本作「Blue Hour」で描かれるのは、これからの一歩を勇気をもって踏み出そうとする人の心象をとらえたナンバーである。
作詞を担当した児玉雨子氏の真骨頂であるワードセンスと文学的解釈による浮遊感ある言葉の数々が、RIKOの
儚くも美しい等身大の女性像を美しく描き、また自信に満ちた強さを十二分に表現されている。
JUVENILEの軽快かつ夏の午後の匂いが漂う爽快なサウンドは波打つようにつづられ、そよ風が吹き込み、日差しの
強さにも負けずに歩いて行けるようなビートを聴き手に与えてくれる。今夏必聴のサマーソングである。