技術チーム竹内([twitter:@chimerast])です。
最近暑いですね。東京では猛暑日の連続が新記録だそうです。
http://www.tenki.jp/forecaster/diary/deskpart/2015/08/05/29061-summary.htmlwww.tenki.jp
Twitter上でも最近暑くなったことについて、データを見つつ色々話題になっていたようです。
で、せっかくなんで自分でも最近どうなっているのか確かめてみました。
使ったデータ
気象庁から東京都の1986年1月から2015年8月4日時点までの月次データを取得してきてみました。
項目は、
- 平均気温(℃)
- 降水量の合計(mm)
- 平均湿度(%)
- 日照時間(時間)
- 日最高気温の平均(℃)
- 日最低気温の平均(℃)
をとりあえずとってきてみました。
使ったもの
Excelでセルにデータを入力するとモダンな感じにビジュアライズ出来るE2D3で、データを多角的に見られるdc.jsを使える「dcjs-example」というテンプレートを使って(作って)可視化してみました。
E2D3は、Excelから気軽にデータビジュアライズできるようにしようと、現在絶賛開発中のオープンソースソフトウェアです。Excel2013以降もしくは、Excel OnlineのOfficeストアから探せるので使ってみてください。
できたもの
こんな感じです(残念ですが、スマホでは表示されません)。マウスで下のグラフを選択すると、選択した範囲でデータがフィルタリングされます。
下の方の青いグラフの縦軸はデータの個数です。
画像ではなくマウスクリックで動かせますよ!
考察
実際に自分でいろいろ触って見てもらうのが一番ですが、例えば、8月の最低気温の平均を25度以上でフィルタリングしてみると明らかに近年(緑色)の年だけが出てきてしまいますね。
まとめ
データを触って見ると色々気づきがあります。
E2D3を使うとExcelでデータを簡単に入れ替えてデータ可視化を行うことが出来ます(たぶん)。
東京だけでなくいろんな地点のデータを入れてみると面白いと思います。
いろいろ
株式会社ユーザベースでは、企業・業界・統計データやニュース記事・コメント等データを大量に抱えています。そんなデータをなんとかしてみたいエンジニアを募集しています。
あと、OSSで開発しているE2D3プロジェクトでは、可視化テンプレートを作成してくれるエンジニアや、基盤システムを開発してくれるエンジニアを探しています。