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テーマ:占い・心理研究日記(1116)
カテゴリ:***** 科学 *****
黙々と多量のコピーを取っている人がいました。
Aさんがコピーを取る人に近づいて、こう言いました。 「すみません、5枚ですが、先にコピー機を使わせてくれませんか?」 その結果、Aさんは60%の確率でコピー機を先に使わせてもらえました。 Bさんがコピーを取る人に近づいて、こう言いました。 「すみません、5枚ですが、コピーを取らなくてはいけないので、先にコピー機を使わせてくれませんか?」 その結果、Bさんは95%の確率でコピー機を先に使わせてもらえました。 Bさんはコピーを取る正当な理由を述べていません。 それでもコピー機を先に使うことに成功しました。 この様な見せかけの理由を「プラセボ情報」と呼びます。 人は日常では深く考えることはありません。 人が考えるのは、あるキーワードでスイッチが入った時。 「すみません、100枚ですが、コピーを取らなくてはいけないので、先にコピー機を使わせてくれませんか?」 こう言ったCさんは、コピー機を使わせてもらえませんでした。 ”100枚”がキーワードになり、人は考えることを始めたのです。 人は普段、”ボー”と生きています。 思考のスイッチが入らない時、人はだまされてしまいます。 「急いでいるので、コピー機を先に使わせてくれませんか」 Cさんはこう言うことで、ほぼ100%の確率で、100枚のコピーを先に取らせてもらうことに成功するようになりました。 特に急いでいるわけではなかったのに。 ”ボー”と生きている貴方、だまされてはいませんか? **** 「楽天商品 叱られないように」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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