などが有名です。 ただ、登拝の延長として、御来光を拝みたいという今日の風潮が、富士山のてっぺんに登頂することを、簡単に連想させてしまうのではないでしょうか？ 最高峰にして、富士山のあの形がさらに、人を引きつけるのだと思います。日本の最高峰だけあって、３０００ｍというのがかなりハードル高いのですが、TVの時代ですから、世界の最高峰８０００ｍに比べて低いので、簡単に考えてしまうのでしょう。

山屋でもド素人でもない、中途半端なハイキング好きですが、 流行っているからではないでしょうか。 世界遺産を目指して整備中だそうですので、仮に登録されれば今以上の混雑や入山規制が考えられます。 その前に登っておこうという考え。 日本一の山のわりには、初心者でも根性があれば登れる。 登山は、用品は高いですが、登ること自体はタダなので、不景気だから安いレジャーという考えもあるのかも？ 私は、「最近の山は素人が多くて困るぜ」なんていうほどのコアな登山者ではなく、どちらかと言えば素人に近いほうですが、 それでも山が混むのはあまり・・・という気はします。 白馬岳とか行ってみたいな～と思いつつ、「混んでるよ」という話なので二の足を踏んで数年。 ちなみに富士山も登ったことはありません。 オートバイツーリングの世界では、初めてのロングツーリングが北海道という人も多いです。 それと同じようなものではないかと。 山＝富士山という発想。

ぶっちゃけ、山のことを何も知らないからこそ、こういう考えができるとも考えられます。 せいぜいこんなところでしょう。 ・近所の誰かが登ったから　あたしだって行けるだろう ・日本の最高峰だから　一度は登りたい。 ・若くて体力のあるうちに・・・ ・5合目までバスがあるんだから、半分は終わったようなもんだよね。 日本の最高峰が　無酸素ではほぼ不可能な8000m級であるか、いっそ江の島くらい低くない限り　こういう無謀な考えに及ぶ方が発生するのは仕方ないことかと存じます。