相手を励ます言葉10選。落ち込んでる大切な人を元気付ける方法&注意点とは
生きていれば、誰だって落ち込んでしまう時はあります。恋愛や仕事、病気など、日々色んな問題が起こるものですよね。
周囲の人が辛い思いをしている時には、どんな風に励ますべきなのか、迷うことも多いでしょう。そこで今回は、落ち込む人を励ます言葉についてまとめました。
励ますときの注意点もご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
励まして欲しい4つの辛い状況やタイミング
落ち込んでいる時は、やはり誰かに元気づけてもらいたいものですね。仕事や恋愛、病気など、人が励ましてほしいと感じるタイミングを知っておきましょう。
参考にしながら、周りに励ましてあげるべき人がいないか、考えてみてくださいね。
励まして欲しいタイミング1. 仕事で大きな失敗をしてしまった時
毎日たくさんの人たちと関わる仕事では、思い通りに進まないことも多々出てきます。単純に自分がミスをすることもあれば、思いもよらないトラブルに巻き込まれる場合もあるでしょう。
どんな経緯があったとしても、仕事で大きな失敗を犯すと同僚や上司、取引先などにも迷惑を掛けてしまいます。自信を失くして心が折れそうになるので、周囲からの励ましが必要です。
励まして欲しいタイミング2. 恋愛で大好きな人に振られて失恋をした時
恋愛がうまくいかないことも、気分が落ち込んでしまう大きな原因となります。好きな人に想いが通じなかった時や、恋人とケンカしてしまった時などは代表的なケースとして挙げられるでしょう。
「自分にはこの人しかいない」という思いが強いほど、好きな人を失った時に目の前が真っ暗になって、ふさぎ込んでしまうものです。
励まして欲しいタイミング3. 病気になって心身ともに辛いとき
病気にかかってしまうと、しばらく仕事に行けなかったり、日常生活に支障をきたしたりするなど、それまで当たり前だったことができなくなることもあります。
病気によってやりたいことができないストレスが溜まると、精神的にも辛い状態になるのは当然ですね。自分が病気になったことで、周囲にも迷惑を掛けているのではないかと申し訳なく思って、気持ちまで落ち込む人もいます。
励まして欲しいタイミング4. 頑張って取り組んできたことが達成されなかった時
仕事やスキルアップなど、一定の目標を設定して、日々努力している人も多いですね。目標があれば、頑張るモチベーションにもなります。
しかし、いつも目標が達成されるとは限らないため、思っているような結果が出なければ落ち込むこともあるでしょう。難しい資格試験に何度チャレンジしても合格できないなど、辛い状況に追い込まれると、誰かに励ましてほしいものです。
落ち込んでる人にかける言葉10選|メール/LINEでも使えるシンプルな励ましの言葉とは
周囲の人が辛い思いをしている時、メール/LINEを使って励ますのもおすすめです。次に、相手の心に届きやすいシンプルなフレーズを10個ピックアップしてみました。
誰かを励ます時には、ぜひ参考にしてメールを送ってみてくださいね。
- 「〇〇なら大丈夫だよ!」
- 「心配ないよ」
- 「頑張ってるの知ってるよ」
- 「なんでも話聞くよ」
- 「頑張りすぎてない?」
- 「いつでも応援してるよ」
- 「私(僕)にできることがあったら言ってね」
- 「何があったの?よかったら話して?」
- 「辛かったね」
- 「明日はきっと良くなるよ」
励ましの言葉1. 「〇〇なら大丈夫だよ!」
仕事や恋愛で落ち込んでいる人は、自信を失ってしまうことがほとんどです。
特にネガティブ思考の人は、ちょっとした失敗でも自己嫌悪に陥りがちなので、「あなたなら大丈夫、あなたならできる!」と励ましてあげましょう。
自信を持てるようなポジティブな言葉で励ますと、相手も勇気づけられて前向きになりやすいですよ。
励ましの言葉2. 「心配ないよ」
人は暗闇の中に迷い込んでしまうと、不安な気持ちが増すばかりです。「このまま一生暗い人生になるのではないか」と思い詰めてしまう人もいますね。
そのため、辛い状況も必ず変わる時が来るという気持ちを込めて、「心配ないよ」とメールで伝えるのも良いでしょう。いつか終わりが来ると思えば、相手も希望が見い出せるようになります。
励ましの言葉3. 「頑張ってるの知ってるよ」
努力が報われずに落ち込んでいる人には、相手の力を引き出すような、励ます言葉をかけましょう。向上心を持って頑張っていても、必ず壁にぶつかる時がきます。
あなたが「頑張っているのを知ってるよ」と、その人の努力を認めてあげることで、相手は壁を超える勇気が出てくるものです。自分を成長させるための試練だと、相手が前向きに考えられるように促しましょう。
励ましの言葉4. 「なんでも話聞くよ」
相手が落ち込んでいるように見えても、本人から何も言ってこなければ、中々詳しい話を聞きにくいものですね。そんな時は、「良ければ何でも話聞くよ」と一言掛けてあげてください。
「いざという時に相談に乗ってくれる人がいる」と知らせてあげることがポイントです。自分を気にかけてくれる人がいるとわかれば、相手も励まされて「もう少し頑張ってみよう」と力が湧いてきますよ。
励ましの言葉5. 「頑張りすぎてない?」
プレッシャーに弱いタイプの人や、頑張ろうと力んでしまうような人には、気持ちを和らげる言葉で励ましましょう。「頑張りすぎじゃない?無理しないでね」といったフレーズが使いやすいですよ。
辛い状況に追い込まれて周りが見えなくなっている人でも、肩の力が抜けて冷静に対処できるようになります。相手が焦っている時は、一旦落ち着かせて上げることが大切です。
励ましの言葉6. 「いつでも応援してるよ」
目標などに向かって頑張っている相手なら、応援してくれる人の存在が大きな励みになります。周囲の期待を力に変えられるタイプの人であれば、積極的に「応援しているからね」と伝えてください。
「応援している」という言葉には、「その調子で良いよ、いつでも力になるよ」といった気持ちも込められます。「自分を見てくれている」と相手が気づけば、何事に対してもやる気が出てくるでしょう。
励ましの言葉7. 「私(僕)にできることがあったら言ってね」
恋愛などで落ち込んでいる人がいると、力になってあげたいものの、強引に手伝ったり話を聞きだすのは、やはり気が引けてしまいます。
そんな時は「自分にできることがあったらいつでも言ってね」と、メールで一言送ってあげるのがおすすめです。一歩引いたところから言葉をかけてあげることで、相手にも気遣いが伝わります。
辛い状況にある人も、他人の優しさに触れることで心が癒され、次への一歩が踏み出しやすくなるでしょう。
励ましの言葉8. 「何があったの?よかったら話して?」
誰かが悩んでいる時は、とにかくしっかりと話を聞いてあげることが大切です。まずは「何があったの?よかったら話して?」と声をかけて事情や相手の気持ちを聞き出してみましょう。
話を聞いてもらったというだけで気分が晴れて「なんだかスッキリしてきたな」と言い出す人も意外と多いですよ。相槌を打ちながら、きちんと話を聞いていると態度で示してくださいね。
励ましの言葉9. 「辛かったね」
落ち込んでいる時に、「誰かにこの気持ちをわかってほしい」と共感を求めている人も多いです。状況が改善されていなくても、自分の気持ちが理解してもらえたということだけで、少しは気が楽になります。
辛いことや災難に直面している人には、自分が相手の立場だったらと想像して、「大変だったね、辛かったね」とメールしてみましょう。
励ましの言葉10. 「明日はきっと良くなるよ」
仕事の失敗などで落ち込んでいる人は、気持ちを切り替えることで前向きになれるものです。「過去のことで落ち込んでばかりいても仕方がない、明日はきっと良くなるはずだよ」と、メールで伝えてみましょう。
先のことに目を向ければ今の辛い気持ちも和らいで、ポジティブに取り組みやすくなります。前を向いてほしい相手にぜひこの言葉を掛けてみてくださいね。
逆効果かも!?悩んでいる人に言ってはいけない励ましの5つの言葉
相手を励ますつもりが、かえって追い詰めてしまったという経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、落ち込んでいる人に言ってしまいがちなNGフレーズを5つご紹介します。心当たりがある人は、すぐに改善しましょう。
言ってはいけない励ましの言葉1. 「もっと頑張れ!」
相手を励ますときに、プレッシャーを掛けてしまうのはNGです。
本人なりに頑張った結果として、うまくいかない今の状況があるわけなので、「もっと頑張れ!」と言われても、これ以上何をどう頑張れば良いのかわからなくなってしまいます。
「あなたはまだ頑張っていない」という意味で伝わってしまうため、注意しましょう。
言ってはいけない励ましの言葉2. 「こうしたほうが良かったんじゃない?」
特に男性に多いのが、相手を励ますためにアドバイスしてしまうパターンです。悩みを解決してあげたいという気持ちから「こうした方が…」と言葉が出てくるのですが、相手がアドバイスを求めているとは限りません。
「ただ自分の話を聞いてほしい、共感してほしい」と思って相談しているだけ、なんてことも多いので、アドバイスしたい気持ちをグッとこらえて、まずは聞き役に徹しましょう。
言ってはいけない励ましの言葉3. 「なんとかなるよ!」
軽いノリで励ますのもNGです。前向きに励ます言葉として「なんとかなるよ!」と言ったつもりでも、相手は「何もわかっていないくせに、他人事だと思って…」とマイナスに捉えてしまうことがあります。
無責任な言葉は、落ち込む相手のやる気をさらに削いでしまうため気を付けましょう。親身になるなら、相手が具体的な解決策を見つけられるように、話を聞いてあげてくださいね。
言ってはいけない励ましの言葉4. 「飲みに行こう!」
落ち込んでいる人を飲みに誘って気晴らしをしようとする人もいますが、一時的に気が紛れたとしても、問題を根本的に解決するためには役立ちません。
そもそも、飲みに行く気分にもなれない相手を無理やり付き合わせてしまうことにもなり兼ねないのです。特に上司と部下など、仕事上の関係では誘われると断りずらいこともあるため、注意が必要です。
言ってはいけない励ましの言葉5. 「私もその時は大変だったな」
辛い状況にある相手は、自分のことだけで精一杯になっています。励ます側は、自らの経験を例にして話そうとすることも多いですが、「だから何だっていうの、状況が違うし」と反感を与えてしまう危険性が大きいです。
また、結局は自分の自慢話のようになってしまい、話を横取りしただけになる場合もあります。一方的な励ましになってしまいがちなので、避ける方が良いでしょう。
励ます&元気づける時に気をつけたい5つの注意点を紹介!
誰かを励ます時、自分の意図とは違う意味合いで伝わってしまうことも多々あります。ここでは、特に気を付けておきたい、5つのポイントを詳しくまとめてみました。ぜひ、上手に励ますための参考にしてくださいね。
励ます時の注意点1. 頑張っている人に「頑張って」と言わないようにする
一生懸命頑張っている相手に対して「頑張って」と言っても、相手をさらに追い詰めてしまうだけです。どう見ても全然努力していない人は別としても、多くの場合は、既に頑張った上でうまくいかずに悩んでいます。
そのため、まだ努力が実っていないだけということを忘れずに、耳を傾けてあげてください。逆に頑張り過ぎていると感じる相手には、「無理せずにね」などの優しい言葉の方が適しているでしょう。
励ます時の注意点2. 求められない限りアドバイスをしない
押しつけがましい態度にも注意が必要です。励ますときは、求められていないことはしないのが鉄則と覚えておきましょう。
たとえ自分にも経験があるからといってアドバイスをしても、実際は相手に響かないことが多いのです。的外れなことを言ってしまうと相手も心を閉ざしてしまうため、アドバイスをするのは避けてくださいね。
励ます時の注意点3. 相手の話に共感し、聞き役に徹する
辛そうな相手の様子を見ると、元気づけようとしてついつい明るい話題を持ち出したり、気を紛らわせようと飲みに誘ったりしますね。しかし根本的に問題が解決されなければ、状況は改善しません。
まず大切なことは、相手の気持ちに寄り添うことです。聞き役に徹して、相手に共感を示しましょう。相手もあなたに話を聞いてもらうことで、気持ちの整理がついていきますよ。
励ます時の注意点4. 分かりづらい名言や四字熟語は使わないようにする
人を励ますときは、特別な言葉や難しい言葉は避けておくのがおすすめです。名言や四字熟語などを使っても、かえって分かりづらくて、結局何が言いたいのか理解できないままになってしまいます。
また、綺麗ごとを言っていると思われたり、説教だと捉えられたりする可能性もあるでしょう。落ち込んでいる人を名言で奮い立たせようとしても、気持ちは伝わりにくいですよ。
励ます時の注意点5. 基本的には見守る姿勢が大事
頑張っている人に対して、やみくもに励ます言葉を掛ける必要はありません。一人で取り組もうとしている間は、基本的に何も言わず、静かに見守ってあげることが大切です。
そしてもし、悩んでいる様子を見せたら、タイミングを見計らって「大丈夫?話聞くよ」と横から声を掛けたり、メールしたりしましょう。「見てくれている」と相手に伝わるだけで十分なのです。
【番外編】受験生の子供を励ます時の言葉とは?
仕事や恋愛とは違い、受験をしている人に励ます時には注意が必要。
通常通りに励ましてしまうと、それがマイナスになることも…。
以下の記事では、受験生の人向けへの励ましの言葉、絶対してはいけないNGな言葉を揃えたのでぜひ、チェックしてくださいね。
悩みを抱えている男女を励ます時は、的確に気持ちに寄り添ってあげましょう。
仕事や恋愛、病気など、様々な悩みを抱える人を励ますには、コツが必要です。「頑張れ」など逆に相手を追い詰めてしまうフレーズもあるので、言葉選びは慎重にしましょう。
まずは、相手に共感を示しながらしっかり話を聞いてあげることからスタートしてみてくださいね。自分の気持ちを理解しようとしてくれる人の存在は、落ち込んでいる人にとってかけがえのないものですよ。
【参考記事】はこちら▽
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