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菅茶山の和歌

菅茶山は漢詩人で、頼山陽の師として知られるが、和歌もかなり詠んでいたらしい。木村雅寿という人が書いた「筆のすさび」跋にも

書き寄せし かひこそなけれ 山川に 生ふる藻草は 玉も混じらず

などとある。この「筆のすさび」には多く歌の引用もある。またその中に「歌道評論」と題して

江戸の友人、長流契沖以下の古体をよむ人の歌をあつめて一書をなす。或人見て、「真淵以後の人、中古の歌をそしる者多し、内々は何某公の歌の中にても、きこえぬありなどどいひてそしるもあり、今其そしられし人々の歌をかくあつめ見ば、此集と執れかまさらん、もし今の集まさらずば、そしりし人々心に慚ざらめや」といひし。此言はわれ人聞きて自ら警むべき事なり。
近頃の歌といふものは、拘ること多くしておもふ事もいひがたかりしを、長流以下の人々打やぶりしは、言葉の道の大功なり、これより女文字の文もよくする人出づ、京に蒿蹊江戸に春海など其選と見えたり、蒿蹊春海みな男文字をもよくよむ人なり。春海予に逢しとき、昔の歌よみ人は多半儒生なり、古今集の撰者の官職にても見るべしなどかたりし、春海名山の詩をこひあつむとて、予に浅間岳の詩をつくらしむ、其後程なく身まかりしと聞きぬ、其詩いくばくかあつまりけん。
同じ時千蔭にもあひし、みな木村定良を介とす、定良俗称俊蔵といふ与力衆なり。千蔭は隠居して総髪なり、顔色容貌さしも歌人と見えたり、耳しひて息女を傍におきて彼此の言を通ず。春海は半びんにて頭大に下ほそりたる顔なり、一面旧知のごとく磊落の人なりし。
蒿蹊は近江八幡の人京に住す、小男にて剃髪す、音吐大によく談ず。

などと言っているのだが、わかるようでわからない話である。「此集」「今の集」とは何を指しているのか。「長流契沖以下の古体をよむ人」とは下河辺長流や契沖を創始者としてその流れをくむ人たちが詠む歌が古体の歌だと思ってしまうが実はそうではない。ここに最初のつまづきがある。

「江戸の友人」は茶山と交際があった知人ではあろうがしかし茶山はむしろ「或人」の批判に同情しているのである。おそらく「江戸の友人」が編んだ「今の集」が送られてきたので、同郷の学友(或人)に見せたところ、いろいろと批評をされたので、そのことを書いているのだと思う。

「此集」とは「江戸の友人」が集めた「古体」の歌集ということで、たぶんここには下河辺長流、契沖ら「中古」の歌は含まれていない。「中古」の歌とはつまりここで「そしられし人々の歌」であり、「此の集」「今の集」とは「そしりし人々」が詠んだ歌、江戸で流行した真淵以後の、いわば、「疑似万葉」「新万葉」の歌、つまり「古体」の歌をさしているのだろう。

真淵門下の「古体」を詠む人々が「中古」の歌をそしっている。「中古」の歌と「古体」の歌を比較してみて、「古体」が「中古」にまさっていなかったとしたら、「古体」を詠む人たちは恥知らずということになる。そう言いたいのだろうと思われる。

「中古」とはつまり江戸初期の長流契沖のような歌を言い、「古体」とは江戸中期以降の万葉調を言うのだと思われるが、これは江戸時代の人の感覚であって、現代人にはわかりにくいと思う。

「近頃の歌」というのは、「拘ること多くしておもふ事もいひがたかりし」それを「長流以下の人々打やぶりし」などと言っているのを見ると、こちらはどうも、江戸時代以前の歌、もしくは江戸時代に残った堂上和歌のことを言っているらしい。つまり時系列に古い方から並べると、「近頃の歌」「中古」「古体」となる。非常に紛らわしい。江戸時代には和歌はだんだんと古代にさかのぼっていくようにみえる。古ければ古いほど新しい。逆説的ではあるがしかしそれが当時の人々の自然な感覚だったのだろう。明治以降の人にとっては新しければ新しいほど新しいに決まっている。

江戸時代のぬるま湯に長い間浸かり固定した身分制度の中に生まれて死んでいった人たちは、時代精神の移り変わりとか社会の変動とか未来の変革というものがまったく想像できなかったのであろう。未来は虚無であり、存在するのは過去ばかりである。江戸時代には過去を探求する道具、古文辞学というものが飛躍的に発展した。江戸時代には未来を予測するのではなく過去へ遡る歴史学が最も発達し注目された、最先端の学問であった。宣長の研究もまたその類いであった。

それゆえ江戸後期の人々は、最近になって新しく確立され見えるようになった古い過去ほど新しく見えるという錯覚に陥ったのであろう。逆に明治の人は過去を無価値なものと切り捨て、未来や海外を見通して将来を予測することが必須の課題であった。両者は全然違う時代だったのだ。

そうしてみると茶山は、国学が興った後の下河辺長流、契沖、伴蒿蹊、村田春海、加藤千蔭らの歌が良く、同じ江戸時代でも真淵やその模倣者の歌は(新しすぎて)よくないと言っているらしい、ということになる。実際、村田春海、加藤千蔭は真淵の弟子ではあるが、彼らの歌は真淵とは似てもにつかない。茶山自身が詠んだ歌をいくつか見てみると春海千蔭の歌に良く似ている。要するに江戸後期に文人たちが詠んだ平々凡々たる歌だ。

明治以降の人は現代口語を使った歌のことを新しい歌と言う。しかしながら江戸後期の人たちは古い万葉の言葉を使った歌を新しい歌と言っていた。この感覚は現代人にはなかなかわかるまい。江戸時代にはまだ現代口語など影も形もなかった。標準語、現代口語なるものは明治政府や明治の文人らが共同制作した人工言語なのだから。

春海千蔭は師が編み出した「古体」の歌を捨てて「中古」に回帰したが、真淵の流れをくんで「古体」を愛好した歌人らが江戸にはいて、春海千蔭とは同門ながら対峙していたように思われる。春海千蔭は真淵よりもむしろ宣長と親和性が高かった。

ということをこの文章から読解できる人がどれくらいいるのだろうか。私はこんなふうに解釈したけれど、他の人にはそうは読めないかもしれぬ。実に朦朧とした文章だ。歌人の風貌と歌の善し悪しと何の関係があるのか。

富士川英郎『菅茶山と頼山陽』には

旅衣 たちな急ぎそ 老いが身は またあふことも 末知らぬ世に

旅にあれば 家のみ思ひ 帰りては また行かばやと 思ふ大和路

などの歌が見えて、端正によく出来た歌だと思うが、おそらくこの時代の武家や公家の子弟は子供の頃に和歌や漢詩を仕込まれて、それで人並みの和歌が詠めるようになる、と言っただけのことで(茶山は一流の文人らしく人並み以上に詠めたようではあるが)、何か特別個性的なというか、何か思うところがあって詠んでいるようには見えない。幕末の伊達宗広や中島歌子などの歌と通じるところがあるように思う。よく出来ているのだが、褒めようと思って良いところを探し始めるとぼんやりとぼやけてしまい良さが見つけられなくなる。うまくまとまりすぎているというか、秀才的というか。

こういった歌をいったいどこから見つけてきたのだろうか。頼山陽の母、梅颸の歌も多く引用されているから、そちら関係の史料にあるのかもしれない。或いは広島の県立図書館あたりに行けばそうした郷土資料がざらにあるのかもしれないが。

富士川英郎という人は戦前に岡山で高校教師になったとあるからやはりその頃に菅茶山や頼山陽に親しんだのだろう。こういう東洋文庫に本を書くような東洋学者というものは今はいったいどこにいるのだろうか。もうほとんど絶滅してしまったのだろうか。最近では荻生徂徠全詩というものが東洋文庫から出たが、ほとんど新刊も出なくなってしまっているように思う。

梅颸の歌も調べてみると面白いのかもしれないが、今はもうあまり手を広げる気もないのである。ところで頼梅颸という呼び名はどうであろうか。江戸時代の公家や武家は夫婦別姓であったはずだから、飯岡梅颸と呼ぶべきではなかろうか。細川ガラシャなどという呼び名をみると、いやそれは明治以降の呼び名で、本来は明智玉子だろうと思ってしまう。明治は現代まである程度連続しているからみんな明治を擁護したがるが、明治政府はいろいろおかしな(日本の伝統を破壊する)ことをした。

浅草行ったことある店一覧

  • カフェ バッハ
  • デニーズ東浅草店
  • 和洋食 ニュー王将
  • 居酒屋 ぽんず
  • 笑ひめ
  • 小時
  • 酒さかな ずぶ六
  • 手打ち蕎麦 なお太
  • ロッジ赤石
  • 三好弥
  • 鳥きち
  • 正直ビヤホール 分店
  • 千鶴
  • ノストス
  • 米久本店
  • ほていちゃん 浅草店
  • 宮城直送 かきほや飛梅 浅草店
  • 浅草 安兵衛
  • ととり
  • やきとんひなた 浅草店
  • 神戸牛ダイア すし屋通り店
  • 一八そば
  • 翁そば
  • 立呑み のんき屋
  • フェッテ•パニッサ
  • 荒井屋 へその店
  • 大衆酒蔵 あそこ
  • 君塚食堂
  • 天才ブラジル
  • 気まぐれえりこ
  • 浅草だるま
  • 居酒屋 風鐸
  • 捕鯨舩
  • 正ちゃん
  • 浅草じゅらく
  • お好み焼・もんじゃ焼 津久志
  • 房総料理 木むら
  • 一代
  • 浅草 ニュー小江戸
  • ドライブイン電電
  • そばうどん 文殊 浅草店
  • 浅草やきそば 福ちゃん
  • 駒形どぜう 本店
  • 長命寺桜もち 山本や
  • かどや
  • 鳥椿 雷門一丁目店
  • KOTOYON
  • ニュー浅草 本店
  • つぼ八 浅草駅ビル店
  • もつ政
  • つる岡
  • 花屋
  • 佐竹や(佐竹商店街)
  • かぶら屋 東上野店
  • スーパー シマダヤ
  • 業務スーパー 浅草店
  • ビッグ・エー 台東千束店
  • ココカラファイン 千束通店
  • ココカラファイン 浅草五丁目店
  • 日豊アジア物産
  • アジアマート
  • デリカぱくぱく千束店
  • 魚誠
  • マルエツ 浅草四丁目店
  • 東武ストア東浅草一丁目店
  • 肉のハナマサ千束店
  • オーケー 浅草店
  • ライフ浅草店
  • ニイミ洋食器店
  • かっぱ橋まえ田
  • ニトリ 浅草EKIMISE店
  • Seria 浅草エキミセ店
  • 無印良品 浅草ROX
  • コーナンPRO浅草店
  • オーケー 橋場店
  • サンキ(三平ストア浅草店の2階)

このリストには、かなり以前に行ったことがある店、行ったことはあるが二度と行かないと思った店も含まれる。田原町の花屋はかなり以前に閉店した。食べログに「つる岡」は

このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております。

などと書かれてしまっているが、2025年2月時点で普通にやっていた。要するに何曜日に何時から何時まで開いているかよくわからない店で、佐竹やもそれに近い。というか、ほかにもそういうきまぐれでいつやってるのかよくわからない個人経営の店は多い。

浅草近況まとめ

浅草に越してきて便利なのはエキミセのニトリ、セリア。近頃私は本屋には滅多に行かないのだが、エキミセに入っているくまざわ書店もかなりでかくて良い感じ。あとはROX館に入っている無印良品。ダイソーは錦糸町まで行ったほうが良いらしい。浅草周辺のダイソーはどこも狭い。スカイツリーのダイソーも狭い。

飲み屋で無難なのは、まずはみんなの味方ほていちゃん。鳥きち。鳥椿あたり。このへんはまったく気兼ねなく入れて、禁煙で、しかも混んでて入れないということはあまりない。ただし鳥きちはかなり狭い。地下街の天才やきそばは一度行ってみたら良いと思う。同じく地下街に最近できたドライブイン電電はまあまあ面白い。寿町4丁目のコトヨンも良いと思う。ほかにおすすめの店がないわけではないがここに書くのはやめといたほうが良い気がする。

新御徒町の佐竹商店街の佐竹や。できたばかりでネットにほとんど情報が無いと思う。昼飲み、立ち飲み、ジビエ料理となっているが、実は何曜日にいつからやっているかよくわからない。店長が気まぐれすぎてたぶん当分決まらないと思う。18時以降に行くのが安全確実。

かぶら屋、ここもチェーン店。東上野店は15:00から。

山谷にある紅豆(あづき)という店はすごく気になるのだが怖くて入れない。しかしドライブイン電電の店員はその店を良く知っているという。どうしよう。一度くらいは行ってみるか。上記、紅豆以外はすべて禁煙。

ドライブイン電電が地下街の通路に一番はみ出してテーブルとベンチを並べている。その次にそのとなりのタイ飯屋。通路にものを置くと怒られるらしい。しかしドライブイン電電の前の床は一番水漏れしているので、かわいそうだから(或いは水漏れを掃除する代償として)許されているのかもしれない。

洋食屋はロッジ赤石と聚楽には行った。

スーパーは、ライフ、OK、東武ストア、マルエツ、シマダヤ、ハナマサなんかを適当に巡っている。ROX館に西友、三平ストア、あと雷門にオーゼキがあるがまだ行ったことがない。茶碗などは土産物屋やスーパーにも売っているがたぶん合羽橋まで行ったほうが良い。山谷にある業務スーパーはすごく殺風景でほとんど倉庫。あとは吉原のBig-A。ココカラファイン。デリカぱくぱく。アジアマート。日豊アジア物産などにはときどき行く。

浅草寺には至るところに喫煙所がある。喫煙所を避けて浅草寺を縦断するルートは、多少くねってるが無いわけではない。しょうがないのでそこを通るとするか。

ひさご通りのアーケードにはいつもクラシックが流れている。ただし昼間だけ。

早朝出勤

浅草というところはやはり土日や祝日が混んでいてタバコ臭くて最悪。ただし日曜に休む店もある。日曜休みの店は良心的なところが多い(すくなくとも賭博と関係していない)。

平日は、月曜休むところ、水曜日に休むところなどバラバラ。たとえばつくばエクスプレスA1出口のデリカぱくぱくも水曜日休み。ひさご通りや千束通りですら地方のシャッター街のような雰囲気になり過ごしやすい。千束通りのデリカぱくぱくは年中無休っぽい。ある意味すごい。

観音裏から浅草を縦断して蔵前の大江戸線まで歩くんだが、早朝は表参道にほとんどひとけがなくて歩きやすく、喫煙所も回避できて快適。昼間はめちゃくちゃ歩きにくいが深夜早朝は別。宝蔵門なんか照明もなくて暗い。雷門から先はできるだけガソリン車の排気ガスを吸わない裏道を通る。

やはり都心で働くなら早朝に移動して、夜は7時に寝て、朝は3時くらいに起きて5時くらいに、遅くとも6時台に出勤するのが良い。都心の地下鉄は、特に大江戸線は早朝空いているのが良い(7時台に突入すると急に混み始めるが)。また昼間もガラガラ。大江戸線経営的にはどうなのか。採算取れないってことはないんだろうけどさ。アレもう、路線図みただけで、都心だから採算割れすることはなかろうと高をくくってむちゃくちゃなデザインにしてる気がする(逆に光が丘より先に延伸しても儲からんからやらんのだろう)。深い地下まで潜らなきゃならないのが不便、都庁前乗り換えも不便、しかし他の営団なんかはいつも混んでるので乗りたくない。要するに、日比谷線みたいに郊外から都心へ向かう地下鉄は混む。小田急線や田園都市線が混むのと同じ。一方で、大江戸線みたいに東京を東西に縦断するタイプの路線はそんなに混まない。丸ノ内線、銀座線なども、途中で客が入れ替わるタイミングでかなりの確率で座れる。

9時5時勤務じゃなくてたとえば7時3時勤務みたいなシフトで働けばすごく楽なんじゃないか。そういうこと言っている人あんまいないみたいだけど。3時に仕事あがって5時くらいまで昼飲みして帰宅してそのまんま寝る。朝3時に起きて朝飯食ってシャワー浴びて出勤とかどうよ。そんなこと考えてるやつほとんどいないから朝の電車はガラガラなわけだが。

座るとしかし、詰めて座ると、肘でこっちの脇腹を小突いてくるやつがいてむかつく。そういうやつに限って多動でうざい。こっちも肘を張って対抗するしかない。

千束通りのアジアマートで謎のジュースをいくつか買った。杏仁ジュース(杏仁露)、緑豆ジュース(泰山緑豆湯)、何かの乳酸菌飲料(天潤奶啤)。浅草のこと書いているブログやユーチューブ動画はいくらでもあるがアジアマートやデリカぱくぱくのことを書いている人は珍しいだろうと思う。

杏仁露、泰山緑豆湯は台湾製、天潤奶啤は新疆天潤乳業、つまりウィグル製?奶啤の奶は牛乳、啤はビールのことらしい。要するに牛乳から作られる炭酸飲料のこと、カルピスソーダみたいなものなのだろう。

アジアマート30円のお釣りを5円玉6枚で返してきたのは笑った。5円玉欲しかったのでありがたい。

浅草のお店は、予約可なところは予約して行ったほうが無難。ジモティー(笑)だからと気安く通うのは、よほど気に入られたところ以外はやめたほうが良いかも。向こうは向こうで、晴れの日にわざわざ予約して奮発して来る客をもてなすために気を張って営業しているのに、ただ近所に住んでいるからとぶらっと来られては半分迷惑だと思う。迷惑だと思われないくらいに頻繁に通って交流しますかと言われると、そこまで付き合う気がない、冷やかし程度だとすればやめといたほうがいいんだろうなあ。もちろんチェーン店ならそんな気にしていく必要ない。聚楽とか神谷バーみたいな何十人と入れる有名店も同じ。

ブログ名を変えて、ブログ村のカテゴリーを「上野御徒町浅草」に変えたら、INとOUTが若干増えたようだ。読まれないよりは読まれたほうが良い。

楽天ポケットモバイルwifiルーター続報

楽天、やはり安いだけのことはある。しかし、多少金を出して、auやdocomoにしたからといって、いわゆるポケットwifiというものの安定性には限度があるのだろう。24時間連続接続というものにはもともと向いてないのだ。実質的な回線速度は下り上りともに50Mbps程度だと思う。youtubeならバッファリングするから大して問題にはならない。オンラインゲームのレスポンスには問題があるかもしれない。回線が混んでて遅くてもオンラインゲームには有線のほうが良いのかも。

昼間よりも夜中の方がネットが切れることが多いのは、深夜にメンテナンスをしているせいではなかろうか。

ネット環境がだんだんに良くなっているのは間違いないのだから、ポケットwifiに関しては今後さらに投資してもらい、通信を快適にしてもらうしかないのではないか。

エアコンのフィルター掃除

廊下がなんだか臭いんですよ。最初はタバコの匂いかと思ったんだけど、タバコとは微妙に違う。何かの生活臭。古いマンション自体に染みついた何かの匂い。廊下か排気口から匂いが入ってくるのかと思ったら、閉めきった部屋の中でもときどき匂う。

エアコンを空けてみるとフィルターにめちゃめちゃ埃がたまっている。

いくら残置物とはいえ、部屋を貸すとき、入居前にフィルターの掃除くらいしといてくれよーと思いつつ、フィルターをやぶかないように優しく洗う。

その結果。エアコンの効きがまるで違う。ガンガンあったまる。エアコンが古いせいではなかったのだ。フィルターが目詰まりして空気が吹き出してなかったんだー。ひでえなあ。

特売

例の吉原のど真ん中にあるBig-Aだが、最近毎日朝9時から特売をやってるらしくて、店自体は朝7時からやってるんだが、特売品を買う人だけが、店の外まで行列している。今日の特売というのがおかめ納豆58円、トイレットペーパーW 12ロール198円。確かに安い。並びたくなる気持ちはわからんでもないが、タバコふかしながらチャリンコこいできたおっさんなんかが並んでいるのでああいうところには並びたいとは思わない。ともあれああいう人たちがここら吉原の近隣住民なのであろう。山谷辺りから来たのかもしれない。

ま、ともかく朝9時は混むしその後は客引きがウザイのでこの店には朝7時から8時くらいに行こうと思う。

ちなみに例のベトナム米はもう売り切れていた。

この店は洗剤やシャンプーなどはあまり品揃えもよろしくなく安くもない。そういうものはドラッグストアで買うべきだと学んだ。とりあえずマツキヨココカラのアプリを入れた。

浅草には観光客向けに安くて良い茶碗を売る店がある。こんどラーメンどんぶりを買おうと思う。

なお楽天wifiルーターだが、安定しているとはまったく言いがたい。

浅草はやはり楽しい

昨日は多少ネガティブなことを書いてしまったがやはり浅草は楽しい。しかしながら、非常に気を使う、堅苦しい店があることも事実で、それなりに値は張るし、気を使いつつ値が張っても通おうという店があるのは喜ばしいことではあるがそれはそれで気疲れしてしまうし、贅沢な悩みともいえる。そういういわば一流の店が自分ちの近所にいくらでもあるのだから。そういう店にはふつう遠路はるばる何か特別な日にしか行かないものであろう。

ふだんはスーパーで総菜を買ってきて部屋で飲もうかという気にもなる。そのほうが気楽だ。

松屋浅草の6階ワンフロアがニトリでそこで食器棚を買ったのだが、その棚がいろんなことを一挙に解決してくれて非常に快適になった。その他もろもろもやっと片付いてきてなんとかなってきた。あとは服を一度全部洗濯したい。

松屋浅草のセリアもかなりでかい。無印良品は浅草ROX館にでかいのがある。ダイソーはあちこちでかけてみたがでかいのはなかなかない。錦糸町に東京で最大のダイソーがあるそうなんで、今度行ってみようかと思っている。

Rakuten WiFi Pocket Platinum

浅草に部屋を借りてネットを引こうとしたのだが、いろいろめんどくさいらしかった。ニューロ光はマジで速いらしい。しかしマンションごとにルーターを設置しなくてはならないらしく、既に設置済みなら良いとしてまだ設置されてないマンションの場合には一から大家さんと交渉になるらしく、まあほぼあり得ない選択肢と言えた。

GMOだとマンションごとに設置するのではなくてどこかから光ケーブルを引っ張ってくる共有型らしいのだが、それはそれとしてめんどくさいらしかった。

それでスマホはauを使っているのでauモバイルとかau WiFiのようなものはあるかと調べてみたらあるにはあるがかなり割高なものであることがわかった。

楽天モバイルのWiFiは安い。調べれば調べるほどめちゃめちゃ安い。GMO WIMAXだと端末代も24ヶ月使えば実質0円だとか、最初の月だけ1275円で次の月から4370円とか言ってて、全然安くねー。

楽天WiFiは端末代1円。通信費はデータ無制限で2980円/月。下り150Mbps、上り50Mbpsと決して早くはない。GMO WIMAX +5G だと下り4.2Gbps出るらしい。公称では。しかしまあこれまで野田のアジトでは120MbpsのJ:Com回線を使ってきたので、それよりかは速い。また実測値だと 4.2Gbps なんてまあほぼ出ない。都心で 70Mbps という実測値もネットではみる。楽天WiFiで実質 100Mbps くらい出てればほぼ問題ないんですよ。

auの使い放題プランなどもあるわけだが値段はともかくとしてテザリングが月に60GBまでというのが痛い。Fallout76のアップデートなんて1回で50GBくらいあるのはザラやで。

てわけでポケットWiFi、今最強は楽天だ。有線で光なんてやってる場合じゃねーって結論に達した。実際使ってみてほとんどまったく不満はない。しかも、いつ止めても良い。2年間しばりとかそんなもの一切ない。実にすがすがしい。

よその会社がどこもこの値段設定でやってないってことは、たぶん楽天はまったく儲かってないと思う。つまりめちゃめちゃお得ってことだ。ドコモ、au、ソフトバンクに追いつき追い越そうと意気込んでいる楽天にしかできない、楽天しかやらない戦略だ。みんなもはよ楽天使えやと言いたい。

あと、2月6日にネットで申し込んで2月9日にはSIMとルーター送られてきて使えるようになった。ちょっぱやくね?いちいちショップで手続きしたり審査を長々待ったりしなくてもいいんだよ。

最近自分の中で楽天に対する好感度がどんどん上がってる。楽天トラベル、楽天証券、楽天銀行、そして楽天モバイル。あーあとは楽天マート(旧称セイユーネットスーパー)もか。

仕事では経費で落とせる1年分一括払いの某wifiルーターを使っているけれどもこれはいろいろと不便。個人的には楽天wifiで当分不満無いわー。

アジト移転でいろいろ金を使ってしまったからしばらくは節約する。

楽天ポケット続報

浅草の憂鬱

引っ越してきたばかりの町が楽しげに見えるのはその町のことをまだあまり知らないからだ。その町のことを知れば知るほど、好きなことと同時に嫌いなことが増えていき、いくら好きなことがあっても嫌いなことのせいでその町に住みたくなくなるかもしれない。

今まで私の中で繰り返された周期を見るに私が浅草に住んでいられるのもせいぜい3年か4年だと思う。

浅草のどこが嫌いかといえばまずあの人混み、喫煙者の多さ、自転車乗りの多さ、ガソリン車の排気ガス、とにかく人が多すぎる上に、インバウンドはともかくとしてあの場外馬券場が良くない。浅草は永久に私の好きな町に変わってくれないだろうから私が去るしかない。

浅草寺にはあちこちに喫煙所がある。囲いや煙突があるわけではない。ただ真っ平らなところが喫煙所に指定されているに過ぎない。路上喫煙者は場外馬券場の裏通り、特につくばエクスプレスA1出口すぐの六区横丁辺りに群れているので、土日はここらに近づくわけにはいかない。

今やパチンコ屋ですら禁煙になったというのに未だにこんなにタバコを吸う人が多いのはどうしたことか。いや、喫煙者はもうすでに相当減っているはずなのだが、その社会的少数派に追い詰められ絶滅危惧種であるはずの喫煙者を、それ以外の多数派の非喫煙者はなんとなく許容してしまい、喫煙者は必死で自分の権利を守ろうとするせいで、状況はなかなか変化しない。競馬にしてもあれのなにがそんなに面白いのかまるで気がしれない。株でもやれば良いのにと思う。私は決してEV推しではないが、街中はEVに限るとかできないのだろうか。ディーゼル車はすでに都心を迂回するようになっているのではないのか。

LOOP とか言うレンタル電気自転車は確かにむかつくし電動アシスト自転車は極めて危険で、いつ人を轢き殺すかしれないから自分では決して乗るまいと思うがしかしあれのおかげで多少はガソリンで走る原動機付自転車つまりゲンチャは減りつつあるに違いない。あんなうるさくて臭い乗り物はさっさと滅んでしまったほうが良い。