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みんなで使うGitHub

達人出版会

1,320円 (1,200円+税)

β版 ソーシャルコンテンツプラットフォームとして注目を集めているGitHub。使いこなすにはまずgitを使えるようにならないと……と思って二の足を踏んでいる非プログラマの先入観を打ち砕くべく、gitコマンドもgitアプリも使わずにGitHubを使ったコンテンツ管理・コラボレーションを徹底解説。これでもうPull Requestも怖くない!

β版について

本書のステータスは現在β版であり、現在、著者やレビュアの方々により追加・修正が行われている段階です。 いま購入されてお読みいただけるのはその途上の原稿を元にしたものです。 最終的に正式公開されたものもダウンロードしお読みになることはできますが、 正式公開版を読みたい方には今しばらくお待ちいただくことになります。あらかじめご了承ください。

関連サイト

本書の関連ページが用意されています。

内容紹介

「バージョン管理」システムをご存知でしょうか。コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステムで、複数回の変更を加えたファイルであっても、過去の状態や変更内容を確認したり、変更前の状態を復元することが簡単にできるため、複数の人間がファイルの編集に関わることが多いソフトウェア開発のプログラム(ソースコード)の管理に頻繁に利用されています。

複数の人間が編集に携わる作業はソフトウェアの開発だけではありません。たとえば複数のライター(執筆者)を抱えて、校正が同時進行する雑誌編集のようなワークフローでも「誰が、いつ、どのような変更を行ったのか」を視覚的に確認しながら、複数のファイルを一括管理できるバージョン管理というシステムは、チームを組んで作業するプロジェクトであれば、規模の大小に関係なくこの恩恵を受けることができるのです。

そんな中で、いま注目されているのが「GitHub」です。このサイトは、バージョン管理をホスティングするサービスとして、現在もっとも人気のあるもののひとつですが、たんにファイルのバージョン管理の場を提供するだけでなく「ソーシャルコーディング」を目的としてサービスが組み立てられているのが特徴で、優れたデザインとインターフェイスで、プロジェクトが円滑に進行するように、さまざまな管理・コミュニケーション機能を提供しています。また、ブラウザ上で直接コードの編集や、ファイルの移動などもサポートしておりコマンドラインを使わなくても、ブラウザのみで多くの操作が可能な点も導入の敷居を下げる利点のひとつです。

本書では「自分ではプログラムを書いたり、バージョン管理はしたことがないけれど、GitHubを使ったプロジェクト管理に興味がある」方を対象として、バージョン管理とプロジェクト管理という2つの側面を持つこのGitHubの使い方を、雑誌の製作進行を具体例にし、ウェブサイトからの直接編集する原稿の校正や改訂といった編集作業と、複数人の同時編集作業を伴った発行までの進行管理を行うワークフローを、GitHubをすべてオンライン上で操作するチュートリアルとして解説します。これによってGitHubを使ってどんな風にプロジェクト管理ができるのか、またバージョン管理がどのように行われるのかを知ることが出来るでしょう。

(「はじめに」より)

書誌情報

  • 著者: 氷川りそな
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2014-06-30)
  • 最終更新日: 2014-06-30
  • バージョン: 0.9.0
  • ページ数: 190ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 達人出版会

対象読者

GitHub全体の機能やワークフローを覚えたいライターや編集者を主な読者として想定していますが、デザイナーといったいわゆる「非プログラマ」の方も対象としています。

著者について

氷川りそな

テクニカルライター。システム構築やユーザのサポート、トレーニングといった実務の傍ら、アップル周辺の技術やテクノロジーを中心に専門雑誌への技術記事を、またアドビやアップルのソフトウェアの解説実践書籍なども執筆する。近著は「iPhoto・iMovie・GarageBand&iTunesマスターブック OS X Mavericks&iOS 7対応」(共著 : マイナビ刊)「藤井太洋インタビュウ ― Gene Mapperの舞台裏」(達人出版会)など。

目次

はじめに

  • 対象となる読者
  • より深く知るには
  • サンプルとサポート

GitHubをはじめよう

  • GitHubとは
  • バージョン管理と共有
  • GitHubは誰でも使える

第1部 黎明編~GitHubなんて怖くない~

第1章 GitHubを使う準備

  • 1.1 GitHubアカウントを作成する
  • 1.2 リポジトリとは
  • 1.3 リポジトリを作る
  • 1.4 リポジトリの中を見る
  • 1.5 リポジトリのコラボレータを設定する
  • 1.6 この章のまとめ

第2章 プロジェクト作業を開始する

  • 2.1 ファイルを作る
  • 2.2 ファイルを更新する
  • 2.3 ファイルの更新履歴を見る
  • 2.4 ファイル名を変更する
  • 2.5 ファイルを移動する(ディレクトリを作る)
  • 2.6 この章のまとめ

第3章 共同作業する

  • 3.1 ブランチを切る
  • 3.2 Pull Requestを送る
  • 3.3 Pull Requestを採用する
  • 3.4 Pull Requestを不採用にする
  • 3.5 ブランチを削除する
  • 3.6 この章のまとめ

第4章 役割分担や引き継ぎ作業を円滑に進める

  • 4.1 Issueを書く
  • 4.2 Issueにアサインする
  • 4.3 コミットログにコメントを残す
  • 4.4 Issueを更新する
  • 4.5 Issueを閉じる
  • 4.6 この章のまとめ
  • 4.7 第1部まとめ GitHubのワークフロー

第2部 鳳凰編〜GitHubにある機能をフル活用してみる〜

第5章 リポジトリとメンバーを管理する

  • 5.1 Organizationを作る
  • 5.2 リポジトリをOrganizationに移す
  • 5.3 Organizationにメンバーを追加する
  • 5.4 リポジトリをプライベートに設定する
  • 5.5 この章のまとめ

第6章 タグを活用する

  • 6.1 リポジトリをダウンロードする
  • 6.2 リリースを作る
  • 6.3 リリースを使う
  • 6.4 タグ機能を使う
  • 6.5 リリースを編集する
  • 6.6 この章のまとめ

第7章 Issuesを活用する

  • 7.1 Issueにラベルをつける
  • 7.2 Issueのラベルを管理する
  • 7.3 Issueとコミットを関連付ける
  • 7.4 コメントにコミットを関連付ける
  • 7.5 マイルストーンを作る
  • 7.6 マイルストーンを使う
  • 7.7 この章のまとめ

第8章 WikiやPagesを使う

  • 8.1 Wikiを作る
  • 8.2 Wikiページの履歴を使う
  • 8.3 Pagesを作る
  • 8.4 Pagesを管理する
  • 8.5 この章のまとめ

第9章 リポジトリ同士を連携させる

  • 9.1 他の人のリポジトリを探す
  • 9.2 フォークする
  • 9.3 Watchする
  • 9.4 スターを付ける
  • 9.5 この章のまとめ

第10章 支援機能を活用する

  • 10.1 リポジトリの中を検索する
  • 10.2 アクティビティツールを使う
  • 10.3 通知する

付録1 本書のアイコンフォントについて

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