4泊5日の伊勢・奈良・京都旅行、1日目。
6時17分に小田原駅発のひかり533号で約70分、7時25分に名古屋駅に到着。
2024年10月1日、東海道新幹線は開業60周年を迎えた。同じく60周年を迎えた講談社現代新書とのコラボレーションで、30名の著名人により「新幹線との思い出」をテーマにしたエッセイが寄稿された。
7時50分に近鉄名古屋駅発の特急で約85分、9時13分に伊勢市駅に到着。
伊勢市駅で、すれ違った高校生の集団に挨拶をされた。
柄杓童子
伊勢神宮、正式には「神宮」。
皇大神宮(内宮・ないくう)、豊受⼤神宮(外宮・げくう)、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社、合わせて125社の集合体。
1300年以上前の690年(持統天皇4年)に始められてから、伊勢神宮は式年遷宮を続けている。内宮・外宮の正殿、全ての別宮の社殿、神に捧げる御装束神宝を20年に一度造り替える。
2013年(平成25年)には第62回式年遷宮が行われた。
変わらないために、変えるということ |はじめての神宮|伊勢神宮
外宮
正宮 豊受大神宮は豊受大御神をお祀りする。内宮の天照⼤御神の食事を司る御饌都神で、衣食住、産業の守り神としても崇敬されている。
火除橋
清盛楠(平清盛が勅使として参向した時に冠にふれた枝を切らせたという伝承がある)
第63回神宮式年遷宮御敷地
ご奉賛のお願い
三ツ石
正宮
別宮 土宮(地主の神である大土乃御祖神をお祀りする)
別宮 風宮(風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命をお祀りする)にも参拝。
伊勢神宮の建築様式は唯一神明造で、高床式の穀倉の形式から宮殿形式に発展したものと考えられる。
唯一神明造の特徴
檜の素木造りであること
丸柱の掘立式で礎石を使用しないこと
切妻・平入の高床式で棟木の両端を支える棟持柱があること
萱葺の屋根の上には鰹木が置かれていること
千木は屋根の搏風が伸びた形状であること
朝と夕の二度、内宮と外宮、別宮それぞれのご祭神に奉る「日別朝夕大御饌祭」という神事が外宮の鎮座以来、約1500年間続けられている。
神様のお⾷事 「日別朝夕大御饌祭の神饌」は御飯三盛、御塩、御水、乾鰹、魚、海藻、野菜、果物。神饌や神饌を盛りつける素焼きの土器も神宮で作られる。
式年遷宮記念 せんぐう館
式年遷宮に関する博物館、いわば神様の記録庫。
1瑞穂の国
2式年遷宮
3永遠の匠たち
式年遷宮で新調される御装束神宝は714種・1576点。御装束神宝とは、紡織具、武具、馬具、楽器、文具など御祭神の御用に供する品々や殿内の舗設品・服飾品・遷御に用いる威儀具のこと。
奥には外宮正殿の東側の側面を忠実に再現した原寸大模型、外宮の正宮を1/20の規模で再現した外宮殿舎配置模型がある。
唯一神明造の分かりやすい特徴は屋根の上に突き出た千木で、神明造では千木は屋根の破風と一体になっている。外宮の社殿は千木の先端は地面に対して垂直に切られる「外削」で、内宮の社殿は地面に対して水平に切られる「内削」。
高欄の上に留められた玉は「居玉」(すえだま)といい、正殿のみに付けられる唯一色が付けられた飾り。色は黄、黒、青、赤、白の5色で、並び方の順番などは謎だが、1200年前から素材は変わっていない。
萱葺屋根の厚さは1メートル超。
全ての社殿の屋根にススキを敷き詰めるためには約23,000束が必要で、大量のススキを採取するために伊勢神宮では「萱地」(かやち)と呼ばれる専用の場所が設けられている。
萱地の広さは約100ha(東京ドーム21個分)で、採集期間である1月~3月の間に1日100名ほどが手で刈り取る。平成25年の遷宮では必要な分のススキを刈り取るのに約7年を要した。
せんぐうシアターでは4種類の映像が流れていた。
11時00分に外宮前発の三重交通バスの臨時バスで約10分、11時10分に猿田彦神社前に到着。
猿田彦大神はみちひらきの大神として知られ、天孫降臨の際に、天照⼤御神の命を受けた瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へと導いた。
ただ、伊勢神宮とは直接の関わりはなく別宮や末社、摂社に含まれていない。
たから石
おはらい町・おかげ横丁を歩く。
おはらい町は宇治橋から続く約800mの鳥居前町。
おかげ横丁は(株)赤福がおはらい町に伊勢路の伝統的な街並みを再現しようと、第61回神宮式年遷宮の年、1993年(平成5年)に開業した。
赤福本店
大眠りじいちゃん
伊勢くすり本舗で、萬金飴を購入。
伊勢くすり本舗|伊勢参りのお土産に『萬金丹』、『萬金飴』 - 和漢胃腸薬、和漢便秘薬
12時00分に予約をした勢乃國屋で、松阪牛御膳(伊勢名物 神代餅1個付)。
松阪牛の陶板焼、伊勢真鯛のお造り、野菜サラダ、季節の小鉢、御飯、汁物、香物。
EX旅先予約 秋の大セールで60%オフだった。
秋の観光プランが60%オフ!EX旅先予約 秋の大セール【JR東海ツアーズ】
内宮
正宮 皇大神宮は皇室の御祖先であり日本人の総⽒神である天照⼤御神をお祀りする。垂仁天皇26年(西暦紀元前4年?西暦291年?)から五十鈴川のほとりに鎮座し、ご神体は三種の神器の一つである八咫鏡。
五十鈴川(いすずがわ)にかかる内宮の入口で、日常の世界と神域を結ぶ架け橋。五十鈴川は御裳濯川(みもすそがわ)とも呼ばれ、倭姫命が御裳のすそを濯いだことから名付けられたと伝わる。
瀧祭神(五十鈴川の守り神。御垣と御門のみで社殿はなく石畳に祀られている)
四至神(内宮神域の守り神。社殿や御垣はなく石畳の上に祀られている。四至とは神域の四方を意味する。)。
正宮 皇大神宮
御稲御倉
外幣殿
別宮 荒祭宮(天照⼤御神の荒御魂をお祀りする)
別宮 ⾵⽇祈宮(風雨を司る神をお祀りする)
御厩
皇室から献上された神馬は、毎月1日、11日、21日の8時頃に正宮にお参りする。
13時36分に内宮前発の三重交通バスで約10分、13時46分に神宮徴古館前に到着。
倭姫命は第11代垂仁天皇の皇女で、天照⼤御神を伊勢に導いた。大正12年に創建された神宮で最も新しい別宮。
式年遷宮記念神宮美術館と神宮徴古館・農業館は、毎週木曜日が休館日だった。調査不足。
神宮徴古館・農業館
神宮徴古館は明治42年に日本で最初の私立博物館として創設された伊勢神宮の「歴史と文化の総合博物館」。お祭りや歴史・文化に関する資料を中心に展示している。農業館は「自然の産物がいかに役立つか」をテーマとした日本で最初の産業博物館。
式年遷宮記念神宮美術館
平成5年の第61回神宮式年遷宮を記念して創設され、文化勲章受章者・文化功労者・日本芸術院会員・重要無形文化財保持者(人間国宝)が式年遷宮を奉賛して伊勢神宮に奉納した絵画・書・彫塑・工芸を収蔵・展示している。
14時10分に神宮徴古館前発の三重交通バスで約10分、14時21分に伊勢市駅前に到着。
⽉夜⾒宮
15時07分に伊勢市駅発の近鉄特急伊勢志摩ライナーで約90分、16時42分に大和西大寺駅に到着。
サロン席・ツイン席はコンパートメント感のある座席で特急料金のみ(追加料金無し)で利用できる。
16時46分に大和西大寺駅発の近鉄奈良線で約5分、16時51分に近鉄奈良駅に到着。
中川政七商店の奈良本店で本店限定のかや繊ふきんを購入。
本店がある建物も鹿猿狐ビルヂングで、中川政七商店の鹿、猿田彦珈琲の猿、㐂つねの狐、3匹(3社)が集うことから名付けられたよう。
興福寺 中金堂
天極堂奈良本店で、奈良 山の幸 葛もちセット。
胡麻豆腐、小鉢、香の物、お吸い物付。
18時17分に押上町発の奈良交通バスで約10分、18時28分にJR奈良駅西口に到着。
今日のホテルは、ホテル日航奈良。
ラージツイン35㎡、朝食付き。
ホテル日航奈良【公式】 JR奈良駅西口直結。世界遺産徒歩圏内。
公益社団法人 伊勢市観光協会 | 伊勢のおすすめ観光スポット・イベント情報
観光三重(かんこうみえ) - 三重県の観光・旅行情報はここ!
2024年11月28日~12月02日 伊勢・奈良・京都旅行