コーディングについて
1.旧式のHTMLを使用する CSSレイアウトは使用しないで、安全で旧式のテーブルレイアウトを使用する。
※float、positionなどは非対応、widthやmarginの解釈が間違ってるクライアントが多い
2. スタイルは、インラインで指定する head部分のスタイル指定を無視するメーラーがあるので、CSSはインラインで指定する。
※もちろん外部スタイルシートも危険
3. 背景画像に頼った[[デザイン]]にしない &bold(){背景画像が表示されない場合がある}ので、表示されなくても破綻しないデザインにする。 4. 画像は表示されないものと考える &bold(){画像が表示されない場合でも、情報が伝わるようにデザインする。} 5. 画像には、altを設定する 画像が表示されない場合、altに記述したテキストで情報を伝えられます。 6. パス指定は、絶対パスを使用する 画像のパスは、http://から記述します。
※もちろんURLも。最後にローカルで開いてもすべて表示されることを確認する癖をつけること
背景はtable要素のbackground/bgcolorで指定するのが無難
ただしOutlook2007では背景画像いっさい使えません!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061031/252271/
ただしOutlook2007では背景画像いっさい使えません!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061031/252271/
7. ファイルの容量は、小さくする 容量が大きいとスパムメールになる場合があるため、可能な限り小さい容量にする。
※ソース中の改行やスペースを取るなど小さな努力が必要。
8. フラッシュやフォームは、避ける フラッシュやアニメーションGIFは、ファイル容量を大きくします。 フォームはセキュリティフラグを出すか、動作しません。
※Flashは表示できないクライアントがほとんど。Outlook2007ではかなりのhtmlタグ・属性が使えなくなっている
9. より小さいスペースでもよいデザイン デザインの幅は、少なくとも800px、できれば750px以内を目安に設計します。
※実質的には幅650pxくらいまでがいいのではないかと思われる(ノートPCで2カラムのメーラを使う環境を想定するとその辺がギリ)
引用部分:HTMLメールの制作時に気をつけたい9つのポイント(コリス)
http://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/879.html
http://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/879.html
- 日本語の場合、文字コード、改行コードは配信システムに依存するので要確認。手動で配信する場合はiso-2022-jp(JIS)、改行コードはCR/LF
- DTDはHTML4.01で。XHTMLは正しく解釈されないことがある
- 国内主要メーラで必ず表示確認すること。OutlookExpress,Thunderbird,Becky!あたりは必須。
テキストパートも用意する
- multipart/alternative方式で配信すれば、htmlメールを受信しない設定にしている人にはテキストパートが表示される。
意外と厄介なのがWEBメール
参考:CSS support in email clients
http://www.campaignmonitor.com/css/
http://www.campaignmonitor.com/css/
- 上記の表を見るとわかるように、特にGmailは外部CSSの読み込み、headへの記述共に使えない。でも最近は使ってる人多いし、対応したい。
- backgroundなど重要なプロパティも一切使えない。背景画像で装飾したい場合はtableのbackground属性を使う
- スペーシングはsp.gif(名前は任意。透明で1px*1pxのgif画像)を使うのが一番安全。
- width,height,margin,padding,border辺り無視されることがあるので注意
- valid志向の人は発狂しそうになるけど、グッとこらえること。
- WEBメールに対応する場合、tableレイアウトかつCSSはすべて(aタグも含め)インラインで記述する
- gmailで隙間が空く問題
背景画像を指定しているセル、画像だけが入っているセルで隙間があく。
font-size:0; line-height:0; vertical-align-bottom;
を指定し、ソースの改行やスペースをとると解消される。
アクセス解析も忘れずに
- imgタグで計測
- クリック数を計測する場合はリンクをすべて計測用URLに置き換える
検証
自分で検証する場合
- ブラウザで表示させたhtmlを全選択
- gmailでhtmlメール編集画面に貼り付け
- 送信