>この違いは何でしょうか?
クレジットカード不正利用防止策の違いです。
基本的なシステムでは、カード番号+カード名義人名+有効期限の入力で決済が可能です。
が、これだと「スキミングで違法コピーされたカード」だと対応が出来ません。
また、他人のカード番号+カード名義人名+有効期限を覚えて「他人に成り済まして取引」を行う事も可能です。
そこで、この対策としてセキュリティーコード入力を追加したシステムが登場しました。
スキミングをしても、セキュリティーコードは分かりません。磁気テープには、このコード情報は登録していませんからね。
原則、手元にクレジットカードが無ければ取引が出来ません。
原則があれば、例外もあります。
本人成り済ましで取引を行う者が、セキュリティーコードまで知っていれば対処の方法はありません。
数年前から、事前に登録した暗証番号(本人認証コード)の入力が必要となる(3Dセキュア)システムをクレジット業界が導入を進めています。
※本人認証システムの名称は、各カード業界で異なります。
JCBグループは、J/Secure。
VISAグループは、VISA認証サービス。
Masterグループは、MasterCard/SecureCode。
ネット取引・カード決済では、リアルタイムにカード会社と認証を行ないます。
不正利用に対しては、加盟店とカード会社の間に「決済代行会社」を入れる事で不正利用防止を図っている加盟店もありますね。
2011年?以降に新規開店するネット商店(ネットショッピング)では、3Dセキュアが標準となっています。
お礼
詳い説明ありがとうございます。 仕組みを理解できました。