『Bloodborne』をレベル上げと武器強化を禁止して2時間21分で全ボス撃破　無謀とも思える挑戦も高いプレイスキルと小技、バグ技の活用で爽快感のある走りに

　言わずとしれた高難易度アクションゲーム『Bloodborne』。その難易度は、いわゆる死にゲーを数多く手がけてきたフロムソフトウェアの作品の中でも上位に位置しています。

　その理由としては、ソウルシリーズよりもスピーディな戦闘を求められること、盾はほぼ使い物にならず、ステップ回避が基本であること、回復薬や水銀弾が自動で補充されるものではなく集めて回る必要があるなどさまざまな理由があります。

　今回紹介するのは、そんな高難易度ゲーをレベル上げと武器強化を禁止して全ボス撃破RTAに挑戦した動画。

　あで吉さんがニコニコ動画に投稿した『Bloodborne 最低レベル 武器未強化 全ボス撃破 Speedrun – 2:21:45 Part 1』です。

　『Bloodborne』は始めたプレイヤーがヤーナム市街でキャンプファイヤーしているモブキャラに何度もやられてしまったり、ガスコイン神父が倒せずに心が折れてしまう事もしばしば。今回のRTAは全ボス撃破なので、DLCボスのルドウィークやゴースの遺児、時計塔のマリアもレベル上げと武器強化を縛って倒していきます。

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レベル上げ・武器強化を縛って全ボス撃破に挑戦

　今回紹介するのは上述したとおり『Bloodborne』の全ボス撃破RTA。ただし、レベル上げと武器強化を縛ったRTA。そのパート1を紹介します。

　目標は全ボス撃破なわけですが、武器強化とレベル上げが禁止です。
　そうなると、単純に強い難しいローゲリウス。1対3を強いられるヤーナムの影、火力が低いと回復されてしまい倒し切れるかわからない教区長エミーリアなどどうやって倒すのか気になるボスが数多くいます。

　序盤はタイム短縮のために小技の応酬です。

　始めたばかりの時は散策することすら難しいヤーナム市街を慣れた様子で進んでいきます。
　最初の撃破目標は『ガスコイン神父』。最初または二体目のボスとして立ちはだかることの多いボスでありながら、撃破したことを示すトロフィー取得率が50％を下回っていた序盤の強敵です。

　バグ技を利用して道中をショートカットしていきます。動画内では簡単に成功させていますが、実際にやってみると中々うまくいかないバグ技です。

　成功すればヤーナム市街後半の下水道エリアをほとんどカットできるのでRTAではその恩恵の大きさが伺えます。

　最初のボス『ガスコイン神父』ですがバクスタ（背後からの溜め攻撃）と火炎瓶であっさりとクリア。
　簡単そうに見えますが、初心者の多くの壁として君臨しているボスです。

　武器強化を縛っているため、武器を強化する血晶石をはめることもできないようです。

　2体目のボスに備えて獣血の丸薬を取得。武器強化レベル上げが縛られている今回のRTAでは必須アイテムです。

　2体目のボス『血に乾いた獣』もあっさりとクリア。なんと30秒ほどで突破です。

　続けざまに3体目のボス『教区長エミーリア』戦です。火力が足りていないと、回復されてしまい中々倒し切れないボスですが、40秒で突破。
　回復させる暇すら与えません。

　行きつく間もなく次のボス『黒獣パール』を目指して進みます。

　黒獣パールのいる隠し街ヤハグルは特定の敵に倒されて連れ去られてくるプレイヤーも多いステージで、序盤で連れてこられてしまうと苦戦するのですが……、

　ここも即撃破と思いきや、なぜかミリでHPが残ってしまいました。

　困惑しつつも『黒獣パール』を撃破。

　次のボス『ヤーナムの影』を倒すために突破する必要のある禁域の森はとにかく迷いやすいステージですが、バグ技「Hut Skip」で前半部分をカットします。

　ついに『ヤーナムの影』戦です。縛りプレイやRTAを実施する際に最も事故率の高いボスとしても選ばれることのあるボスですが、今回はどう対処していくのでしょうか。

　遠距離攻撃主体のヤーナムの影から倒し、事故を減らします。

　2体目も軽々と処理。簡単そうに見えてしまうのが恐ろしい……。

　最後の1体はハメ技で倒して『ヤーナムの影』撃破完了。ここでパート1が終了です。

　無謀とも思える武器強化禁止・レベル上げ禁止での『Bloodborne』全ボス撃破RTAですが、高いプレイスキルと小技、そしてバグ技の活用で突破していく様子は圧巻です。本シリーズは全パート6で完結済みとなっているので、気になった方はぜひニコニコ動画で最後までご視聴ください！

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