【1日目】
友人と名古屋駅で合流し、〈味仙〉の台湾ラーメンで腹ごしらえする。
毛穴がじわっと開く感覚がする辛さで、汗をかきながら頬張った。
「特急 ひだ」に揺られて下呂駅へ向かう。木曽川や飛騨川の飛水峡を眺めつつ、ゲットしておいた〈ぴよりん〉を食す。金曜日だったこともあってか、運良く並びなしで購入できた。
インスタにPR動画が複数アップされていたので「虚構の人気なのでは……?」と不安になるも、温泉設備やお料理などの総合的なコストパフォーマンスに軍牌が上がって予約。結果として大満足だった!
広遠の外には飛騨川が広がっていてテンション上がる。
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客室内の洗面台や浴槽は古さが感じられたものの、機能的には一切支障なく快適に過ごせた。
チェックイン後、さっそく温泉へ。5つの大浴場は時間帯による男女交代制になっており、貸切風呂は追加料金が必要。それぞれの大浴場は広々していて、脱衣所も充分なスペースがあるからゆったり穏やかに行動できた。
たっぷり温まったところで温泉街へ繰り出す。
〈下呂プリン〉でクリームソーダ・〈湯島庵〉の飛騨牛にぎりを食べ歩き。お酒好きの友人は〈柏屋酒店〉で地ビールやさるぼぼ柄のカップ酒を買い込んでいた。
再度じっくり温泉に浸かり、寝る準備を済ませてから夕食に挑む。
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お肉と魚介のバランスが良い「飛騨牛&旬の会席プラン」を選択。飛騨牛とろける!ぶりしゃぶ甘くて絶品だった。
旅館で最も幸せを感じる瞬間は、夕食後部屋に敷かれてるお布団にダイブするときだよね。満腹からすぐに眠気が訪れ、「帰りたくない……」と呟きながら目を閉じた。
【2日目】
5時半に起床して朝風呂に浸かり、モーニングビュッフェでもりもり食べる。
メニューが豊富で、郷土料理である朴葉味噌や鶏ちゃん(ちゃんちゃん焼きの鶏バージョン?)も味わえた。デザートの飛騨牛乳プリンはマスト。
8時46分発の「特急 ひだ」に乗り込み、『ジブリパーク』には11時45分ごろ到着。17時閉園のため時間に猶予がないことから、「大さんぽ券(建物内への入場はできない券)」を購入しておいた。
「ジブリの大倉庫」でなりきり写真撮影を堪能し、「魔女の谷」エリアへ。
ネコの手ドッグでひと息ついた後は、念願のメリーゴーランドで大はしゃぎする。
なんとしてもゴム人間の籠に乗りたかったからご満悦。16時ごろ体力の限界を迎えたため、他のエリアへは足を運ぶことなく帰路についた。
購入品したグッズはこちら。
名古屋では『ヴィアイン名古屋駅前椿町』のツインルームに宿泊。バストイレセパレート、お風呂に洗い場があるタイプで嬉しい。
高島屋のデパ地下でお土産を物色し、〈赤福喫茶〉で糖分補給する。回転が早く手軽に食べられるから、名古屋訪問時は必ず立ち寄ってるかも。
キュートすぎる巾着入りの焼き菓子セットを求めて、〈喫茶ボンボン〉へ移動。同僚にクッキーを配ったら好評だった。次回は喫茶も利用したいな。
栄方面に向かって20分ほどお散歩し、「ミズベヒロバ」で開催されていたぴよりんのイベントを覗く。
事前に目をつけていたお店がどこも満席で、「ほぼ栄駅一番出口のれん街」にある〈かちてば〉で立ち飲み。焼き手羽やきしめんを食べ、名古屋の夜を楽しんだ。
【3日目】
モーニングは〈ブチョーコーヒー〉に並ぶ。前に7組並んでたけど回転が早く、15分ほどで入店できた。
あんこ+バター+ホイップって神の組み合わせだね。きなこバターは大豆クランチがざくざくでとてもおいしかった。系列店のKAKOも行ってみたい。
スムーズな入店により時間を持て余したので、〈おかげ庵〉でお餅を焼くことに。
都内にあることは知りつつも、訪問の機会がなく初体験。楽しすぎた。
開店時間に合わせて、ワッペンを選んでオリジナルグッズが作れる〈object japan Nagoya〉へ。韓国発のショップで、大阪と名古屋にしか店舗がないから訪れる機会を狙ってた。こういうの大好きなのよね。
貼り付ける土台も種類・カラーが豊富なので延々と悩みつつ、推しキャラをイメージしたミニポーチが完成。友人はかわいいカップスリーブを作っていた。
観光バスで『ノリタケの森』へ向かう。添乗員の方が街並みや観光スポットの解説をしてくれて面白かった。乗車料金210円しか払ってないのにありがたい。
施設内を散策の後、ノリタケガーデン内にある〈Café grand vert〉でノリタケブレンドをいただく。
ランチタイムでも飲み物だけの利用が可能だった。同敷地内にある〈レストラン Kiln〉のアフタヌーンティーも気になる。
旅の〆は〈うな富士〉のひつまぶし。
鰻を食べると「生まれてきて良かった……」と心から思う。