こんにちは
#1の回答と一部かぶりますがPC限定として..
>スペースキーと変換キーは両方とも日本語入力の際の変換キーとして利用されますが、何故同じ機能を持つキーが2つあるのですか。
日本でPC(パーソナルコンピュータ)ができたときマイコンと呼ばれた小規模な8ビットCPU(i8080,Z80,MC6800,etc)を持つコンピュータが下敷きにして作られました。 扱える文字は256種類のみJIS8単位情報交換符号(英数字と記号に半角カタカナ)が採用されていました。 とうぜん漢字はないので変換キーはありません(お役所の電子書類も銀行も半角カタカナしか使えない大型コンピュータの時代です)。
その後メモを書くにも日本人には漢字が必要の要求が高まり8ビット機の最精細グラフィックス640×400ドットの機能を使ってワープロが作成されました。ただ16ドットの漢字フォントで40文字25行とるのが精一杯でスクロール(行送り)は亀のように遅かったです。
16ビットPC(i8088,i8086CPU)の頃にはハードで漢字フォント(16ビット)を持つように改善され、マイクロソフトBASIC上(昔はBASIC言語とOSが一体化していた)やMS-DOSでOSが漢字コードをサポートするようになり漢字入力をメーカーがサポートするようになりましてキーボードに変換キーがつきました(例えばNEC PC-9800シリーズの場合、XFER/NFERキーがついた。ワープロと同じ変換/無変換キーを採用したメーカーもあった)。
漢字変換も単漢字変換から文節変換、連文節変換とめまぐるしく進歩しました。そして、不朽の名作ワープロソフト管理工学社の松やジャストシステムの一太郎が生まれたわけです。
ジャストシステムは漢字の変換入力作業を効率よく行えるようにという理由でスペースキーを変換キーに流用する設計をしました。管理工学社はメーカーのハードウェアに合わせて変換/無変換キーを変換キーに設計しました。
この時から2派に分かれて現在まで続いているように思えます。
お礼
有難うございました。よくわかりました。