昨年、津村記久子さんの「この世にたやすい仕事はない」という小説を、読みました。
面白かった!
本屋さんで、ぱらぱらめくると、お仕事小説だということが分かり、興味を引かれ、購入しました。
14年続けた仕事を辞めて、5つのちょっと変わった仕事を体験していく、というお話しです。
ちなみに、
第1話 みはりのしごと
第2話 バスのアナウンスのしごと
第3話 おかきの袋のしごと
第4話 路地を訪ねるしごと
第5話 大きな森の小屋でのしごと
目次より引用
の5つのお仕事でした。
どの仕事にも、丁寧に、のめり込んでいく。
いろいろな葛藤やマイナスもありながら、その都度順応し、楽しんでいくような。
その姿に、やっつけ仕事をしてしまう自分を顧みて、心が洗われる思いでした。
とにかく、主人公の物事への取り組み方は印象的。そして、作者の視点の面白さも巧妙です。
流れる雰囲気は、落ち着いた充実、のような。
いろんな仕事を通して、何に気づき、最後はどうなるのか、仕事との向き合い方を考えたい方は、是非是非読んでみてください!
まだ、このブログでは、リンクが貼れないので、申し訳ありませんが、検索してみてください。