その町は、ひとつの自治体で、町長や町会議員もその町で選ばれるのですか。或いは、自治体ではなく、どこかの市に属する町ですか。
また、町の外から、人がくるのですか(例えばモノを売りに)。そして、町の人は町の外にモノを買いにいくのですか。それとも、遮断されている?
そういうのの代表例が農奴制の村落です。
教育はされないから慣習と身分が支配する世界です。
日本の村落は特にそういった傾向が強く、物作りの日本の基礎になりました。
生産された食料と年貢で生きていける人数が決まるので、身分の下の者から死んでいくことで最大多数の生存を担保します。
だから草の一本を逃さず必死で少しでも多くの食料を生産しようと村落全員が協力して努力します。
善悪ではなく、身分制社会の最下層とはそういうものです。
口減らしの身売りとか丁稚奉公とか農民兵とか普通にある世界です。
身分制社会ではヒエラルキーの構造が全体を支配し、都市においてもギルド制とか職人や商人の組合などの上意下達の構造で全体が支配されます。
限りある資源や食料を最大に効率よく配置する構造です。
人道的ではありませんが、今でも世界中の貧しい国で似たような社会構造が見られます。
身分制社会は生産が限定される中で最大の人数を生かす方法でもあるのです。
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