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Money – Savings / 401(K) 2013
今これを読んでいる人の中で、「銀行を使っていない」という人はまずいないでしょう。
誰もが給料や仕送りの振込み先として銀行口座を使い、必要なときにお金を引き出しているはずです。
銀行は、本来なら預けることで多少なりともお金が増える仕組みのはず。
ですが実際には、低すぎる金利による利息よりもATM手数料や振込手数料のほうがはるかに大きく、お金が減っている人のほうが多いのではないでしょうか。
利率が極端に低い一方で、夜や休日に引き出しをすると手数料が取られ…大部分の方はお金が減っているはず。
普段使いの普通口座に限定すれば、もうほとんどの人がマイナスに違いない、と言っていいくらい。
お金をできるだけ減らさないためには、「金利が高く」「手数料が安い」銀行を選ぶ必要があります。
銀行に預けている(=貸している)のにお金が減る、なんてよく考えると理不尽ですよね。
ましてや多くの銀行はそういった手数料を含む売上で大きな利益をあげている。意味がわからない。
そこでこの記事でオススメしたいのは、今すぐにメガバンクから住信SBIネット銀行に乗り換えることです。
これらの銀行を知らない、使っていない方は、絶対に読んだ方が良いと断言します。
利用しているかしていないかで、今後の収支が数千円、数万円と変わってくる可能性がありますよ。
この記事では、ネット銀行に乗り換えるべき理由を①「手数料」、②「金利」、③「信頼度」の観点で具体的に説明します。
メガバンクを普段使いにしている場合、年間どのくらいのお金が取られているのか?
Calculating Financial Figures Video / Dave Dugdale
メガバンクとネット銀行を比較する前に、普通にメガバンクを使っている場合、どれくらいの金額がマイナスとなっているのか計算してみましょう。
例として、私が新卒入社当初、会社指定の某メガバンクに支払っていた手数料を考えてみます。
ATMからお金を引き出したいときというのは、何らかのイベントがある場合が多い。
つまり、飲み会前や土日に引き出すことが多い=時間外手数料を取られやすい、ということ。
私も、週に1回は手数料105円を払って引き出しをしていました。
また、家賃が振込み方式だったため、毎月630円(他行宛て、3万円以上の定額自動送金)も併せて支払っていました。
以上を1年当たりで計算すると…
ATM引き出し手数料:105(円)× 52(週)= 5,460(円)
家賃の振込み手数料:630(円)× 12(ヶ月)= 7,560(円)
5,460 + 7,560 = 13,020(円)
想像以上に高い……!少しずつ減るので気付きにくいですが、こんなに取られているとは。
私も計算してみてびっくりです。
ちなみにこの13,020円、普通預金に100万円預けたときの利息(10円)でいうと1,302年分に相当します。
以上は極端な例かもしれませんが、ほとんどの人が年間で数千円くらいは取られているはず。
こんなバカ高い手数料、もう払うのはやめにしたいですよね。
ネット銀行を活用することで、こういった手数料をかなり減らすことができます。うまくやればゼロ円にすることも可能。
私も、ここ10年以上普段使いの銀行に手数料をいっさい払わずに利用できています。
メガバンク(都銀)とネット銀行の比較
ここでは、銀行の中でも最大手のメガバンク・三菱UFJ銀行と、私がいつも利用している住信SBIネット銀行を例にとって比較していきます。
① 手数料:ネット銀行は手数料を無料にしやすい
まずは、手数料について比較してみましょう。。
ATM引き出し手数料と、振込み手数料の2つについて比較していきます。
【メガバンク(三菱UFJ)の場合】
・ATM引き出し手数料
銀行の本支店では、平日8:45〜18:00は無料。それ以外は110円。
その他の提携ATMでは、平日8:45〜18:00は220円。それ以外は330円。
毎月25日・月末日のみ8:45〜18:00も無料、それ以外の時間帯は110円となります。
給与や年金の受取口座にしておけば、月2回のみ無料に。
・振込み手数料
同じ銀行同士であれば無料。
他行宛ての場合は、3万円未満が154円、3万円以上は220円の手数料が必要。
【住信SBIネット銀行の場合】
・ATM引き出し手数料/振込手数料
セブン銀行、ゆうちょ銀行・イーネット(ファミリーマート、ミニストップ、スリーエフ等に設置)、ローソンATM、イオン銀行でランクに応じて無料回数が付与されます。
スマートフォンアプリ(スマート認証NEO)をインストールしてログインするだけで、ATM手数料・振込手数料ともに月5回は無料になるので、非常にかんたんな条件で無料になるのがありがたい。
また、定額自動振込サービスでも、上記の振込手数料が適用されます。
平日夜間、休日だと手数料を取られるメガバンクに対し、住信SBIネット銀行の場合、ほとんどのコンビニATMとゆうちょ銀行を一定回数まで無料で利用可能。
- 参考:普段使い最強だった住信SBIネット銀行、スマートプログラム(ランク制)導入。運用見直しが必要かも
メガバンクも、優遇プログラムを利用すれば何とか住信SBIや新生と同レベルのサービスを受けられますが、条件は「500万円以上の運用資産」「住宅ローンの利用」などハードルの高いもの。
そもそも金利も低い(後述)メガバンクに、それだけの資産を託してまで利用する価値があるんでしょうか。。。
以上、メガバンクに比べ、住信SBIネット銀行が圧倒的に優れたサービスを提供していることに疑問の余地はありません。
② 金利:ネット銀行のほうが全体的に高い
手数料に比べれば微々たるものですが、一応金利についても比較しておきましょう。
【メガバンクの場合】
普通預金:年0.001%
定期預金(100万円未満、1年):年0.003%
【住信SBIネット銀行の場合】
普通預金:年0.001%
SBIハイブリッド預金:年0.01%
定期預金(100万円未満、1年):年0.02%
2024年2月時点で普通預金金利は同じになっていますが、住信SBIネット銀行だと普通預金から移動自由な「SBIハイブリッド預金」で金利10倍。
定期預金も、約6.7倍の金利差があります。
また、他のネット銀行だとあおぞら銀行BANK支店が普通預金で金利0.2%、定期預金5年もので0.4%とかなり高めの金利になっています。
利息狙いの方にはおすすめ。
③ 信頼度:ほぼ変わらない
なんとなく「メガバンクだから潰れないだろうし、安全・安心なはず」と考えていませんか?
その認識は、ほとんどの人にとってはあまり意味がありません。
まず、メガバンク・ネット銀行にかかわらずすべての銀行の預金には預金保険制度というものがあり、当座預金や利息のつかない普通預金は全額保護されます。
また、定期預金や利息のつく普通預金も1金融機関につき1,000万円までは戻ってくる。
たとえ明日これらの銀行が破綻したとしても、1行あたり1,000万円を超える預金を持っている人でない限り心配する必要はないんです。
預金保険制度により、当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は、全額保護されます。
定期預金や利息の付く普通預金等(一般預金等)は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。
預金保険制度:金融庁
預金保護以外の部分でも、「大手=安心」という方程式は崩れつつあるのも確か。
たとえばメガバンク大手3行の一角であるみずほ銀行は、何度もシステム障害を起こして利用者に不便を強いています。
インシデントが発生した際、企業にとって重要なのは、迅速で顧客目線を持った情報開示だという。
その事実を世に知らしめた顕著な例が、みずほ銀行のシステム障害における情報開示である。同行は2021年2月から2022年2月までの約13カ月間に合計11回のシステム障害を起こした。
みずほ銀行に足りなかった「顧客目線」、大規模システム障害での情報開示に学ぶ | 日経クロステック(xTECH)
他のサービスや製品でも言えることですが、「大手=安心」という認識は改め、きちんと比較して選ぶことが大事ですね。
まとめ
私の場合、住信SBIネット銀行を活用することで「新卒入社当初に払っていた手数料:13,020円」がゼロに。
メガバンクや地銀にも銀行口座は持っていますが、もっぱら税金や共済の引き落とし専用で、ふだんはまったく使っていません。
この記事の趣旨を最後にもう一度まとめると、以下の通り。
- 「メガバンクより手数料、金利において優れており、信頼性も変わらない銀行があるなら、そっちを使おうよ!」
もちろん、仕事上の取引やローン等の兼ね合いでやむを得ない場合は仕方ないですが、ふだんお金を引き出したり他行に振り込む用途であればネット銀行のほうが断然いい。
なぜ、このような記事を書いたのか。
それは「サービスの優れた企業が栄えてほしい」という想いがあるからです。
(少なくとも今回比較した点において)明らかに劣るサービスを提供しているメガバンクが、知名度と大企業との取引を背景に巨額の利益を得る。
利用者はそんなメガバンクに、少しずつ手数料という形でお布施をしているんです。
私はそれがどうも納得いかない。
多くの人がこのサービスの違いに気付いて銀行を乗り換えれば、当然メガバンクの預金額が減る。そうなれば、メガバンクも手数料等のサービスについて考え直さざるを得なくなってきます。
そうやって、全体のサービスレベルが上がってくれば素晴らしいことだと思いませんか?
今回紹介した情報をもとに、もう一度「銀行」について考えてみてはいかがでしょう。
銀行を選ぶことで節約できるなら、使わない手はありませんよ!
メガバンはサブ口座として持っておくのはいいと思います。(ネット銀行だと引き落としに対応していないなどありますので)
通販で振込みしか対応していないところでは、振込先にメガバンを指定していることもあり、オークションでもメガバンやゆうちょを持っているひとが多いです。
普通預金などの流動性の高い資産(というより現金)はネット銀行で保持し、引き落としや同銀行振込みのためにメガバン、という形がベターかと思います。
>aaa さん
確かに、会社指定や海外からの振込、通販等ではまだまだ住信SBIや新生などのネット銀行が対応していない場合も多いようですね。
私も実は、OB会費の支払用にメガバンク口座は残してあったりします^^;
コメントありがとうございました!
住信SBIはSBIホールディングス株(銘柄コード 8473)を持ってれば
月10回まで振込無料になります(手続きが必要ですが)。
https://contents.netbk.co.jp/pc/help/help_other_kabunushi.html
今日の株価だと最低振込手数料の80回分ぐらいで買えるので、
人によってはよりお得なはずです。
振込が多い人にはお得な情報ですね!ありがとうございます。
新生銀行の定期預金で年利0.03%と記載していますが、0.27%のものもありますよ。
http://www.shinseibank.com/powerflex/yen/yen_2wee…
指摘どうもです!今回は手数料メインで預金は通常プランのみの紹介でしたが、こんな良さげな預金もあるんですねー。