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Multi Style NX

次世代のグローバルスタンダードのブログへ。PC・ガジェット・ゲーム・アニメ関係の話題を中心に取り上げています。

【旧版から買い替え】バッファロー版nasneレビュー

やばい・・・やばい・・・。

6年前のPS4 Pro購入時に購入したことだけ報告したnasne当時記事)さん、アフターサービスが7月25日に終了し、2027年7月以降にはテレビ番組の視聴・録画もできなくなるとのことです。

Amazonブラックフライデーセールでセール価格(15%オフ)になっていたので、バッファローnasneを購入してみました。

今更感が強いと思いますが、せっかくなのでレビューしていこうと思います。

というか、何気に初めてのHDDレコーダーレビューですね。(そもそも、ガジェット系目当てではあまりやってる人いませんし・・・)

開封と内容物の確認

今回、Amazonで購入しましたが、環境に配慮した簡易包装パッケージで届きました。nasneに限らず、精密機器はダンボールで送って欲しいと思います。緩衝材があるから大丈夫ですが、流石に心配になります。

パッケージです。

まあ特に言うことは何もありませんが、トルネフと言うキャラクターがソニー時代から継承されているのは個人的にはかなりポイント高め。PS4nasneアプリだと起動時に毎日、一言喋ってくれるので可愛いです。

nasneは元々、バッファローの製品ではなくSIE(さらに遡ればSCE)の製品でした。2019年にSIEが生産終了を告知し、2020年にバッファローが発売を継承すると発表し、翌年2021年3月に発売を開始し、今日に至ります。

2012年から発売されていたので、ロングセラーで結構、愛好家も多く、私もかなり愛用しています。

パッケージ背面。

レコーダーとしてのみならず、DLNAクライアントの一部やnasne HOMEについても事細かに書かれています。

付属品のmini B-CASカードです。

実物を見るのはこれが初めてですが、SIMカードみたいな大きさに変わってしまって、無くしそうなので、これはマイナスポイントですね。

あとはNHKのBS機器設置確認メッセージ削除用の葉書付きの紙が付属。

私はネットでやるので不要ですが、こういう一手間もふた手間もかかるようなことをするのは本当にやめてほしいです。知識がない人から見たら、「めんどくさい」で終わりですから。

nasne本体です。

エンボス加工でBUFFALOロゴとnasneのロゴが印刷されている以外は先代と変わりませんね。と言うか先代はここがSONYロゴでした。

nasne側面部の端子類。上からLAN、USB 2.0ポート、アンテナ、DCプラグです。

2012年の筐体設計を流用しているので、USB 2.0という時代錯誤な設計です。今、令和なんだけどなぁと思ってます。ちなみにUSB 3.1 Gen1(旧USB 3.0)以上だと端子の色が青になっているので、そこで判別しています。

USBポートは外付けHDD・SSDの接続用に使います。YケーブルタイプのHDDは恐らく構造上、非対応だと思われます。

もう片方の背面のランプ類。電源、みまもり合図ランプ、録画ランプ、IPステータスランプ、HDDアクセスランプの5つ。

みまもり合図ランプは旧版にはなく、内蔵HDD、外付けストレージ(バッファロー製のみ対応)の状態がわかるというものです。

みまもり合図については後で解説します。

あとは内蔵HDDの容量が旧版の1TBから2TBに増強されています。

nasne HOMEで細かく設定

一般的なレコーダーといえば、テレビ画面での操作が基本ですが、nasneNAS機能やDLNA機能があるため、基本的にはnasne HOMEで設定することになります。

nasneの底面にあるファイルサーバー名をWindowsエクスプローラー(MacのFinder)からアクセスするだけで使えます。

これがnasne HOMEの基本画面です。基本的にクリックすれば展開する仕様なので、操作は楽。

ソフトウェアアップデートもここからできます。ワンクリックですぐにダウンロードとインストールまで行けるのは正直かなり楽です。

今回は旧型からの買い替えなので、お引越しダビング機能でダビングします。まずはダビング元の指定から行います。

ちなみにnasneからnasneのダビングしか対応していません。

ダビングする内容の確認を行います。

6年分の番組があるので(883.2GB)、ダビング時間に3日21時間40分かかります。(これを書いてる時点でも実は終わっていません)

ちなみにバッファローから「お引越しダビング」のアプリがWindowsiOSAndroid向けに配布されているので、その方法で引っ越しをすることも可能です。(ただしメルコIDが必要です)

ちなみに

補足しておくと、nasneDLNAクライアントとしての機能もあるので、DLNA機能に対応したテレビなら無償で見れます。

PCからの場合はソニー製「PC TV Plus」からの視聴が便利。ただし、1台4,400円と高いです。わたしは3,300円時代に購入しましたが、かなり操作性は充実しているので、不満は一切ありません。

あとはソニーのBDレコーダー用アプリ「Video&TV Side View」(AndroidiOS)にも標準で対応し、torne Mobile(AndroidiOS)にも標準で対応しています。

機能的にはどちらも大差はないので、片方入れておけば問題はないと思います。