15日、韓国では非常戒厳を巡り「内乱」の疑いで捜査が進んでいた尹錫悦大統領に対して捜査当局が拘束令状を再執行し、大統領公邸に進入し拘束した。
 現職大統領初となる身柄拘束の“舞台裏”はどのような状況だったのか? テレビ朝日外報部 荒木基デスクに聞いた。
 尹大統領が拘束されたことについて荒木デスクは「公邸は山の中腹にあり、細い道に3つのバリケードがあったため『突破に3泊4日かかるか』という長期戦の覚悟もあったようだが5時間程度で大統領が拘束された。公邸には多くの市民が集まったがほとんどが大統領支持派だった」と説明した。