もう購入して4ヶ月くらい経つのだが、こんこんついにマイカーを買いました。
それまではカーシェアをしており、使いたいとき(といっても自転車で10分の距離にあり2ヶ月に一回、空く時は半年に1回レベルでしか乗っていなかったのだが)に家族で乗っていて、車?まぁうちはいらないよねと思って生きていたのだが、ではなぜ車を急に買ったかというと1番の理由は今年に入ってママ友方とのお付き合いが急増したところによる。あるときはランチの約束時に「12時ね、自転車で行くね」というと「ねー車で迎えに行くから乗ってってよ!!暑いでしょう」といって迎えにきてもらい、またある時は「駅までついたけど配車したタクシーが全然来なくてお宅に辿り着けない」と言うと「わかった!駅まで迎えに行くからちょっと待ってて!」と駅まで車で迎えにきてもらい、またある時は「お誕生日パーティーをします。ここのホールでするけど送迎するので来てください」と言われ面識のないインド人(主催者の友人)に雪道を運転してもらうなど、とにかく私が車を持っていないことにより、多くの方にお手間をかけさせている。そして今後もかけさせるのでしょうと思うと「もう車を持った方が良いのでは....」と今年の5月半ばくらいから車を持つことに意欲的になりそうして6月に車を購入しました(早)
人生初めて中古車を買いました。私の夫は車に興味もないし車に一生乗らないと固い決意をしている人物でもあるので、私の独断と偏見と浅い知恵だけで選んだ車なのですが、まぁそこそこ私にあった良い車を買ったのでは?と購入して4ヶ月目の今は思っています。
車えらびってまず何をしたらいいんだ?というとことから私は「?」だったので、書店に行ってまず「POPEYE 926号/車はともだち。」を立ち読みしました。この号は愛車紹介と選んだ理由などが掲載されており、シティーボーイ達がどういう視点で車を選んでいるのか?きっとシティーボーイ達は機能だけでは選ばないし、デザインだけでも選ばないし、でもきっとうんちくも加味して選んでいるに違いないとシティーボーイに絶大な信頼を寄せている私が熱心に立ち読んでみたところ、わかりました。シティーボーイは大体デザインで選んでいるということが、私にはわかったのです。
そしてその延長で気がついたことは、100万円以下くらいの車でも気に入れば買っている人がいるんだということでした。中古車って車の値段の幅がすごくあって安かろう悪かろうで勝手に100万円以下の車は避けた方がいいのかなと思ったのですが、そういう訳でもなさそうというのがPOPEYEから得た知識でした。
次に私が車選びで向かった先は中古車屋さんでした。わたしは運転が得意ではなくてボコボコにする自信もあり、余裕資金もないので初めてのマイカーは中古車と決めていました。この時点で私の関心のある車種は「ヤリスクロス」と「プリウス」の二択でありました。ヤリスクロスはカーシェア時代にずっとヤリスに乗っていて「ヤリスは乗りやすい」という親近感を持っていたのでヤリスよりデザインが好きな「ヤリスクロス」を候補に挙げました。プリウスはPOPEYEで掲載されていたシティーボーイ3名が良いって言っていたから「私も〜」と思いました。そうですわたしはなんだかんだシティーボーイが好きなのです。
ところが実際に中古車屋さんでヤリスクロスを見たところ、「え?300万円近くするのにテンションがあがらないな...」というのが正直な感想で、いくつかヤリスクロスを見せてはもらったのに、なんかいまひとつピンときませんな..とうつむき加減でおりました。次にプリウスに試乗すると、私には運転席からの視界が悪く、見えにくさを感じました。それを素直に店員さんに伝えたところ僕はプリウスに乗って腰を痛め車を変えたという話をしてくれました。腰が弱い私は絶対私も痛めると一瞬の試乗で完全にお兄さんに同意してしまい、その瞬間私の中でプリウスはなしになりました。
そうしてその後、何気なく並んでいたスバルのフォレスターに興味を持ち試乗をお願いしたところ、運転席に座ってふと後部座席を振り返ると、見えたのです。後部座席に座る子供と夫が笑顔で乗っている姿が....
「はぁぁぁぁああああ」と夫と子供の幻覚が見えてしまいフォレスターの中で狼狽ているとどうですか?と店員さんの声。「家族が後部座席に乗っている姿が見えました」と素直に答えたところ「そういう感覚が大事ですよ!」と店員のお兄さんが後押ししてくれたことにより「私の初マイカーはフォレスターだ!!!!!!!」と確固たる自信を持つことができたのでした。
でも気になるのが試乗したフォレスターが99万円だったこと。シティーボーイからの教えによると100万円以下の車も選んで良い(とは言っていないのだが)とのことだが、やっぱり私の中にあるアンダー100万の車はやばいルールーが拭えず、とりあえず初めての中古車屋さん訪問はいろんな車を試乗しただけで終わったのでした。
その後中古車屋さん二件でフォレスターを見に行ったのですが、結局のところ見た目や走行距離や喫煙の有無、車体の年数、事故の有無などの車を評価する判断基準しか私には持てず、100万以下はあぶないということが全くわからんぞと思ったので、私は安心と安全のためにスバル店に行ってSUBARU認定U-Carというスバルが扱っている中古車のなかから車両価格約115万円のその店で1番安いフォレスターを購入することに決めました。(総額は諸々付けて135万円くらいでした)
傷も少なく苗場のシールが剥がされた後くらいした気になる点はない、けっこう状態の良いわたしのフォレスター。購入して1週間後にカーナビが壊れ、二週間後にサイドミラーが開かなくなり修理が必要になりました。が、今は不具合なく元気にやっております。(これらの故障は保証で修理してもらいました)
中古車を購入して思ったのは、年数が重なった車は直接見えない部分の部品の劣化が否めないということで、これが壊れるかどうかは運としかいいようがないのかもしれないけど、こういった急な不備に速やかに対応できないなら新車か年数浅めの車を選ぶ方が良いのではというのが個人的な意見です。修理するのになかなか時間がかかりますからね...店舗にもよるのでしょうが。あと保証が充実している車を選ぶというのも中古車選びでの選択肢となるように思います。知人はわたしと同じようにサイドミラーが壊れて修理費に七万円かかったということですし...車の修理費は予想の遥か上の金額になるケースが多いようです。
そんな悩み大き中古車を購入するにいたった訳なのですが、自転車がトレードマークの奥様こと私が自転車にほとんど乗らなくなり、通勤も子供の送迎も車で行って快適なカーライフを送っております。最初は購入を渋っていた夫も少し雨がぱらつくと駅まで乗せていってほしいと頼むようになり苗場で活躍したであろうフォレスターは、のどかな街を駆け巡る我が家の一員といった具合です。始めからボコボコにする気満々で迎え入れましたが、できる限り優しく扱って健康長寿でいてほしいです。