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ダウンロード販売と定額制 (#1237662) | 米Napster、MacやLinuxでも楽曲を聞ける様に | スラド
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米Napster、MacやLinuxでも楽曲を聞ける様に」記事へのコメント

  • by F8 (19734) on 2007年10月23日 5時52分 (#1237662) 日記
    同様のサービスであるZune Passの利用者です。(AmazonのDRMフリーMP3ダウンロードも利用しています。)
    Napsterの変更点ではなくDRMの有無ばかりが議題にあがっていますね。
    Zune(Zune Marketplace, Zune Pass)とNapsterを比較しながらこれが何なのか見ていきましょう。

    月額:
    Zune Pass: $14.99/月
    Napster(Napster To Go): $14.95/月(1,980円/月)

    曲数:
    Zune Pass: 200万曲
    Napster: 400万曲

    邦楽の有無:
    Zune Pass: ×
    Napster: △

    対応プレーヤー:
    Zune Pass: Zune
    Napster: Creative ZEN, 東芝 gigabeatなど(iPodを除く)、一部の携帯電話(DoCoMo 904i)

    対応OS:
    Zune Pass: Windows XP, Vista
    Napster: Windows, Mac, Linux

    Zune Passを使っている上で良いと感じた点を挙げておきます。

    ■ 有線放送の代わりとしては便利
    好きなジャンルのランキングを選んで再生させることができ、その際に曲はクライアント側のライブラリに追加されません。
    気に入った曲があれば、その曲なりアルバムなりをダウンロードしています。

    ■ 大量ダウンロードする
    大量にダウンロードする際に、金銭面でのプレッシャーがありません。
    気に入ったアーティストを選んで数十枚のアルバムを全部ダウンロードなんてことは前はできませんでした。

    ■ 試聴しなくてすむ
    とりあえずダウンロードして気に入らなかったら消すことができます。
    買う前に試聴したりレビューを読んだりしなくなりました。

    これらの点はダウンロード販売では獲られなかったものであり、個人的にはDRM付き定額制には大変満足しています。
    料金体系やDRMの有無の違いだけではなく使い方も代わるので別のサービスだと考えたほうが良いのではないでしょうか。

    予想される不満点としては次のことが考えられます。
    ・$14.95に対して1,980円と日本は割高
    ・邦楽が少ない
    ・iPodに対応していない
    ・新たに曲をダウンロードしなくても費用が発生する

    総括:
    楽曲のダウンロード販売と定額制は別物と考えたほうがよさそう。
    個人的にはDRM付き定額制に満足。
    ただし、DRM以外の点でも不満点ある。

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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