それとも、すでに夫婦の場合、養子をとるなら、夫と妻は、一組となって、Dと養子縁組をするのでしょうか。AとBが、内縁関係だとか事実婚だとかだとややこしいことになりますね。
あ! 相続税の基礎控除とかの問題もありますね。
要するに、ポニョの話ですね。子供の男女が逆ですが。
未成年を養子にする場合はこう。
(配偶者のある者が未成年者を養子とする縁組)
第七百九十五条 配偶者のある者が未成年者を養子とするには、配偶者とともにしなければならない。ただし、配偶者の嫡出である子を養子とする場合又は配偶者がその意思を表示することができない場合は、この限りでない。
(未成年者を養子とする縁組)
第七百九十八条 未成年者を養子とするには、家庭裁判所の許可を得なければならない。ただし、自己又は配偶者の直系卑属を養子とする場合は、この限りでない。
ですから、リサだけじゃダメだし、家庭裁判所の許可も要ります。
成年を養子にする場合はこちらで十分です。
(配偶者のある者が未成年者を養子とする縁組)
第七百九十五条 配偶者のある者が未成年者を養子とするには、配偶者とともにしなければならない。ただし、配偶者の嫡出である子を養子とする場合又は配偶者がその意思を表示することができない場合は、この限りでない。
それから、民法上は養子の人数に制限はありませんが、相続税法上は制限があって、
(遺産に係る基礎控除)
第十五条
2 前項の相続人の数は、同項に規定する被相続人の民法第五編第二章(相続人)の規定による相続人の数(当該被相続人に養子がある場合の当該相続人の数に算入する当該被相続人の養子の数は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める養子の数に限るものとし、相続の放棄があつた場合には、その放棄がなかつたものとした場合における相続人の数とする。)とする。
一 当該被相続人に実子がある場合又は当該被相続人に実子がなく、養子の数が一人である場合 一人
二 当該被相続人に実子がなく、養子の数が二人以上である場合 二人
ですから、養子が1人であれば問題なく控除できます。
下記のものを国税庁のホームページで見つけました。有難うございました。
まずは、甥姪なら6親等の範囲に入るので、
本人が所得の基準を満たせば、同居しておけば良さそうですが、
同居していても、扶養されていることが説明できないとダメということですね。
実子なら、別にとやかく言われない、疑われないというか、要するに、
調べられることは少ないだけで、本当は調べられる懸念もあるのですね、
甥姪だと、同居していても、いよいよ疑われる懸念がありますね。
甥姪を養子縁組したとしても、やはり疑われる余地があるなぁと思いました。
(1)配偶者以外の親族(6親等内の血族および3親等内の姻族をいいます。)または都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。
(2)納税者と生計を一にしていること。
(3)年間の合計所得金額が48万円以下(令和元年分以前は38万円以下)であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
(4)青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないことまたは白色申告者の事業専従者でないこと。
ありがとうございました。