MOの容量

MOに限りませんが、いわゆるこのての記録媒体には購入時には何の目印もついていません。しかしパソコンで記録メディアとして使うには、保存単位領域ごとに番地をふったり、それらを管理する情報を置く場所が必要だったりと、結構領域を使います。これらの処理を行うのがフォーマットとかイニシャライズと呼ばれる処理です。 よく例えられるのが宅地造成ですね。 まずサラ地を作り、区画整理して、それぞれの区画に番地をつけ、その番地を管理する住所録を作る。そうするとどうしても元の土地をすべて生かしきることは難しいですよね。

私はこの件を媒体のメーカーさんに質問したことがあります。 Windows９８の出始めのころ、６４０ＭＢの媒体を２枚買ってきて フォーマットしたところ「６０５ＭＢ」と「５９８ＭＢ（うろ覚え）」の ２種類になってびっくりしました。 で、その２枚のパッケージを見たら「６０５ＭＢ」のほうはWin95/WinNT対応、 「５９８ＭＢ」の方はWin95・Win98/WinNT対応となってました。 メーカーさんによると何でも「ヘッダー部の形式が変更になった」との回答。 でも、いくらなんでも６００ＭＢ割ってるのに「６４０ＭＢ」とはあんまりですよね。

予想 (1)MOにディスクエラーなどで記録できない場所があり、それをのぞいているから (2)1MBを1,000,000バイトで考えるか、1024×1024バイトで考えるのかの違い

まあ、良くある話でコンピュータでは1Kを1024として処理しているが製品上の表記は1Kを1000で表記している為誤差が生じているのとあくまでも未フォーマット時を基準にしている為に差異が発生するのです。FATなどの情報の為の領域とか。 計算的には 640MB =　640000000B 640000000 / 1024 / 1024 = 610.35 610MB位になります。