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えっ…ありえないほど「ギザギザの飛行ルートで飛ぶ旅客機」がいたのですが…。なぜでしょうか? 航空機追跡サイトの回答は

航空機追跡サイト「フライトレーダー24」が、とある中国国際航空便のフライトを紹介しています。ロシア上空でギザギザと波を打った特異な航跡で飛んでいるのです。なぜこのような飛行ルートが同サイト上で表示されているのでしょうか。

GPS妨害が原因?

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」の公式Xが、とある中国国際航空便のフライトを紹介しています。ロシア上空でギザギザと波を打った特異な航跡で飛んでいるのです。なぜこのような飛行ルートが同サイト上で表示されているのでしょうか。

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中国国際航空のエアバスA350-900(画像:エアバス)。

 フライトレーダー24によると、これは同便が「GPS妨害を受けた」ことで発生した現象とのこと。「この1年間でGPS妨害が発生するエリアが増えており、飛行機のトランスポンダーから送信されるデータに影響を及ぼす可能性がある」としています。

 なお2025年現在、ロシアとウクライナが戦争状態にあるため、JAL(日本航空)やANA(全日空)をはじめとする日本の航空会社、ならびにヨーロッパ圏航空会社では、ロシア上空を迂回する飛行ルートを採用しています。一方、中国の航空会社は、現在もロシア上空を飛ぶルートでのフライトを継続している状況です。

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