表記と用語の基準 | ScanNetSecurity

＃本記事は本誌寄稿者や翻訳者に向けて公開しています＃
（最終更新日：2024年10月18日）

　ScanNetSecurity に寄稿する記事の執筆や翻訳、ありがとうございます。弊誌の表記ルールを下記に記載しました。ご一読ください。

　この基準は、ScanNetSecurity の記事執筆及び配信にあたって適用される、用字・用語のガイドラインです。コンテンツを正確にわかりやすく配信するため、すべてのコンテンツに本基準を適用します。ただし、コラム、小説、その他の記名原稿における、意図の存在する漢字の使用等に関する部分のみ唯一の例外とします。

1.基本事項
■日本語および記号は全角文字、英数字は半角文字を使用してください
×　アルゴリズムに対する攻撃を１２８回くりかえした
○　アルゴリズムに対する攻撃を128回くりかえした

■漢字多めではなく平易な仮名多めの字面を心がけてください。ただしコラム等々で何らかの効果を狙っている場合（たとえば「改ざん」ではなく意図して「改竄」と書くことでまがまがしさを出す etc.）はOKです
×　但し、様々な選択肢を全て挙げる事は出来ない
○　ただし、さまざまな選択肢をすべて挙げることはできない

■能動態で表記できる場合は能動態で表記してください
×　A社から新製品が発売される
○　A社が新製品を発売する

■外国人氏名はできるだけカタカナ表記してください
×　Bruce Scneier
○　ブルース・シュナイアー

■動作・作用の起点には「より」ではなく「から」を用いてください
×　4月1日より開始する
○　4月1日から開始する

■機種依存文字を使用しないでください
参考リンク：機種依存文字について（ https://form.submitmail.jp/tools/check/ ）

■入稿データがMicrosoft Wordやテキストファイルの場合には Tab（タブ）記号は使用しないでください

2.句読点
■句読点は全角の「、」「。」を使用してください。「，」「．」は使用しないでください

■文末には句点（。）をつけてください。「」内の場合はつけないでください

■「」内の文末には句点をつけないでください
×　「Dos攻撃ではありません。DDoS攻撃です。」
○　「Dos攻撃ではありません。DDoS攻撃です」

■箇条書きの場合、各項目末尾に句読点をつけないでください
×
・SQLインジェクション、
・バッファオーバーフロー、
・クロスサイトスクリプティング。
○
・SQLインジェクション
・バッファオーバーフロー
・クロスサイトスクリプティング

3.カッコ
■カッコ（「」（）［］）は全角を用いてください

■製品名、サービス名、一般語とはいえない特定の項目名などは初出時に「」で閉じてください
「Computer Emergency Response Team」

■文中、初出時の企業名は正式商号（法務局に登記してある名称）を記載してください（公式サイトの会社概要ページあるいは国税庁のサイト［https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/］等で検索してください）

■略称や追加情報は（）で付記してください
東日本電信電話株式会社（NTT東日本）

■「」で閉じられている場合、補足情報や話者表記などの情報を記載する（）は、「」内に入れてください
「Computer Emergency Response Team（CERT）」
「知っている（25％）」「知らない（60％）」
「近年こそ競合が追いつきつつあるが、オンプレとクラウドが混在する環境で特権 ID を管理するなら iDoperation 一択に近い時代があった（長田氏）」

■「」内の「」は『』を用いてください。クォーテーション（'　'）、ダブルクォーテーション（“　”）は使わないでください
×　「掲載した例文のいくつかは「暗号の秘密とウソ」から引用しました」
○　「掲載した例文のいくつかは『暗号の秘密とウソ』から引用しました」

4.数字・記号
■数字の表記
数値は全てアラビア数字で表記し、3桁ごとに半角の「,」を入れてください
3,980円
2,035件

×　第五十二回全国大会
○　第52回全国大会

■1桁の数字も半角文字を使用してください
×　五件のアラート
○　5件のアラート

■慣用的な表現では漢数字、アラビア数字どちらの使用も可とします
○　数十秒程度で起動が可能
○　数10秒程度で起動が可能

■スラッシュ「／」は半角で表記してください。スラッシュは記事タイトルには使用しないでください

■三音以上の技術用語の場合は語末の長音を削除して表記してください
メモリ、モニタ、プリンタ、スキャナ、アドバイザリ
※ 技術用語ではなく一般用語の場合は長音は削除しないでください

■感嘆符「！」と疑問符「？」は全角で表記し、その直後に全角スペースをひとつ挿入してください
×　侵入前提の対策である EDR や NDR の重要性は別として、そもそもまず足元の脆弱性管理等をちゃんとやった方が、断然費用対効果も高くないですか？そんな正論が開陳される。
○　侵入前提の対策である EDR や NDR の重要性は別として、そもそもまず足元の脆弱性管理等をちゃんとやった方が、断然費用対効果も高くないですか？　そんな正論が開陳される。

■感嘆符2つ「!!」、疑問符感嘆符「!?」は半角で表記し、その直後に全角スペースをひとつ挿入してください

■過剰な感嘆符、疑問符の利用は控えてください

■アスキーアート、顔文字は使わないでください

■文中の3点リーダーは、「・・・」（中黒３文字）や「。。。」ではなく、全角1文字の「…」を使用してください

■中黒「・」は全角を用いてください

■項目や機能の列挙等の体言の並列は、中黒「・」ではなく読点「、」を使用してください。項目を「」で列記する場合は中黒も読点も不要です
×　password・123456・qwerty
○　password、123456、qwerty
○　「password」「123456」「qwerty」

■記号（「％」「＆」「＃」「＄」）は全角で記述してください
×　チョコレート&リキュール、20%引き！
○　チョコレート＆リキュール、20％引き！

■単位
通貨記号は使用せず「円」「ドル」「ユーロ」を使用してください
×　￥5,000
○　5,000円

×　100＄
○　100ドル

人間の数を表す助数詞は「名」を使用してください
×　256人
○　256名

■「ヶ」「個」「箇」は「か」と表記してください
×　3ヶ所、3箇条、3ヶ月
○　3か所、3か条、3か月

■分数は「x/x」ではなく「x分のx」と表記してください
×　レタス1/2個
○　レタス2分の1個

■タグと誤認識される文字は使用しなでください。やむをえず使用する場合は全角文字を使用してください
例　半角の大なり小なり記号等、半角アンバサンド　他

■英単語のハイフネーションは使用しないでください

5.注意が必要な文字

■ローマ数字は半角英数字の大文字 I （アイ）および V （ブイ）を使用してください。ローマ数字は機種依存文字です
×　Ⅰ、Ⅱ、Ⅳ
○　I、II、IV

■期間を表す場合、記事本文では「～」を使用せず「から」「まで」を使用してください
調査期間は2011年2月11日～3月13日まで
調査期間は2011年2月11日から3月13日まで

■罫線（┬ ╋ ┴ など）は基本的に使用しないでください（メールマガジンのレイアウト用に使用する場合を除く）

■行頭禁止語：以下の文字は行頭に使用しないでください
、。，．・？！ヽヾゝゞ々ー）］｝」』ぁぃぅぇぉっゃゅょァィゥェォッャュョ!),.:;?]}。」、・ー

■行末禁止語：以下の文字は行末に使用しないでください
（［｛「『([{「

■商号・団体名称は初出時に正式な名称を記載し以降必要であれば略称を使用してください
東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は本日都内で記者会見を開いた。それによればNTT東日本は…

■企業名の略称は、プレスリリース等に記載されている略称を使用してください

■用語・略語一覧
・ファイアウォール（×　ファイアーウォール）
・ゲートウェイ（×　ゲートウエイ）
・プラットフォーム（×　プラットホーム）
・インタフェース（×　インターフェイス）
・ウィザード（×　ウイザード）
・Web（×　ウェブ、WEB）
・ウイルス（×　ウィルス）
・メール（×　電子メール、E-mail、eメール）
・脆弱性（×　ぜい弱性）
・漏えい（×　漏洩）
・ラインアップ（×　ラインナップ）