Mac Proをラックに取り付ける
重要: Mac Proをラックに取り付ける前に、Macの安全性に関する重要な情報に記載されている注意事項をお読みください。技術仕様を確認することもできます。「システム設定」を開いてから、「ヘルプ」>「Mac Proの技術仕様」を選択します。
Mac Proとレールアセンブリは、業界標準の3つの種類のラック(ラックの奥行きが最短で60.96cm(24インチ)、最長で106.68cm(42インチ))に取り付けることができます。レールは四角穴に合うように組み立てられた状態で出荷されますが、穴のカバーを外せば丸穴にも合います。ねじ山が切られているラックのレールに取り付ける場合は、レールからねじを取り外してから、別のねじでレールをラックに固定します。この作業には、標準的な3mm(1/8インチ)と6mm(1/4インチ)の6角レンチが必要です。以下は、異なる種類のラックの例です。
注記: こちらの説明は、Appleシリコンを搭載したMac Proラック型ワークステーションを対象としています。Intelプロセッサを搭載したMac Proラック型ワークステーションを使用している場合は、「Mac Proをラックに取り付ける」を参照してください。
四角穴のラック
丸穴のラック
ねじ山が切られているラック
Mac Proをラックに取り付けるには、レールアセンブリをMac Proとラックに取り付ける必要があります。(ラックには、24インチの奥行きが必要です。)
注記: Mac Proには、5ユニット(5U)の高さが必要です。上の2ユニットは空けておき、その下の2ユニットにレールアセンブリを取り付けます。レールアセンブリの下の1ユニットも空けておく必要があります。
Mac Proを冷却する空気は前面から背面に通ります。筐体の前面および背面の開口部が塞がれていないことを確認してください。
取り付けられていないレールの1つの1つ目のレールアセンブリ(左または右のアセンブリ)を引き出します。
後部のレールアセンブリのピンをラックの後部に挿入してから、アセンブリの前部を押してラックに固定します。
レールをラックに挿入し、アセンブリを所定の位置で固定します。そのようにならない場合は、レールがロックされている可能性があります。その場合は、レールのオレンジのレバーを引いてロックを解除します。
インナーレールを、ロックされるまで引き出します。
取り外しラッチをスライドさせて、インナーレールをアセンブリから外します。
もう片方のレールアセンブリで、手順1〜3を繰り返します。
インナーレールをMac Proの側面に取り付け、取り外しラッチがコンピュータの前方にあり、レールの小さな穴がMac Proのレールポストの位置に合っていることを確認します。
レール部分を、スプリングロックが前方のポストにかかるまで、前にスライドさせます。
ラックのミドルレールを引き出します。
2人でコンピュータを持ち上げます。
Mac Proに取り付けられているレールをラックのミドルレールに合わせ、ラックの中にコンピュータをスライドさせます。