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2HDフロッピーの容量を1.44MBという理由
人に質問されたのがきっかけで抱いた素朴な疑問です。 すこし長文です。ご了解ください。 DOS(Windows)などで2DDの生フロッピーを2DDフォーマットすると、512バイト/セクタ×9セクタ/トラック×80トラック/面×2面で737,280バイトの総容量となります(IBM-PCの場合)。 コンピュータの世界の「KB」や「MB」は2進数のn乗を単位としますので、737,280を2の10乗の1,024で割ると720KBとなります。 といったところまでは、わたしも知っていましたので、質問してきた人に説明したのですが、ここからが素朴な疑問です。 2DDでフォーマットしたフロッピーを640KBとか720KBなど呼ぶのは理屈に合っていると思いますが、なぜ、2HDフォーマットしたフロッピーの容量を1.44MBと呼ぶようになったのでしょうか? すなわち、(生の2HCフロッピーを)2HDフォーマットすると、512バイト/セクタ×18セクタ/トラック×80トラック/面×2面で1,474,560バイトの総容量となります(IBM-PCの場合)。 この1,474,560を1,024で割ると、ピッタリ1,440となりますので、おそらく「1.44MB」という表記はこの1,440KBを十進数の単位で丸めたものではないか?と推定しています.....「1.44MB」という表記は二進数と十進数がごっちゃになっているものではないかという「推定」です。 本来であれば、1,474,560÷(1,024×1,024)=1.406となりますので、2HDフォーマットしたフロッピーの容量は1.4MBあるいは1.41MBと呼ぶ方が理屈に合っているような気がしますが、これをわざわざ「1.44MB」と呼ぶようになったのは、すこしでも大きく見せかけたいがための営業的な策なのか、それとも、何か具体的な理由があったのか、ご存知の方、ご教示のほど、お願いします.....あ、もちろん、上記のわたしの「推定」自体が間違っているよというご指摘も大歓迎です。
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お礼
自己レスです。 いまIBMのカタログページを見ていたところ、内蔵FDDのスペックとして、 3.5型 3モード(1.44MB/1.2MB/720KB) と記されていました。 そこで、ひらめいたのですが、同社の場合、2DDフォーマットは「720KB」と二進法に基づいた表記をしてきたため、PC-ATで2HDフォーマットを採用したとき、ちょうどその倍の容量があるということをユーザーに明示するために「1.44MB」と記載したのではないでしょうか? これを十進法に基づいて「1.4MB」とか「1.41MB」などと記述すると、逆に従来からある720KBフォーマットとの関係がわかりにくくなりますので、二進法とか十進法といった面倒くさいことは抜きにして、単純に倍の記載にしたのでは?という「案」です。
補足
まずは、ご回答、ありがとうございます。 質問の主旨ですが、質問にも書きました通り、あくまでも「素朴な疑問」です。 ハッキリ言って、わたし自身も今ではフロッピーを使うこと自体、滅多にありません(わたしの手元には生フロッピーすらありません!)ので、実用上はどうでもいいことなのですが、いざ人に説明しようとしたときに、「あれっ、なぜだろう?」と感じたもので、ご存知の方がいたら、あるいは、ご意見をお持ちの人がいたら、お聞かせ願えればと思った次第です。その点をご理解くださいませ。 ちなみに、P2B-Bさんは「該当のFDを1.44MBとは呼んでいません。」≒1.4MBと呼ぶとのお話ですが、 わたし自身は10年以上前から「1.44MB」と呼んできましたし、PC業界の関係者の間でも「1.44MB」が一般的な記載方法だと素朴に思っていました。 いま念のために、NEC/DELL/エプソンダイレクト/SONYの各社のカタログページをチェックしてみましたが、やはり、軒並み、「1.44MB」という記載になっていました。 また、手元にあるパソコン誌や解説書などを何冊か眺めてみたところでは、すべて「1.44MB」でした。 そこで、素朴な質問なのですが、P2B-Bさんの周り(お友達とか、お勤めの会社とか)では「1.4MB」と呼ぶのが一般的なのですか? あるいは、お読みになっているパソコン誌などでそういう記載がされているのでしょうか? もし、「1.4MB」という表現がそれなりに広まってきているのであれば、それはそれで私にとって初めて知ることで、「へぇ~~~」なので、ご教示願えれば、幸いです。