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テーマ:☆ お茶好き ☆(801)
カテゴリ:***** 文化 *****
温度で変わるお茶の味。
お湯の温度で、お茶の味は変わります。 例えば煎茶では、味の変化は60度と80度の間にあります。 お茶の苦味成分、カフェイン。 カフェインは80度以上で、お湯に溶け出す量が増加します。 熱いお茶が苦いのは、このカフェインのため。 お茶の渋み成分、カテキン。 カテキンも80度以上で、お湯に溶け出す量が増加します。 しかし短時間なら、あまり溶けません。 熱いお湯でゆっくり入れると、お茶は渋くなります。 お茶のうまみ成分、アミノ酸。 アミノ酸は、低温でもよくお湯に溶け出します。 だから低温でも、お茶は美味しいのです。 80度より低めの温度で、入れるお茶。 これが美味しいお茶の秘訣です。 ゆっくりとお茶の温かみを感じつつ、 カップを持つ手の温もりを感じつつ、 心を静かに温めたい。 【参考】 「さびる?さびない?金と鉄」、藤嶋昭、丸善、169P お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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