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Kai ! GO ! Life

鈴 真由.の徒然なる介護日記

口座凍結

 

父の銀行口座の凍結は12月中はしないでおこうと金融機関には連絡をしないでいた。

施設からの引き落としや各種引き落としの最終回が12月末にあるのでこれらを引き落としさせて年明けに凍結しようと思っていた。

銀行もこちらから連絡しない限り勝手に凍結できないので父絡みの引き落としは全部済ませてしまおうと思っていたのだが・・・

12月のクリスマス前に母から

 

信金から封書がきているわよ」

 

と言われる。

はて??なんだろう。

と実家でレターパックを開けてみる。

 

相続関係の書類一式が母宛てにおくられてきていた。

 

「この度はお悔やみ申し上げます」と書かれている。

 

???

信金に年金の振り込み設定がされていて年金が停止されたから???

それで相続書類が送られてきたの??

そんなに丁寧なものなの??

相続事務センターからの書類一式だが、これって司法書士に委任している場合も提出しなきゃいけないのかな??

と疑問を持ち相続事務センターに問い合わせをしてみた。

 

司法書士に委任している場合、本来これらの書類は司法書士事務所に送付するものなのでお手数ですが司法書士に送ってください。」

 

信金から言われる。

ふ~~ん。二度手間じゃん。と私は思う。

そして素朴な疑問を聞いてみた。

 

信金には父の死亡を伝えていないのに年金が止まっただけでこれらの書類は送られてくるんですか?

どうして父が死亡したことがわかったんですか?」と。

 

そうした信金さん

 

「とんでもない。

年金が止まっただけで相続書類は送れません。

ご家族からの申し出があったからです!」

という。

 

ええええ???と思って誰が連絡したのか?聞いてみたら・・

なんと妹1号(次女)だった。

 

「12月〇日、〇〇様からの連絡で口座を凍結して書類を送らせていただきました。」

 

と言われて呆然。

 

何なの?

母に現住所すら教えない人が勝手に信金に連絡しているわけ?

父にお線香1本上げない人が父の口座を他の誰にも連絡なく凍結しちゃうわけ?

今まで縦の物を横にもしないくらい介護も葬儀も(供花以外)手を出さないのに相続はしゃしゃり出てくるわけ??

はあ???って感じになる。

 

この信金は年金振込口座であるとともに各種引き落とし口座でもあったため勝手に凍結されたことで全部12月の最後の引き落としができなくなった。

ということは全部、差戻になって後日、振り込みしなきゃいけなくなる。

そういうお金の流れもオール無視で勝手に金融機関に連絡するわけ???

腹立つわね。

これ。

 

母も茫然。

「どういうこと??これってお金が目当てってこと??」とため息がでる。

 

謄本1通、取ってくれない人がどうやって口座を止めたのか。。

考えると余計イラっとくる。

 

さすがに一連の流れを怒りまかせに司法書士に連絡すると・・

そこは中立の立場を取っている人だけあって

 

「自分でアクションを起こすということは次女も相続に関心があるってことです。

我々が相続問題を扱う時、一番てこずるのはノーリアクションの人なので関心を持ってくれているということわかっただけよかったです。

そして自分が動いてみて相続は一人では何もできないことがわかったのではないでしょうか?」

 

という素晴らしいお返事が司法書士から返ってきた。

そして

 

「介護は親の近くで介護したことがある人にしかその大変さも苦労も後悔もわからないものです。

あなたはその経験ができたことを大切にしてください。」

 

という温かいお言葉もいただき、ちょっと涙が出た。

 

こういう勝手な行動への苛立ちって、血縁があるからカッカするんだろうな。

これ他人だったら、そんなに熱くなったり怒ったりしないのかな?

しかし、相続問題よ。

うちはそんなに資産家の相続じゃないのに揉めるんだね・・。

 

「相続財産が少ないほど揉めるんですよ」と私もいままで人に言っていたけど、こんなに自分の家がつまらないことで揉めるとは思わなかった。

 

まだ金融機関の凍結も終わっていないのに・・

どうなるんだろう。

今後。。

 

しかし要らない手間ばかり増えていく。

実質手続きをしているのは私なのに・・・

 

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粛々と・・・

親が死んだあとというのは、本当に大変だ。

地獄の相続問題に入る前でも事務手続きがワンサカある。

 

戸籍関係、介護保険などの市役所モノ・・。

一気に役所の手続きはしてきたが、封書が何回もきて「還付」なのか?

「追徴」なのか・・数百円のお金の請求がきたり。

 

母が生きているのでライフラインの名義変更をしなくてはいけないのだが、

母はフリーダイヤルの「案内ガイダンス振り分けがわからない。」というので

こちらも一括で私が電話しまくった。

繋がらないコールセンターに電話をかけまくり、案内ガイダンスのAIにイライラしながら電気、ガス、ケーブルテレビ、NHK、カード関係・・・をつぶしていった。

1日中電話対応していると・・・、

これはもう仕事だな。と思えてくる。

 

名義変更して口振変更の書類を送ってもらう(ネット変更が出来ない世代なので)と

口座変更し終わるのに2~3カ月かかる。

その間の請求は振込になるのだが、前に母は振り込み勧告請求を見落として電気解約されているので、このあたりの請求は私に送ってもらうよう手配したり・・・。

 

カード解約するとそこに付随している障害保険がでてきて、それも任意解約しなくちゃになった。

百貨店カードなんて父は一切つかわないのに親子カードになって妹2号が持っていることがわかったが、主契約解約で一緒に解約になる。(当たり前だ)

私がコールセンターと苦戦してやっと解約した。と思ったら妹2号に

 

「あああ~、ポイントが5000円くらいあったのに、もったいない。

解約するなら言ってよ!」

 

と文句たれられる。

いい歳こいて、親のカードでポイント貯めるな!

主契約の父が死亡したら解約するのが当たり前だろ!!とイラっとする。

そして5000ポイントでぶー垂れられるとしたら相続なんてできないな。としみじみ思うのであった。

 

母は実家に届く各種変更手続きの封書が勝手にくるものだと思っているようだが、これらは全部、手配しないと届かないんだってば!!と叫びたくなった。

そのために朝から晩まで電話しまくったんだってば!!と叫びたくなった。

 

粛々と事務手続きを片付けつつ、父の特養の片づけにも行く。

片付けに行くのに2週間近く時間がかかってしまったので、すでに父の荷物は施設の人が段ボールにまとめて1階の会議室におかれていた。

衣類などは段ボールを開けて確認するのも面倒で、そのまま廃棄にしてもらった。

テレビとハンガーラックと血圧計、鉄道の本と最後にデザートを食べさせていたダイソーの小皿とスプーンだけ持ち帰った。

後で思い起こせば、ほとんど履いていない介護用室内履きや靴なんかもあったけど、

持ち帰ったところでこれらは実家の物の山に積まれるだけなのでそのまま廃棄にしてもらった。

 

特養の相談員さんと受付の人にだけお礼をいってきた。

特養に一番、通っていたのは私なのでここに行くときが一番、切なかった。

まだ、上の階に父が寝ているように思えてしまう。

 

仕事復帰すると仕事帰りが一番、つらくなった。

夏から1日おきくらいに仕事帰りに父の特養に寄っては顔を見てアイスを食べさせるというルーチンだったので、もう施設に寄らなくていいんだ。ということを体が記憶していなくてそのまま父の施設に向かう道を走ってしまいそうになった。

何度も通った道を通るとそれはそれでキュンとしたし・・。

こればっかりは通った経験がないとわからないな。と思って一番、悲しくなった。

 

救急搬送、入院対応、退院対応、急変対応。。

そして葬儀の手配、死後事務手続きとず~~~~っと続いている一連の流れ。

あまりに忙しすぎて、あまりにやる事が多くて、私は全然、泣けない!

泣いている余裕がない!!

 

愛犬を亡くすことの方がつらいのは純粋にその子の死を悲しめるからなんだろうな。

と思ってしまった。

 

今週中に何をやらなきゃ。

今月中に何をやらなきゃ。

といっているうちに世間はクリスマスになり年末になっていた。

 

粛々と地味に各種手続きをしているけど、こんな大変なこと、みなさんどうしているのだろうか??

誰がやっているのだろうか??

そして、うちの妹たちは手伝うどころか邪魔するだけで何もしない。

それなのに「長女が仕切るのは気に入らない」と文句を言われる。

報われないね。

ほんと・・・。

 

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司法書士

 

父の死後事務手続きをしているのだが、もう、これはあかん。と思って相続に関しては司法書士に頼もう!と実は早々に依頼していた。

 

葬儀の前から、供花で揉めるわ。

何もしないのに文句たれる妹1号(次女)に

感情的すぎて何でも

「等分でなきゃいやだ!税金なんて払えばいい!」という妹2号(三女)の態度を見て

これは無理だ。と思って専門家に投げよう。と思っていたのだが、現実は私が思った以上だった・・・。

 

まだ相続の「そ」の手続きにも入っていない最初の一歩ですでにこけた。

妹1号が現住所すら教えない。

 

私は「法定相続情報証明制度」くらい登録してから司法書士に依頼しようと思っていたのでそれぞれに謄本を取ってほしい。とお願いした。

親の戸籍を出ていない妹2号に関しては母の謄本をとれば載っているのだが

各自で書類をとってもらいたくて母経由でお願いした。

 

12月も半月すぎても書類もそろわないし、妹1号にいたっては現住所すら母にも告げない有様。

仕方ないので妹1号の旦那経由でお願いしたりもした。(直接会話は私と次女とは国交断絶しているのでありえない)

 

「役所に相続人の一覧で住所氏名をだすのに住所不明ではだせないでしょ?」

 

と頼んでも、旦那すら・・

 

「今の住所は秘密主義みたいで・・」

 

とか言っている。

 

そして決定打はずっとお願いしていた母に対しても

 

司法書士に頼んで法定遺産分割協議書を作ってもらいそれに納得したら謄本もだす。

納得しなければ出さない。

長女が中心でやっているのが気に入らない。

長女は信用できない。

住所も教えない。」

 

と言ってきたもので母もブチ切れてしまった。

それまではなんだかんだ言っても「次女も自分の生んだ娘なので。。」とかばっていたがこの公的な手続きに際しての頑なな態度!!

しかも父には最後まで会いにこないし。

葬式だけチョロっと顔をだしただけでタダメシ食いして何もしないのに文句だけたれる。

その後は1度もお線香すらあげない。

介護に一切、関与しないのに相続には文句をいう。

 

私も呆れてしまった。

妹2号は烈火のごとく怒って

 

「なんなの。パパの最後には顔もみせないのにパパのお金だけは貰うつもりなの?

こんなやつ、パパのお金を1円使うごとにグサグサ刺されればいいんだ。」

 

と言い出す。

 

母も

 

「この子に何もあげないようには出来ないものか‥

こんな子だと思わなかった。

もう電話もしたくない。」

 

と言い出す。

 

もう、致し方ないので士業の力をつかって謄本を集めてもらうことにした。

 

妹1号が言うまでもなく遺産分割協議書を作って提示していただくようこっちも手続きをしているんだよ!!

(この人の言っていることは、ちょっとググってみました程度の知識で私は一応、FPの勉強もしているし相談する司法書士も相続につよい方にしている。

司法書士で拉致があかなくなったら、税理士でも弁護士でもつないでくれる)

 

でも遺産分割協議書以前に現住所も伝えない相続人がいるって何だよ!!

腹違いの妹でも出てきたんなら別だが、その辺に住んでいるというのがありありにわかるのに教えない。

父の施設だってもしかしたら実家から行くより一番近いんじゃないか?って距離にいながら1度も行かない。

病院に入院しても、危篤かも!と聞いても「あ、そ」って感じなのにここにきてこの態度っていうのはお金が欲しいのか???

 

司法書士さんも

 

「珍しいですよ。

何も教えない相続人がいる家族は時々あります。

でも、そういう人は相続も放棄することが多いんですよ。

お金は欲しい。

でも住所も教えないって人は珍しいパターンですね。」

 

と言われる。

 

お金は欲しいんだろうね。

嫌いな父のお金でも。

そういう態度だよね。

これ。

 

ほんと、相続狙いならゴマするくらい最後は会いにくるとか?

手伝おうとするとか?

協力的になるとか?そっち系じゃないの??

 

義務は果たさないけど権利は主張する一番嫌なタイプ。

そして何もしないくせに「信用できない。お前が中心なのが嫌だ」とか言われても

介護は1日にしてならずなのだ。と言ってやりたい。

親の葬式っていうのはそこまでいくのに誰かが看取って、誰かが段どって初めて形になっている。

 

指定された日時に来て、ただご飯食べて帰る。のは参列者のやることで

参列者だったらお香典をちゃんと持ってこい!(別にお金が欲しい訳ではないけど。)

 

まだ、ライフラインの名義変更手続きレベルなのにこの先に待ち受ける「相続の闇」のことを考えると母も私も眠れなくなった。

 

父でこれでしょ?

次に母もあるんだよ。

第2ラウンドもあるんだよ。相続。

こんなやつと関わる時間が無駄だ。と思う。

でもスルー出来ない地獄なり

 

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滞在時間9分

11月12月と父のことで忙しくて母のケアマネ訪問を母一人でお願いしている。

 

今のケアマネになってから毎月のモニタリング訪問に私が同席してもケアマネがあまりに事務的で終わらせるので立ち会う意味ってあるのかな?と思っていた。

最近、私がいることで母がしゃべりたいことを話せていないのかもしれない。と思い

 

「今月は申し訳ないですが母と二人でお話をきいていただけますか?」

 

とお願いした11月の訪問がなんと!滞在時間9分という事後連絡メールが来てびっくりした。

 

「通院が来週で変化がなく特に異変や処方変更もないとのことで滞在時間が9分でした。まだお母さまに信頼いただけていないようです」

 

というメールに呆然。

 

ごめんなさい。

私も営業で知らない家に訪問することがあったのでアイドリングトークと締めのトークだけで10分は過ぎてしまうよ。と思ってしまった。

どうやったら9分で帰れるんだ?

 

「こんにちわ。

病院どうでしたか?

変わりはないですか?

デイサービスどうですか?

では失礼します。」

 

って感じでしょうか???

 

このケアマネ、時間と予定に追われすぎていて話を聞くってことが出来ないんだよな。と思っていた私の直感は思った以上にあたっていた。

それにしても9分ってすごすぎないか?

平均でも30分から1時間は話すだろうが?

モニタリング訪問。

前のケアマネさんたち1時間以上、話をきいていったよ。

どうやったら滞在時間9分になるんだ?と思ってしまった。

 

で12月は父が他界して父の葬儀や事後手続きで私の時間はほとんどとられているので今回も母と二人でお願いした。

 

「父が他界してなんだかんだ言っても母も落ち込んでいます。

話しをきいてあげてください。

さすがに9分というのは・・・」

 

とお願いしたのだが・・・

 

「今回は妹さんがいらして帰りに玄関先でお話させていただきましたが53分でした。

言い訳になりますがお母さまは先月と同様に何をうかがっても話しの展開がなく「大丈夫です!」「やっています」等シャットアウトのため、次々とこちらが質問する形になり警戒されているようなご様子でした。」

 

というメールが報告で返ってきた。

っていい訳だろうが!!

滞在時間を計ってほしいわけじゃなくて母の話をきいてやってほしいわけなんですよ!

 

たぶんこの方の質問の仕方だと「イエス」「ノー」の返答しかでないんだろうな。

と思った。

そこで、「大丈夫です!」と言われても話のふり幅をもたせるのがコミュニケーション能力だろうが!

 

何かを提案してもほとんどの場合は拒絶する老人の方が多い。

それをいかに興味をもたせるか?

日常の中の会話から変化を感じるか?がケアマネの力量ではないのでしょうか?

雑談力だけは長けていて必要以上に長居してお客様と話まくる私には考えられない。

 

ため息がでてしまった。

この人、老人との会話ができないケアマネなのか?

とりあえず発注したいものの手配はする。

で、担当者会議はする。

と言ってもその担当者会議は本当に業者同士の会議で事務的なので母を交えてする必要性があるのか?と思ってしまう展開だった。

 

なんだかな~

この人と二人三脚は難しいな。

というかコミュニケーション能力と傾聴能力、低すぎ。

ケアマネは事務だけやればいいって訳ではないと思うけど。

 

家族からヒアリングするだけなら当事者抜きのメールだけで十分だし。

でもそれだと管轄の市から注意されるから何が何でも月内に訪問はしなくてはならない。

「10分でいいから訪問させてください。」と前に言われた。

そういう事務所側の「ねばならない」を表にだして仕事している人なので

私もいまいち相性が合わない。

 

とはいえ、交替もなかなか出来ないので仕方ない。

この2か月の対応で相当な幻滅感とこの方の言い訳の多さがわかってしまった。

残念。

 

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戸籍謄本

市役所での手続きで必須なのが戸籍謄本。

まずは自分の戸籍謄本がないと自分と父との関係を証明できない。

なので自分の戸籍謄本を取り、各窓口で手続きをしていく。

 

父の死亡届は葬儀屋さんが提出してくれていた。

死亡事項が反映するのに約1週間とガイドブックには書かれていたが1週間足らずで申請したら反映した戸籍ができていた。

(窓口さんは会計年度職員なのでほとんど話が通じない。。)

 

で、父の戸籍謄本をみたら従前戸籍が載っている。

ここをたどって出生の戸籍までそろえないといけない。

生前の話では父は東京の杉並で生まれて育ったと聞いていたのだが、従前戸籍は静岡県の某市になっていた。

祖父の本家のあるところだ。

 

あちゃ~!ということはこの前の戸籍は静岡の某市に請求するのか?

と窓口さんに聞いたら、???って感じでたぶん、本当の市役所の正職員さんが出てきた。

 

「今年の春から、生まれてからの戸籍を一括で請求することが可能になりました。

でも他県や他市の情報にまたいだり、旧戸籍をたどるため即日では対応ができません。

ご予約制となっております。」

 

と言われて父の戸籍一式を揃えてもらうよう予約する。

これは直系血族しか申請ができないとか?

申し込んだ人しか受け取りができないとか?結構、条件がきびしい。

まあ1個ずつ遡る苦労に比べたら恩の字だけど。

 

母に聞いても

 

「え?杉並じゃなかったの?」

 

って感じで従前戸籍が静岡というのは初めての発見だった。

 

数日後、予約した時間に受け取りに行く。

まあ、静岡の本家の戸籍が前にあるってことはそれだけかな?と思っていたら

 

「合計6通になります」

 

と6通の戸籍が出てきた。

除票も含めて換算するらしい。

 

「ここにいらっしゃいます。

ここにいらっしゃいます。」

 

と1つ1つの戸籍に父の名前を見つけて教えてくれるが、なんと!曾祖父の戸籍に孫として記載されているのが初めての戸籍になった。

 

親戚のおじさんが家系図作りに凝っていて曾祖父母からの家系図を作ってくれたりしたので曾祖父母の名前もお見知りおきがあるのだが、もちろん会ったことはない。

(私が生まれる前に他界されているので人生の時間を共にしたことはない)

 

戸籍も旧戸籍で手書き?で書かれているのだが、何が書かれているのか?

よくわからなかった。

よくわからないけど、明治までさかのぼるんだ!!とびっくりした。

 

たぶん?

祖父は結婚しても戸籍を分けなかったのか?

昔は孫も曾祖父の戸籍に記載されたのか?

わからないけど、明治まで遡ってしまった!!

 

思わず受け取って「えええええ!」ってびっくりした。

 

今回は父の死亡事由により父の戸籍を遡ったのだが、自分史?で自分のファミリーヒストリーのように戸籍を遡ることもできるらしい。

とはいえ、明治10年くらいが最初の公的戸籍になるので私が遡れるとしたらこの1つ前くらいが限界らしいが。

おもしろそうなので今度、やってみよう。と思ってしまった。

 

6通も出てくると思わなかったので出生から死亡までの戸籍を請求したらそこそこの金額になってしまった。

 

読めない明治の戸籍を解読すると曾祖父のところに嫁にきた曾祖母は次女らしい。とか。

今では死語?の「家督を相続する」とかいう文言がはいっている。

 

そして誰それ(長男とか次男とか)の長男が〇〇。みたいな形で「孫」が記載されていてその「孫」の名前には聞いたことのある父の従兄弟会の伯父様、伯母様方の名前が並んでいる。

 

いや~~。

みんな繋がっているんだな。と変なところで感動してしまった。

自分の親の戸籍なんて死ななきゃ取らないから、父方のファミリーヒストリーって感じでびっくりポン!だった。

 

でも1つずつ遡って行っていたら1カ月以上かかるぞ。と思い制度の改正に心より感謝したのであった。

タイミングよかったというべきなのか?

とりあえず感謝。

 

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死後の手続き

 

お葬式でヘロヘロになった私だが、親の死後というのはここからの方が正念場なのだ。ということを痛感する日々がやってきた。

 

葬儀屋さんが死亡届を出してくれたとき市が「おくやみハンドブック」という死後の手続きハンドブックをくれたそうで私に渡してくれた。

とはいえ、葬儀直後はそんな冊子を開く気力もなく翌日の夜にペラペラめくってみて現実に返る。

ある程度は予想していて下調べをしていたが思った以上に大変だ。

 

とりあえず市役所関係で該当する項目にマーカーを引いて何を手続きすればいいのか?

何の書類が必要なのか?をピックアップした。

(ネットで結構、情報を集めていたがネット情報は曖昧で嘘が多かった。

特にツイッター(X)で知ったかぶりしているインフルエンサーよ。

お前ら嘘つきだ!!)

 

市役所のHPから申請書類を一括で反映できるExcelデータがあったのでそこに入力していく。

なるべく無駄足と手間の日数を減らしたいので効率的にすすめたい。

葬儀の翌日の夜からExcelで書類作りか。。。

 

ここで結構でてくるのが「相続代表者届」って書類でこれには相続人の一覧と

代表者の名前、代表者の口座とかいろいろ記入する。

還付も納付もこの代表者が責任もてよ!ってことらしい。

私が代表者になるのだが、まず行き詰ったのが相続人の住所。

こんな簡単なところで行き詰った。

 

例の妹1号(次女)の住所だ。

 

2年半ほど前に実家の隣の市に家を購入して引っ越したらしいのだが誰にもこの家の住所を教えない。

年賀状なんてとうの昔に私のところには来ないし、実家にくるのは義弟が住んでいる関西の賃貸の住所が書かれている。

母も知らないという。

直接、連絡できる間柄ならいいが私も話したくないので頼みの綱の甥っ子にLINEできいてみた。

ところが甥っ子も

 

「母(次女)に直接、メールで聞いてください」という返事が返ってきた。

で、母に妹1号に聞いてもらったら

「そんな大事なことは簡単に教えられない。

何の書類に書くのか?実家に書類を置いておいてくれ。そうしたら書く。」

と電話でも教えてくれない。

 

えええ!住所だよ!

住所!

そんな秘密結社の住所じゃなくて、年賀状で普通に教える家の住所。

しかも親兄妹にも教えられないという。

今回は甥っ子にも緘口令が敷かれたらしい。

 

何様なの!!

死後事務には住所どころか謄本やら印鑑証明、実印、銀行口座などもっともっと重要な書類が必要になるのにたかが住所すら教えられないらしい。

 

ということで手続きが先に進まないのだ。

 

なんなんだ、こいつ。

自分は何もやらないのに事務手続きを阻むようなことしかしない。

母も呆れて電話をガチャ切りしたらしい。

 

これじゃ、1歩目からして進まない。

それはとても困るので仕方ないから前の住所で出すことにした。

まだ税務署の遺産分割協議書じゃないからとりあえず相続人がわかっていればいいかな?

と苦しまぎれで進めるしかない。

 

私はハンドブックを見ながら四苦八苦しながら書類を集めているのに

妹1号は完全無視。どころか邪魔ばかりする。

妹2号は妹1号の香典騒動で怒りマックスになり部屋にひきこもり、その晩こっそり自分の家に帰ってしまった。

 

ということは私がやるしかないだろうが!

誰もやる気がないだろうが!

 

でも死後の手続きってのは期限がきまっているんだよ。

どうして仕事(パートだけど)をしている私が介護から葬儀、死後事務まで全部背負わなければいけないのか?

腹立つけどやらざる負えない。

 

へとへとになりながら市役所に通う日々。。

 

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お香典

 

近しい親戚ばかりのお葬式だったので受付も立てなかった。

お通夜もない1日葬だったが、お香典を持ってくることは考えられる。

なので金庫番を妹2号に任せた。

お金関係をまとめて保管して誰がいくらだったか?まとめて。と

 

みなさん、私より老齢の年金世代ばかりだったのにお香典を包んでくれた。

地方勢はハトコの分も持ってきてくれた。

正直、お金は気持ちだと思っているので、なきゃないで葬儀が出せないわけじゃない。

 

で、ここにきてお香典0が発覚したのが妹1号家族。(次女家族)

夫婦と甥っ子とで3人で来てしっかり食べて、

謎の病気で来れない姪にはお弁当も包んで持たせた。

 

が、お香典0だった!!

 

これには妹2号が烈火のごとく怒った。

 

「いつ、渡してくるか?ずっと待っていたのについに1円も出さずにただ飯食いか!!」

 

と。

 

供花お断りの時に母に

 

「お花を断るってことはお香典も断るってことよね!」

 

と言ったらしい。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「私が断ったから・・」

 

と母が取り持つが、これは取り持てない。

 

断ったお花は半強制的に押し付けられたし・・。

そんなお花を会社から送らせるような立場の人の家族が親の葬儀は手伝わないわ。

ただ飯くらいでお香典も出さないわ。ってあり得ないだろうが!

これ供花を送った次女の旦那が知ったら恥ずかしい事実じゃないか??

まさか実親の葬儀に手ぶらで参加するだけってあり得ないだろう。

(施主側で手伝っていれば話は変わるけど、、)

 

妹2号は泣きながら怒っているけど、私は葬儀疲れで怒る気力もなく呆れた。

そしてこのメンバーでこれから死後事務手続きと相続をしていかないといけないって地獄だな。としみじみ思った。

 

この状況って草葉の陰で父が泣いている状況だよね。

自分の葬儀の時に娘たちや家族がこんなに揉めているって・・・。

 

ごめん。

父よ。

いくら父の立場に立ってもあまりに非礼で言葉もないわ。

 

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