こんにちは、Circulation - Cameraです。今回は第66回目のビール話。いつもながらマニアックな話なので興味ない方は飛ばしてやってください ^^;
でも今回は東京駅に新たにオープンした「あの場所」もちょっと紹介しますのでクラフトビール好きのyouは是非見て行ってやってください♪
~WCB~
でも「あの場所」の前に1つクラフトビールメーカーを紹介です。West coast brewing (略してWCB) は静岡の醸造所です。ちょっと高めの値段設定の割に、初期にあまり好みのビールに出合えなかったためしばらくの間、敬遠していたのですが久々に飲んでみたら美味しくてびっくり!
<Freshly Squeeze>
特に上の写真右端のFreshly Squeezeは素晴らしかったです!自分的にこのブルワリーの評価を確固たるものにした一杯。ホップはMosaic・Galaxy・Cryocytra。結果、キウイのような風味の濁りの強いhazydoubleで飲みごたえ十分でいて切れ味抜群でした。
<Star watcher 2023>
Flagship品の2023年新年最新版。ヘイジーヘイジーしていない見た目だが程よい切れ味と滑らかさにスモーキーな感じが流石の出来です!
<Starwatcher Cryo Version>
West coast brewingのflagship beerのalternative styleです。Westcoast styleなのですが、まるでhazy styleのようにトロピカルフルーティなアタックです。Cytra hopに目立つアーシーな感じは比較的抑えられている印象。
☆☆Cryo Hopsとは?☆☆
Cryo hopsというのはここ数年よく眼にする単語です。ホップの香気成分であるルプリンを冷凍凝縮し、ペレット化したものであるということです。醸造においてホップ量を減らすことができ、青々しさや渋み成分を減らし香りだけをうまくビールに抽出できる製品ということなので、なるほどこの仕上がりは納得です。
<Starwatcher>
Normal versionの写真は手元に無いですが似たラベルです。ぶどうやオレンジを連想させるアロマ。途中からはメロンのようなニュアンスも感じます。さっぱり系でバランスが良く、通な人でもそうでない人でもきっと楽しめると思います ^^
<Hop Stories>
WCB×Be Easy Brewing×Black Tide Brewingのコラボビール。すなわち、静岡、青森、宮城の3社トリプルコラボレーションである「#Hopstories」のBe Easy Brewing version。 一緒に考案したレシピをもとに、それぞれがお気に入りのホップを持ち寄り醸造するという企画です。 Be Easy Brewingが提案したのは「Sabro」。 「Sabro」の南国フルーツやココナッツのような風味。そして少しだけスパイシーなhazy IPAです。
ちなみに前回ご紹介した和歌山のNomcraftさんのビールラベルにはホップが必ず描かれていましたよね?
West coast brewingさんのラベルにはこのホップ君 (?) がマスコットキャラとして描かれています。
<Off time>
今流行?のcold IPA。ラガーの如き切れ味びっくり!ブドウのような風味。Cytra, Mosaic, Eldrado, Strataの組み合わせがこういう味になるとはイメージできなかったなぁ。かなりうまいです! なめらかな口当たりとすっきりとしたラガーらしいキレ。
⭐️以下、2022年6月以降追記⭐️
<Full Hop Archemist>
エニグマやアイダホ7が使われていてエキゾチックな味わい。そこにモザイクなどが安定感やトロピカルな雰囲気を添えてくれる美味しいビールでした!スモーキーさを感じるほど香ばしい。見かけたら、ぜひ!
<Ver 25>
これはアップデートバージョン。マンゴーのようなトロピカルテイストが光る!
<The Hop Oracle>
かなり人気だったビール。ホップの始祖の作成したビールだという。それだけあってまさに王道のウルトラおいしいhazy!乳糖のようなニュアンスすらある。いよかんに温州みかん、オレンジのシトラスモリモリなアロマ&フレーバーは甘い印象。冷えている時の切れ味も美しいが、温度が上がるにつれ、ややマンゴーを連想させる風味も。ジューシーな口当たりには、優しいほろ苦感と柑橘の余韻が広がっていく。
<Slow Motion>
まさかの乳糖とCBDを織り交ぜたsession hazyですって!?好きなもの全部載せで味わいも妥協なし。見事しか言いようない。CBDベストビール。ホカニモred lightと言う商品もあるがこっちは流石にCBD使いすぎできついんです。
<Ultra Shift>
アルケミストの亜型。West coast IPAらしくないといえばらしくない風味にEl Drado + Nelson + Citraを使用することで仕上がっている。
<Poster Haze>
Knee deepとのコラボ。AQチームの10周年ビール。八朔などの柑橘系を纏ったダンク感。
<Sidechain Series 02>
コメット・モツエカなどをふんだんに使用したペールエール。結構繊細で淡白な印象。
「あのAlchemistさえも狂わせるほど、彼の天才的かつ緻密なホップの旋律に右に出る者はおらず、音楽界のトップとして君臨し続けている。」とのことです!
<Prodigy>
ラクトース仕様の準定番品。アロマはオレンジ系。味わいは白桃のような感じ。これも繊細なタッチなビールと感じました!
~Repubrew~
West coast brewingさんと同様に静岡にあるクラフトビールメーカーです。まだあまり見かけないけど完成度の高いビールを作る醸造所です。見かけたらお見逃しなく ^^b
<本生>
ホッピーなピルス。少し甘めな仕上がり。ラガーイーストで発酵させたビールに伝統の「ザーツ」と「マウントフッド」2種のホップをドライホッピング!中味から後味はこれらのホップの味わいをしっかり楽しめます。
<69 IPA>
かなりスッキリしたwest coast IPA。味わいは強いシトラス感というよりクリスピー (?) な印象。後味に苦さが残律つも少し甘い雰囲気を残して消えていき面白い。
<2022/5〜追記:DDH CITRA on CITRA>
CItraのみで1回目を、2回目は Citraに加えてIdaho7などもブレンドし逆にCitraの風味を引き立てるよう工夫したDDH Hazyです。
さて「あの場所」の話です。私がしょっちゅうお世話になっているアンテナアメリカの東京駅八重洲店が2022年4月1日にオープンしました!場所はここです。
4月1日がたまたま金曜日 (金曜日はお休みなので子供の面倒をみる日) でしたのでオープンの瞬間に立ち会ってみました (笑)
店内はこんな感じです。
樽生ももちろん楽しめますが、
缶ビールや瓶ビールも
いっぱい陳列されていますね!
輸入元直送なので比較的安価で
それでいて完璧な状態のビールを楽しめますから、
安心できるのが最大の特徴だと思います。
<Japenese Greentea IPA>
せっかくなので4月1日のオープン日に飲んだビールを1杯だけ御紹介。
こちらは東日本大震災のチャリティのためにアメリカのStoneと日本のIshiiとBairdがコラボして作成したビールのリバイバル版です。当時、クラフトビールを飲み始めたばかりの自分にとって緑茶を使用したレシピは衝撃的でした。
今回は度数10.5%と随分濃く作られていますが再び出会えてうれしかったです♪
~おわりに~
ということで今回は静岡のwest coast brewingさんとアンテナアメリカ東京駅八重洲店さんの御紹介でした!
アンテナさんは最初は横浜関内に出来て、その後、品川駅 → 横浜駅に店舗を作っていき、今回は東京駅。繁盛してますね。本文中にも書きましたが、輸入元直送なので比較的安価でそれでいて完璧な状態のビールを楽しめますから、安心できます。店員さんもみんなフレンドリーですから興味のある方は是非!
( ̄▽ ̄) < そうでなきゃ子供連れてけないっすよ!
あとは個人的な話ですが、2020年のコロナ禍がはじまったとき、自分の勤め先は感染症対策病院ではないにせよ率先してコロナ対策チームに参加しました。理由としては「医療者としてこのウィルスとの関わりは今後避けては通れないだろう。それなら待っているよりも自分で行ってやれ!」って感じだったと記憶しています。
そのころは妻が臨月でしたので家には帰れななかったんですよね。それで品川近くのホテルに長期宿泊していたんです。品川のアンテナさんはビール販売は継続していてくれたので随分気分転換になったもんです。
いろんなことがありましたが、このブログもそろそろ5周年なので、なにかまた書いてみようと思います。それでは今回はここで失礼します m(_ _)m