初音ミク Wiki

作詞：Lumo

作曲：O2RISE
編曲：O2RISE
唄：鳴花ミコト

曲名：『DECIDE』

繰り返し描く空想
雑音(ノイズ)混じりの古びた情景(キャンパス)を
眺めてはただ崩れ行くのを
今日もまた見ていた
どうして？

過去(シアワセ)を望む日々など
とうに過ぎ去ったと
漏れ出た哀しみを掬っては
ただ吹かれ行くのを
力なく眺めている
足掻いている人類(ヒト)の薄汚い欲望も全部真実(ホントウ)だって
そこに嘘はないって
現在(イマ)が叫んでいる
それでもaspiration捨て去れぬ理想論
私の想定(ユメ)は痛みを伴って

覗いた世界の灯(アカリ)は
いつの間にか消えていた
記録(イメージ)の現実(サキ)は荒れ果てた風景で
世界の心は残酷なまでに
隠せない傷痕を
抱えて嗤った(あざわらった)
打ちのめされた孤独の中
光などとうに消えたのか？
痛くて、辛くて、挫けそうになっても
何度も　何度も　傷つけられても
それでも前へ歩み続ける者は
何を秘めているのか？

感情の咆哮。慟哭、立ち止まって苦悩。
嗚呼、存在の証明。情動の価値、未だ不鮮明。
欠けた歯車(ピース)。埋められぬ解答、理解不能。
反復(ループ)する問答、私の意義。

譲れない意志(オモイ)がぶつかり合い
痛みを生んでしまう　それを恐れてる
奪い合っている
回路(ココロ)の中Reflection
そこにある(オモイデ)に
答えを求め彷徨う
栄光想起 感傷時を 無意味と
偽りの"アイ"だと
悪は嗤った(あざわらった)
打ちのめされた孤独の中
哀しみも意味を失くすのか？
痛くて、辛くて、挫けそうになっても
何度も　何度も　傷つけられても
それでも前を見据え歩む者は
何を求めているのか？

目を開いた誰もいない世界は
思い描いた未来とは違っていた
それでも尚、「嘘だ」と思えなくて
あの日々には確かな意義を
少しも無駄なんてないって そう感じているの

痛み、苦しみ。嘆きの叫びばかり木霊するこの世界で
それでもほんの少しの笑い、
喜びを確かに感じたから
世界の真実(ホント)なんて
どうだっていいの
想定(ユメ)の続きは
記録(オモイデ)のように
下を向くのは終わってからでいい
また何も為してないから
痛くて、辛くて、挫けそうになっても
何度も　何度も　傷つけられても
それでも私は諦められずに
今 ここで 叫んでいるの
後悔に飲み込まれそうになっても
諦めない想いこそが
私が生まれた意味だろう？
歩みはもう止めないよ
解答(コタエ)を探し出すよ