「トランプ氏への話し方」石破首相なぜ成功したか 世界が驚くある「ふるまい」が功を奏した可能性

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コミュニケーション戦略研究家でもある岡本純子氏が「日米首脳会談での石破首相の話し方」を分析します(写真:White House/Planet Pix/ZUMA Press/アフロ)
一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人以上の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれている。
その岡本氏の著作『世界最高の話し方』シリーズは累計20万部のベストセラーとなっているが、その「真骨頂」ともいえる「人前での話し方のスキル」をまとめた新刊『なぜか好かれる「人前での話し方」』がついに発売された。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「日米首脳会談での石破茂首相の話し方」を分析する。

「虚々実々の駆け引きの裏側」を分析する

『なぜか好かれる「人前での話し方」』書影
『なぜか好かれる「人前での話し方」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

石破茂首相とドナルド・トランプ大統領による初の日米首脳会談が現地時間の2月7日、ホワイトハウスで行われました。

国内での支持率は低迷し、そのふるまいや装いなどについても、批判を受けることも多い石破首相ですが、今回の会談については、メディアなどからも「問題なくこなし、一定の成果があった」との評価が得られたようです。

予測不可能な“風雲児”トランプ大統領となんとか渡り合ったように見える石破首相ですが、実は、世界が驚く彼のある「ふるまい」が意外にも功を奏したのかもしれません。

その虚々実々の駆け引きの裏側「コミュニケーションの観点」から読み解いていきましょう。

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