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人気マンガ・アニメのトラウマ最終回総集編――まさかの夢オチ。原作者逮捕で打ち切り。最終決戦が1コマで完了。 [文学]

人気マンガ・アニメのトラウマ最終回総集編――まさかの夢オチ。原作者逮捕で打ち切り。最終決戦が1コマで完了。

人気マンガ・アニメのトラウマ最終回総集編――まさかの夢オチ。原作者逮捕で打ち切り。最終決戦が1コマで完了。(鉄人社)をご紹介します。数々のマンガやアニメ作品の「トラウマになるような」最終回を集めた書籍です。





本書はタイトル通り、驚きやショックを受けるような結末を迎えた作品を集め、ファンに衝撃を与えた理由や背景を振り返ります。

どちらかというと、がっかりさせたという意味で、さまざまな形で読者を驚かせた作品のエピソードを紹介しています。

対象は、日本の有名なドラマ、マンガ、アニメ作品などです。

全体的に「愛されていたが、最後が残念だった」というような視点からまとめられています。

作品がそのような終わり方を迎えた背景や事情(編集方針の変化、作者の都合など)についても触れられています。

おそ松くんはフグにあたった



「驚きやショックを受けるような結末」にあたる作品を挙げます。

たくさん載っているので、ごく一部です。

とくに2010年代の作品については、ドラマも漫画もよくわからないので、3作だけご紹介します。

1、2010年代以降
鬼滅の刃 物語の100年後を描いた最終話は必要か蛇足か
今際の国のアリス 命がけのデスゲームは主人公の臨死体験?夢オチですか?
餓狼伝 主人公がライバルに投げられるシーンで終了 ほか

2、2000年代
いつか降る雪 「やっぱり神様なんていなかったね」
チェリー 名家のお嬢様と駆け落ち!→そのお嬢様は妄想の存在でした
極道一直線 最終回が、まさかの2ページ
喰いタン グルメ漫画だったのに最終回で急に主人公が恐竜取材の旅に出発
仮面ライダー THE FIRST 下書きなのか、マンガ誌に残る大事故
仮面ライダーディケイド 「結果は劇場で」でテレビ朝日が謝罪する事態に
相棒13 3年の物語を台無しにした「犯人は相棒」
仮面ライダー龍騎 仮面ライダー同士が56し合って全員4んじゃった ほか

3、1990年代
もう誰も愛せない 5分に1人のペースで人が4ぬトレンディドラマ
いいひと。 ドラマ化に怒った作者が原作を打ち切り
疾風伝説 特攻の拓 暴走族が全面戦争!→急にエヴァ風のラスト
ダブルキャスト プレステ史上最凶の残虐トラウマゲーム
美少女戦士セーラームーン セーラー戦士が皆56しにされ抗議殺到
ドラゴンヘッド いきなり火山が噴火するとそのまま終了  ほか

4、1980年代
ネオ・ファウスト 緊迫の場面で作者が胃がんでお亡くなりに
空のキャンバス 大技を決めた主人公が立ったまま命を落とす悲劇すぎるラスト
仮面ライダーBlack ライダーが苦悶の大絶叫「オレはだれだ!?」
仮面ライダーBLACK RX 罪のない50億人を主人公が虐殺して終了 ほか

5 1970年代以前
エコエコアザラク 主人公が全く活躍しない有名ホラー漫画の不可解な最終回
キャプテンウルトラ ワケがわからなすぎて怖い60年代特撮番組 ほか
おそ松くん 六つ子はふぐで、その他キャラも全員シ亡
人造人間キカイダー 人の心を持った機械が兄弟をすべて殺害
ハレンチ学園 陽気なお色気コメディが最終回で地獄絵図に
鉄腕アトム 60年代を代表するトラウマ最終回。太陽への特攻シ
タイガーマスク 主人公が車に引かれて4ぬ。ファン大ショックのラスト ほか

ChatGPTに、本書の構成をまとめてもらいました。

1. 「夢オチ」の衝撃
物語のすべてが実は夢だったと明かされる「夢オチ」は、特に読者を困惑させる結末の一つです。このパターンに該当する作品の具体例や、なぜそのような選択がなされたのかが考察されています。

2. 原作者のトラブルによる打ち切り
原作者の逮捕やスキャンダルによって連載が終了した作品がピックアップされています。こうしたケースでは、物語が急に終わることで、ファンが納得できないまま置き去りにされることが多いです。

3. 最終決戦が「一コマ」で終わる展開
クライマックスがあっけなく終わる作品の事例も取り上げられています。長い物語の中で丁寧に積み上げられた緊張感が、最後で一気に解消されずに肩透かしに終わる例を検証。

4. 制作背景の解説
ショッキングな結末に至った理由を探るため、編集側や制作現場の事情に踏み込んだ解説も豊富です。特に連載マンガの場合、打ち切りの背景には読者アンケートの影響や雑誌の方針が絡むため、その裏事情が興味深いポイントとなっています。

それぞれ思い入れで評価は変わる



ということで、主人公のヒーローが、4んだり56されたりする「衝撃」が比較的多くとりあげられています。

だとしたら、必殺シリーズがどうして入っていないのでしょう。

『太陽にほえろ!』も、初期のメンバーはボスと長さん以外、殉職していますよね。

殿下やボンのときは、視聴者からの「56さないで」嘆願書も届いたとか。

私の子供の頃から青年期は、ホームドラマの全盛だったのですが、だいたい登場人物のカップルってあって、いずれ結ばれると予想できて、その通りになるとホッとしたものです。

それが、ちょっと違う結末だと、なんかスッキリしない感はありましたね。

たとえば、『ありがとう』第3部(1973年)は、前田吟は金物屋の長女(長山藍子)ではなく、水前寺清子の義理姉の体育教師(大空眞弓)と結ばれるべきだったのではないだろうかとか

どっちだっていいこと(笑)なのに、暫くの間、なんかスッキリしなかったですね。

視聴者、もしくは読者にとっては、それぞれ思い入れがあって、その通りの結末にならない欲求不満みたいなものが、本書のような著作物をうんだのでしょう。

読者の思い出を刺激しつつ、制作の苦労や選択の意図を知ることで、作品への新たな視点が得られる一冊です。

みなさんは、過去に、心に引っかかった映画・ドラマ・漫画・アニメのエンディングはありますか。

人気マンガ・アニメのトラウマ最終回総集編――まさかの夢オチ。原作者逮捕で打ち切り。最終決戦が1コマで完了。 - 裏モノJAPAN編集部
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回総集編――まさかの夢オチ。原作者逮捕で打ち切り。最終決戦が1コマで完了。 - 裏モノJAPAN編集部
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コメント 12

芋の進

そういえば、中村主水さんは、結局どうなったのでしょうか。
by 芋の進 (2024-12-01 00:02) 

mau

なぜかさいごが思い出せない漫画がたくさんあります
by mau (2024-12-01 00:32) 

HOTCOOL

ワンピースのオチが気になります。
by HOTCOOL (2024-12-01 04:41) 

安奈

おはようございます。
タイガーマスクは、アニメでは違う結末でしたので、
原作の結末を知った時は衝撃でした。
最終回があっさりなのは、打ち切りを疑ってしまいます。
by 安奈 (2024-12-01 06:04) 

mutumin

ほぼほぼテレビを見てなくて、今見て、オチがそうだったんだぁと思って見てました。
by mutumin (2024-12-01 06:22) 

センニン

おはようございます。
『ネオ・ファウスト』の未完は残念です。
『鉄腕アトム』の最終回は語られますね。
評価の高い作品は終わらせ方が難しいですね。
by センニン (2024-12-01 07:14) 

十円木馬

『おそ松くん』もそうですが、『もーれつア太郎』も最終話ははちゃめちゃでした。赤塚先生はギャグマンガだからそれもありなのかもしれませんが。
by 十円木馬 (2024-12-01 09:02) 

pn

大激闘最終回かなー、ジャパンマフィアは今で言うナレ死で壊滅って事納得行かないし特命刑事に変えちゃったのも気に入らないし。
by pn (2024-12-01 09:17) 

Take-Zee

こんにちは!
子供の頃はアメリカ漫画で育ちました・・・
ヘッケル・ジャッケル2羽のイタズラカラス、
ポパイ・・・それなりに面白かったですね・・・(^-^)!!
by Take-Zee (2024-12-01 15:35) 

かずい

「夢オチ」や「急展開」の最終回、読者としてはショックですね。特に『タイガーマスク』のラストは、思い出深い作品がこんな結末を迎えるのかと驚きました。
by かずい (2024-12-01 19:19) 

夏炉冬扇

よく言うことを聞くワンでした。
by 夏炉冬扇 (2024-12-01 21:01) 

いっぷく

みなさん、コメントありがとうございます。

> 中村主水さんは、結局どうなった
あのシリーズも長かったですね。

> さいごが思い出せない漫画がたくさん
『いきなり最終回』で確認しては。

> ワンピースのオチ
ワンピース、おたからは見つかるのでしょうか。

> 原作の結末を知った時は衝撃
交通事故でしたがあっけなかったですね。

> オチがそうだったんだぁと思って
最終回知らない漫画たくさんありますね。

> 『鉄腕アトム』の最終回
宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』を思わせる内容でした。『ドラえもん のび太と鉄人兵団』でも同じようなシーンがありますね。

> 『もーれつア太郎』も最終話ははちゃめちゃ
赤塚不二夫も疲れていたのでしょうか。

> 今で言うナレ死
あれは作り手にとっては便利なんでしょうね。

> 子供の頃はアメリカ漫画で育ちました
日本の漫画はまだコンテンツが充実していなかったかもしれませんね。

> 思い出深い作品がこんな結末を迎えるのか
あれは面白い作品でした。

> よく言うことを聞くワンでした
面構えにしろ姿勢にしろ優等生のそれでした。

by いっぷく (2024-12-02 11:21) 

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