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兵庫・斎藤元彦知事の“業務時間外のチャット連絡”などを『パワハラ認定』へ 調査報告書は2月の県議会本会議で提出の見込み(2025年1月22日『MBSニュース』)

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 パワハラなどの疑惑で内部告発されていた兵庫県の斎藤元彦知事。調査を続けていた議会の委員会がチャットを使った業務時間外の職員への指示などをパワハラと認定する方向で調整していることが分かりました。
【最新】「立花氏の投稿についてどう思っているか」斎藤知事の最新の定例会見を見る
 兵庫県の斎藤元彦知事は去年3月、元県民局長(当時60)からパワハラなど7つの疑惑で告発されました。
 県議会は調査のために百条委員会を設置。斎藤知事が去年11月の選挙で再選した後も、調査を続けています。
 元県民局長が作成した告発文書では、斎藤知事による業務時間外のチャットでの指示などがパワハラの具体例として挙げられていました。
 これまでに非公開で行われた証人尋問で幹部職員はこう証言しています。
 (幹部職員)「深夜の11時、12時に知事からチャットが来るので気が休まることはない」
 さらにおととし4月から去年3月までの1年間で幹部職員らに対し知事が送信者または受信者となっている投稿は全部で4885件あり、このうち半数近くの2165件の投稿が、深夜・休日などの業務時間外に送られていたことも明らかになりました。
  【去年9月】
 (兵庫県・斎藤元彦知事)「私の方で幹部職員ということもあって、気持ちの甘えがあったと思ってますので、そこは負担に思われた幹部職員にはおわび申し上げたい」
 また、告発文書には斎藤知事が出張先で出入り口の20mほど手前で公用車から降ろされた際に職員らを叱責したとの指摘もありました。
 幹部職員は百条委員会で「非常に強い口調で頭が真っ白になった」などと証言しています。これに対し、斎藤知事は…
 【百条委員会 去年8月】 
 (斎藤元彦知事)「会議が始まる直前で外だったこともあり、大きい声でその旨を伝えたと記憶している。歩かされたことに怒ったのではなく、円滑な車の進入を確保していなかったことへの注意です」
 業務上、必要な指導との認識を示しました。
 関係者によりますと、百条委員会はこれまでの証人尋問やアンケート調査の結果を踏まえて、こうした業務時間外のチャットや20mほど手間で車を降ろされた際の叱責などの行為をパワハラと認定する方向で最終調整しているということです。
 調査報告書は2月に始まる県議会の本会議で提出される見込みです。