ギリシャ挙式旅行

　2001年４月に一回だけギリシャを1週間で旅したものです。nine-oさんの的確なアドバイスのあとに投稿するのもためらわれたのですが、やっぱり忘れがたい経験は語りたくなるもの、長文ですが読み流して下さい。 　私のケースは一人旅という観点から、まず大変だったのは空港から市内までの足。フランクフルト経由深夜到着した時間に、市内中心地まで行くバスが、間隔があいてしまったのか、途中下車して乗り換えました。飛行機の隣の席の男性（初老）がホテルまで送ってくれたという親切に出会わなければ自力でなんとかなっただろうか（？タクシー乗り場も確認する間もなくエスコートされてしまった、VIPでもないのに）。英語があまり通用しないので、深夜便でご到着される場合、バスがない気配だったら迷わずタクシーを選ばれてはと思います。ギリシアではタクシーの相乗りはよくあることらしく、お荷物があまり多くないようでしたら、深夜でタクシーの台数がない場合は、前の車を追いかけホテルの名前を叫んで相乗りしましょう（運転手がOKすれば、です）。 　nine-oさんのアドバイスに尽きますが、デルフィ、メテオラは1週間のなかに組み込んで損はない、かえって地方に出てこそおいしいor不思議なお菓子、食材に出会えるのでは、と考えます。アテネはシンタグマ広場地区の一流ホテルにとまりましたが、治安の面で街が女性一人にとってはあまり居心地の良い場所ではないと判断し、ホテルでCHAT（会社名） TOURSというパンフレットのバス泊り込みツアー（英語）で上記の地ほかを訪れました（片っ端から予約した感じでした）。メテオラは日本人の新婚さんも何組かいました。この会社を使うと全部AMALIA HOTEL CHAINアマリア　ホテルに泊まります（途中休憩の昼食も含めて）。割安感があって食事もおいしいです。アテネにももちろんAMALIA HOTELはあるようで、ガイドブックを見直しましたが、観光にも便利な場所です。 （アテネの市場にいく時間が取れなかったので、私の場合食材は空港のチーズを調達しました。興味があったのは蜂蜜（珍しいのだそうです、なんかのクイズ番組でやっていたような。デザートも松の実と蜂蜜の超甘いやつがホテルででました）、現地の友人からもらったのはハーブティーでした。バスツアーの途中休憩で面白いものは沢山みつかります。ゴマを固めたお菓子など。） 　地方の魅力にもめげずアテネに滞在されるようでしたら、いくつか観光名所をガイドブック(昭文社：個人旅行　ギリシア)から拾います。でも市場でじっくり食材を選ぶのが一番楽しいかと存じます。 　・ギリシア民芸博物館（ギリシャは刺繍の国、山または島が多いので各地方それぞれの刺繍が違う、民族衣装が見られる）。 　・音楽好きの方は他はパスしてもぜひ、ギリシャ民俗音楽博物館で各地方、各楽器の歴史をパネルと音で確認してみては。（これは現地でもらった地図にのってました。Museum of Greek music instruments, Diogenous 1-3, Aeridon Squareプラカ地区にありまして小さいわかりにくい幼稚園か学校の裏だったような記憶。） 　・キクラデス美術博物館（国立考古学博物館とは違った美しさは、個人コレクションならでは。山の手の大使館街にあります）。 　・遺跡：　風の塔 Tower of the Windsが小さい遺跡のわりに印象深く、意外と日本のテレビにも出てたりします。きれいです。ものの10分の観光です。 　島はイドラというところに行きました（アテネから一番近くて人気のあるところ）が、一人だったためシーフードをお腹一杯食べたあとは暇をもてあましました。クルーズではないものの、島旅の雰囲気は味わうことが出来ました。 　ヨーロッパ随一の観光大国ですしこのユーロ高、ギリシャは安いなんてとんでもないイメージです。ユーロ導入前ですら思いましたもの。特に外食はたいしたもの食べてなくても高かったような。 　Greek Hospitalityに出会えるとよいですね。近日公開予定のギリシアの結婚式の映画見に行こうと思ってます（題名はぜんぶカタカナだったような。）お幸せに！