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tmkzrのコメント: Re:水源で初音ミクイベントをやりましょう (スコア 1) 113
tmkzrのコメント: Re:ネットはインフラだろ? (スコア 2) 41
コメントではこの調査に否定的な意見が多いようですけど、 ティーンエイジャーは未熟であるがゆえに コミュニケーションに依存してしまうという側面はあると思いますね。 シェリー・タークル 「つながっていても孤独?」 の中から引用しておきます。訳文はNHKで放送されたものを参考にしたので違っています。
生き方も変わってきた。 言うなら、「我伝える、故に我あり」 テクノロジーを使い、考えや思いを実況して自分を探す。 昔は何かを感じたから誰かに電話した。 今は何かを感じるためにメールする。
この新しい生き方の問題点は、つながっていないと 自分が自分じゃない気がすること。 だからもっとつながろうとしてそれが自分を孤立させるのです。
なぜつながることで孤独? 人はひとりでいることを覚えないと孤立してしまうのです。 他人とちゃんと付き合うには自分で自分を見つけることが必要。 ひとりで居られない人は不安やむさしさを払拭するために他人と関わる。
それでは相手のことを理解できません。 弱い自分を支えるために相手を利用しているだけ。 ずっとつながっていれば寂しくならないとおもわれがちですが それはまったくもって逆です。
一人が苦手だともっと孤独になる。 ひとりでいることを覚えさせないと子供は孤独になります。
tmkzrのコメント: Re:メタファーから「単なる記号」へ (スコア 1) 142
tmkzrのコメント: Re:なにに使う?と聞かれると (スコア 2) 33
ちょうど先日NHK Eテレのスーパープレゼンテーションで、 このような飛行ロボット開発のプレゼンがありました ( 「協力し合う飛行ロボット」)。
その中でこのようなクアッドコプター飛行ロボットにキネクトとレーザースキャナーを取り付けて、 グローバル座標系をもたずに、自分の周りの座標を逐一測定しながら進むというロボットがありました。 実際に先の東日本大震災で被災し、人の立ち入りができない建物で3Dマップの作成をしたそうです。
実際、災害の救助支援やある種の犯罪捜査に このような飛行ロボットが投入されるのはそう遠くないでしょうね。 無人爆撃機は実用化されていますしね。
tmkzrの日記: SpigotのSearchSettings.exeとかいうプロセス
ときどきCPUを使っているSearchiSetteings.exeというプロセスがある。 いままであまり気にしていなかったのだが、最近目に付くようになったので、 調べてみると、マルウエエアではないにせよ要らないようなので消すことにした。どうもPDF Creatorと一緒に入ったようだ。
検索するとやたらと難しいアンインストール方法が出てくるが、 Spigotのサイト を見ると普通に「プログラムのアンインストール」に出てくるようなので、試してみるとちゃんと出てきて、そのまま消せた。
tmkzrの日記: cygwinでのrsyncメモ
WindowsのCygwin(Cygwin 1.7.7 on Windows 7 64bit) からLinuxのサーバに向けてrsyncで/cygdrive/以下のディレクトリを バックアップしようとすると、サーバ側のディレクトリのパーミッションが、 (直前までは777であっても)コマンドを実行した段階で 000になってしまって、コピーできない、という問題があった。 これを解決するためには,rsyncのオプションで--chmod=ugo=rxWを加えればよかった。 つまり、
rsync -av -e ssh --chmod=ugo=rwX --delete /cygdrive/sourcedir/ ruser@remotehost:/remotedir
とかそんな感じだ。
tmkzrのコメント: Re:目的 (スコア 3, 興味深い) 26
犯行声明の中でGhostShellは、「米国では大学の授業料が値上げされ、 アジアでは厳格で限られた教育がまかり通るあまり、時代に追い付くことも、 外交が重視される世界に対応できる人材の育成もできていない」と主張、 「現代の教育における変化と、政治家が課す新しい法律が経済やわれわれの生活に及ぼしている影響について認識を高めさせるため」、 情報を公開したと主張している。
Ghost shell Twitter広報アカウントの10/1のツイート からリンクされている、犯行声明があり、 ここにはもっといろいろ書いてあって、強引に要約すると、
- 授業料が高すぎる(特にアメリカ)。教科書もタダにするべきである。
- 教師が自分の研究とキャリアに没頭しすぎている。自習や、相互に教えあうことを推奨するべきである。
- 教育内容が過去の知識の暗記に偏りすぎている。批判的思考能力をもっと養うべきである。
といったところでしょうか(なんかダラダラ書いてあって、途中で17歳女子高生へのインタビューが入ったり、わけがわからないのですが)。
tmkzrのコメント: Re:道徳教育としては (スコア 4, すばらしい洞察) 245
まず桃に道徳を教えてもらうという発想自体に問題があります。 もしこの実験で逆に「ありがとう」の方が早く腐ったら、 我々は「ありがとう」という言葉を使うべきではないのでしょうか?
「ありがとう」「ばかやろう」というような言葉が、全く文脈とは 独立に「悪い言葉」「いい言葉」に分けられるという発想にも問題があると思います。 嫌味で相手の気分を悪くさせる「ありがとう」、 また愛情を込めているからこそ発する「ばかやろう」という言葉も、実際にはあると思います。 このへんは我々の言霊思想というか、忌み言葉のような習慣にも現れているので、 実験者やその賛同者だけの問題でもないのですが、 とにかく、言葉とその意味は文脈で判断するべきもので、 それらと切り離して道徳を論じることはかなり無理があると思います。
百歩譲って「ありがとう」と書いた紙から彼らの主張する何らかの「波動」が発していて 植物を腐敗させる微生物の活動を抑制していたとして、それは本当に 我々の体によいものなのでしょうか? 微生物にとって毒ならば、人間にとっても毒なのではないでしょうか? 逆に「ばかやろう」と書いた紙から微生物の活動を促進するような「波動」が発せられていたとして、 それはうまく使えば発酵を促進させることに使えるはずです。 そうすると、納豆やヨーグルト、日本酒、ウイスキーやワインの生産現場では、 みんな喜んでそこら中に「ばかやろう」と書いてまわるはずです。 これは「ばかやろう」が悪い言葉という発想には矛盾しませんか?
サンタクロースの話との違いは、(科学実験を装っていることにも問題があるのですが) サンタクロースは人間であり、桃は植物であるという点だと私は思います。 桃が擬人化され、フィクションとして示されるならば問題ありませんが、 植物としての桃が直接我々の言葉を理解し、道徳を教えてくれるという発想は、 結局子供が人の道としての道徳を考える機会を奪うと思います。 我々一人ひとりの中にある、良心や理性に対する考察を、桃に任せてしまってよいという 思想は、それはもう教育ではなく、ある種の政治活動であり、悪い意味での宗教活動だと思います。