プリンタの修理屋です。 専門外のメーカーですけど、参考までに・・・・・ 比較の対象として、LP-S5500は少々問題ではないでしょうか？かなり古そうですし。 現行機種のLP-S5000で計算をして見ます。 当初、付属してくる消耗品と本体の価格は無視します。 トナーカートリッジは、各色6500ページ分のもので、合計87,500円→１枚当り13.46円 感光体ユニットは、カラーで14,100ページ／33,000円ですから、１枚当り2.34円 合計15.8円となります。 メーカーの公表値は15.5円となっていますが、モノクロをある程度含めた条件で計算しているはずです。 ドラムと言われているのは、感光体ユニットのことですから、これ以上にコストがかかることは無いと考えて良いでしょう。 それに対して、インクジェットは用紙代金が入っていますので、これを外さなければなりません。 用紙はＬ判400枚入り／1990円とありますので、4.975円。 従って、インク代は約17円となります。 Ａ４とＬ判の面積比は約5.5倍です。同じ密度で印刷したとして93.5円となります。 エプソンでは公開していないような感じですけど、キヤノンのデーターでは、Ａ４普通紙の画像付きデーターではＬ判写真の６割くらいとなるようです。 問題は印字内容になりますけど、Ｌ判の60%とすれば、インクジェットは、10.2円となります。 印刷内容によって、10.2円～93.5円と計算できますので、一概にはどっちが安いとはいえませんね。 これは、レーザーでも一緒です。 インクジェットはクリーニングなどで余計なインクを消耗しますので、計算値よりは多めになります。 どうにも、はっきりとした結論は出ないのですけど、インクジェットの印刷物とカラーレーザーの印刷物では、実用的に差があることもあり、それで選択するケースもありますね。 また、本体に付属してくる消耗品をどのように考えるのか、その問題はありますね。